前田医院 小児科・内科

maeda pediatric & internal medicine clinic

916-0047 福井県鯖江市柳町1丁目7-12  phone (0778)51-0585 fax (0778)51-8660

携帯電話はこちらから   in English    電話受付および電話予約も受け付けています。 

ご意見、ご質問はこちらへどうぞ。  最終更新日時 2011年 5月 2日 (月)

診療時間(受付)   電話受付および電話予約について  当院の診療方針(小児科) 

当院で使用している医療機器  急に熱がでた場合は(小児科)  発熱時の対処や解熱剤の使用の仕方(小児科)  

予防接種について(小児科) 保育園、幼稚園での園内感染の予防には(小児科) 

時間外、休日、夜間診療について(小児科)  筆者のプロフィール リンク  当院の住所

診療時間(受付)

診療時間(受付)
8:30-12:30
2:30-6:30
4:00-6:30
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ただし、水曜日または金曜日が祝日の場合には木曜日の午後は通常どうり(2:30-6:30)診療いたします。

予防接種は診療時間内ならいつでも受け付けています。一般の患者さんとは別の予防接種の部屋(乳児健診と併用)で待っていただきます。

乳児健診はなるべく月、火、水、金の午後の早い時間の電話予約にてお願いいたします。また他の時間になっても乳児健診はなるべく電話予約にてお願いいたします。

午後の診療は6:30まで受付しておりますが、当院の看護師の勤務体制上なるべく5:00までに来院してください。

休日当番日の場合は、午前は 9:00-12:00、午後は 3:00-5:00 に診療いたします。

電話受付および電話予約について

来院する前に自宅から電話で受付をしてしまう電話受付(再来のかたのみ)をしています。待ち時間をお教えいたしますので。待ち時間に合わせて来院してください。(初めてのかたは、時間指定の電話予約をご利用ください。)

電話受付の時間は午前8:30〜12:15と午後2:30〜6:15です(木曜日の午後は4:00〜6:15)。

時間指定の電話予約(初めてのかた、乳児健診、再来のかた)もしています。(当日予約)

来院時に受付に「電話受付(電話予約)しています。」とお伝えください。 

当院の診療方針(小児科)

一般の病気の他に、乳児健診にも力を入れています。乳児健診ではすべての赤ちゃんに心臓エコー、腹部エコー、股関節エコー検査をしております。とくに、股関節エコー検査は赤ちゃんをレントゲンに被爆させることなく病気の早期発見ができます。とくに赤ちゃんの股関節の病気である臼蓋形成不全、股関節亜脱臼、股関節脱臼は生後6か月までの早期発見が大切です。

乳児健診および予防接種は小児科の診療時間内であれば随時受け付けていますが、一般のお子さんとは違う乳児健診および予防接種室で待っていていただきます。また、みずぼうそう、おたふく、麻疹、風疹、溶連菌感染症などの感染性疾患が疑われる場合には、2階の感染症室(2つのパーティションにわかれています)で待っていただきます。

全国的に5才以下の乳幼児の耐生菌(抗生物質が効きにくい菌)の増加が深刻化してきています。抗生物質が必要のない風邪などのウイルス性疾患に抗生物質を乱用しますと耐生菌が増えてきます。そうならないために、とくに病気になりやすい乳幼児および学童期のお子さんにはウイルス性疾患(抗生物質の必要のない病気)と細菌性疾患(抗生物質の必要な病気)を区別して抗生物質の投与を決めています。

当院で使用している医療機器

自動全血球およびCRP測定器-----白血球などや、炎症反応を5分で測定してくれます。病気の重症度やウイルスによる病気(抗生物質が必要がない)か細菌による病気(抗生物質が必要)かの判断に困った時に助けになります。

カラードップラー超音波断層装置-----心臓や腹部の病気の診断の助けとなります。また赤ちゃんの股関節の病気の早期発見にも働いています。

空気殺菌装置(待合い室にあります)-----オゾンとUVにて空気中の殺菌だけでなく、インフルエンザなどの空気中のウイルスもやっつけてくれます。待合い室での空気感染の予防に働いています。

その他、レントゲン、心電計、尿検査機器などがあります。また、溶連菌、アデノウイルス、RSウィルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルスの迅速検査キットもそろえています。

急に熱がでた場合は(小児科)

診療時間が終わった後に、急に熱がでたからといってあわてる必要はありません。喘息が出てつらがっているとか、痙攣を起こしているとか、お腹をすごく痛がっているとかという以外なら、熱でつらがっているという程度なら、たいがいはウイルス性疾患(いわゆる風邪)で翌日には熱が下がってくるか、下がる傾向にあります。翌日になっても熱が下がる傾向になかったら、診察にくればよいです。ただし、3か月未満の乳児の場合はただ熱がでたというだけでもかなり重症ということが多いので、早急に受診してください。

発熱時の対処や解熱剤の使用の仕方(小児科)

乳幼児、小児では、軽い風邪や扁桃炎でも容易に39度や40度以上の高熱になります。ですから高熱がでたからといってすぐにあわてる必要はありません。

41度Cまでの発熱が脳に影響をあたえることはないため、発熱時はできるだけ薄着にして、タオルケットなど汗の吸収しやすいものを掛けてあげてください。冬でもその上に薄めの布団を掛けてあげるくらいにしてください。また部屋は頻回に換気してあげてください。解熱剤がなくてもあわてることはありません。

