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礼  拝

 教会は、信仰を与えられ、信仰が強められ、また信仰者の務めが何であるかを示されるために、いろんな集会をもっていますが、その中心となるものは、「礼拝」です。
 礼拝では、神への讃美、聖書朗読、神の御言葉の説教、祈り、信仰の
告白献金等、が行われます。これらはみな、私たち人間がなす行為ですが、それらを通して、今も生きて働いておられるキリストとの出会いが与えられ、神がキリストの十字架と死からのよみがえりを通して約束して下さった救いの恵みが明らかにされてきます。
 「礼拝」という言葉は、本来、奉仕という意味を含んでいます。これは、もちろん、私たちが神に奉仕することを意味しますが、キリスト教ではむしろ、神が私たちの救いのために、イエス・キリストを通して仕えて下さったことが示されることが重要です。
 この礼拝は、日曜日に行われます。それは、イエス・キリストが死から復活された日が日曜日であることを記念するという意味があります。私たちに与えられているすべての日は、神からの恵みの日であり、また神に仕える日なのですが、教会は、特に、日曜日を「主の日」、「聖日」として神のためにとっておき、礼拝を守るようにしています。
 信仰を求めようとする人、キリスト教について知ろうとする人は、まず何よりもこの礼拝に参加し、イエス・キリストがどなたでいますか、キリストの救いの御業が自分にとってどういう意味があるかを知ることから始めて下さい。きっとあなたに対するキリストの招きの言葉をそこで聞きとることができるでしょう。




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