ハグロトンボ (Colopteryx atrata)  60mm
 
2002.7.6 世田谷区多摩川河川敷
オハグロトンボのほうが、私には馴染みやすい。私が子供の頃、世田谷区内の多摩川でよく見かけた。一時期、そこから姿を消したが、また増えてきているようだ。水質も昭和40年代に比べれば、かなり良くなってきている。魚も当時より(世田谷区内で)増えているものとして、天然ではアユ、ウナギ、ナマズ、カマツカ、ニゴイ、マルタウグイ、ウグイなどが挙げられる。放流や、人為的な移植で増えているものは、コイ、スゴモロコ、イトモロコ、ブラックバスなど。当時とあまり変わりがないのが、オイカワといったところか。
 
 
 2016.7.24 文京区小石川植物園
そもそも、河川の中流域に生息しているトンボである。 小石川植物園では湧き水がチョロチョロ流れる程度の小川(というより湿地)しかないが、ここで生まれたのだろうか?
もちろん小石川植物園では初見である。 
 
 
 2017.6.10 練馬区石神井公園
上記のように、ハグロトンボは河川中流域のトンボというのが、私のイメージだったが、小石川植物園にも、この石神井公園でも見つけることができた。