ミヤマカラスアゲハ (Papilio maackii) 100mm
2002.7.6 八王子市裏高尾町
街道沿いを流れる渓流の反対側のコンクリートの護岸にこの蝶はいた。「お、カラスアゲハか、」吸水に夢中なため、近づいても逃げないだろうと確信したが、近づくには渓流を渡らなければならない。足が濡れてしまうが、「う〜む、まあ、いいっか。」思った通り、カメラを近づけても全く逃げる様子がない。十分に撮ったあと、ふと、閉じた後翅の裏側を見ると、何と白い帯がある。 「ミヤマだ。」いつかは写真を撮りたいと思っていたが、カラスアゲハをさしおいて先に撮ってしまった。
2006.9.2 奥多摩町鷹ノ巣山
ここは標高1700m以上、やはり蝶相が違う。裏高尾ではミヤマカラスを見つけられればラッキー、まして写真に撮れたら超ラッキーだが、なんと、ここはミヤマカラスばかりで、カラスアゲハを見つける方が難しい。日帰り登山のため2時間程度の撮影時間だったが、思う存分ミヤマカラスの姿を堪能してきた。でもこの登山きつかった。
2014.8.23 奥多摩町日原林道
やはり、この蝶は何度見ても美しい。この日、キベリタテハとエルタテハを求めて日原に来てみたものの、結局、この2種類には出会えず。ただ、帰り間際に出会ったこのミヤマカラスアゲハに30分ほど付き合ってもらった。 充分に満足した1日だった。
 
 
 2016.5.5 八王子市裏高尾町
春型のミヤマカラスアゲハ。 翅の表側の写真を撮りたかったが、叶わなかった。
 
 
2016.5.22 八王子市裏高尾町
2016年は裏高尾町にてミヤマカラスアゲハの個体数が比較的多かった。
翅の表側を撮りたくて、飛翔中のこの個体にシャッタ−を押しまくった。 
 
 
 2016.5.22 八王子市裏高尾町
この色合いが何とも美しい。
 
 
2016.9.10 奥多摩町日原林道
メスのミヤマカラスアゲハ。 オスも綺麗だが、メスのこの色合いも何とも言えない美しさがある。