乳幼児の解熱剤の使用は、特に熱のために呼吸困難があるとか、不穏状態が激しいとかいう場合以外は、39度以下での使用は避けてください。また比較的元気なら41度まで解熱剤を使用しなくてよいです。解熱剤の使用の間隔はなるべく8時間以上あけてください。8時間以内に熱が上がってきてもなるべく次の使用時間まで待ってください。

熱のために脳に障害をもたらし始めるのは42度と言われています。ですから41度までの熱が上がっても心配する必要はありません。41度を超える場合(そんなことは滅多にあるものではありませんが)は至急解熱剤を使用すると同時に髄膜炎や脳炎などの重篤な病気を疑う必要がありますので早急に受診してください。

水や氷水、アイスノンの使用、水や氷水に濡らしたタオルで体を拭くことは、ふるえや悪寒を誘発させることになりますのでやめましょう。人間の体温中枢は、皮膚の温度が下がると体温を上げようと働きますので、かえって体内では熱を上げることになります。また体を拭くときは30度ぐらいのぬるま湯を使用してください。

熱性痙攣をいままでに起こしたことのある乳幼児は、痙攣予防の座薬を38度Cを目安として早めに使用してください。解熱剤を使用すれば痙攣を予防できるというものではありませんので、解熱剤は必要と思われるときに使用してください。

発熱時は脱水症になり易いため、乳幼児イオン飲料水、スポーツドリンク、湯冷ましなど水分を頻回にあたえてください。

座薬は溶けて吸収されるまで約30分かかります。形のある座薬がすぐに(排便などで)肛門から出てしまった場合はすぐにもう1度いれなおしてください。しかし、もう溶けて形がなくなっている場合は、1時間くらい待って解熱傾向がみられないようならば、あらためて1回分追加してください。

昔の人は高熱がでると、頭が変になると言ってあわてて熱を下げようとします。しかし、昔、高熱で頭が変になると言われたのは、そのほとんどが髄膜炎や脳炎によるものです。髄膜炎や脳炎では長く高熱が続くためそう言われたのです。41度を超える場合には高熱による脳への影響も考えなければなりませんが、41度までの熱でしたら熱のために頭が変になることはありません。解熱剤には解熱作用の他、沈痛鎮静作用がありますが、病気自体を治しているのではありません。解熱剤にも頻度は少ないですが、いろいろ副作用がありますので安易に解熱剤に頼って過剰投与にならないように気をつけましょう。

また、高熱が続く場合には早めに再受診しましょう。

<解熱剤の乱用は危険であるということを認識しましょう。>

解熱剤は熱を下げてはくれますが、生体防御能力も弱めてしまいます。ウイルスは熱に弱く、せっかく体が熱を出してウイルスと戦っているのに熱を下げてしまっては、ウイルスに付け入れられてしまいます。また解熱剤は程度の差こそあれ、脳の細胞膜の防御機構を弱める作用があるため、ウイルスの脳への攻撃に対する防御力を弱めてしまいます。インフルエンザ脳炎で死亡する例が日本で多いのは、解熱剤を多用するためではないかと言われています。ただ、解熱剤には沈痛、鎮静作用もあります。高熱によって体力が消耗されると判断した場合や高熱による脳障害が疑われる場合(高熱による脳障害が始まるのは42度と言われ滅多にあるものではありませんが)、呼吸困難や不穏状態が引き起こされる場合は使用してもかまわないと思われます。

予防接種について(小児科)

予防接種の間隔は予防接種の種類によって異なりますので上手にスケジュールをたててください。

ワクチンは不活化ワクチンと生ワクチンにわけられます。不活化ワクチン接種後は1週間あければ次のワクチンを受けられますが、生ワクチン接種後は4週間あけなければ次のワクチンが受けられません。続けてワクチンを受ける場合には不活化ワクチンを先にすることをおすすめします。

不活化ワクチン ----- 三種混合(二種混合)、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン

生ワクチン ----- ポリオ、BCG、MR, 麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ

例)三種混合、MRワクチンが重なった場合は ----- 三種混合1期1回目、1週間あけてMRワクチン、4週間あけて三種混合1期2回目、3週間あけて三種混合1期3回目と受けていきます。

BCGは生後3か月から6か月の間に受けてください。6か月の誕生日が過ぎると自費になるので注意してください。

いろんな場合がありますので、その都度おたずねください。

鯖江市では、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンが助成されることになりました。

当院では同時接種をおこなっています。

理想の予防接種のスケジュールとして、以下のように計画してみてくだい。

生後2ヶ月目  ヒブワクチン1回目 肺炎球菌ワクチン1回目

生後3ヶ月目  三種混合1回目 ヒブワクチン2回目 肺炎球菌ワクチン2回目

生後4ヶ月目  三種混合2回目 ヒブワクチン3回目 肺炎球菌ワクチン3回目

その1週間後  BCG

生後6ヶ月目  三種混合3回目

1才  MR(麻疹、風疹)1回目

1才2ヶ月目  ヒブワクチン4回目 肺炎球菌ワクチン4回目

1才6ヶ月目  三種混合4回目

年齢あるいは個々のご都合によっていろいろなパターンが考えられますので、ご相談ください。

子宮頚癌ワクチンもおこなっていますので、ご相談ください。

保育園、幼稚園での園内感染の予防には(小児科)

集団感染の原因は、まだ完全に病気がなおっていないのに、集団に戻すために起こるのがほとんどです。集団感染の予防にはそれぞれの病気について気をつけましょう。

溶連菌感染症(猩紅熱)  潜伏期間2〜4日。解熱後2日目から登園可。

みずぼうそう(水痘)  潜伏期間2週間前後。すべての発疹が痂皮化するまで登園停止。接触直後72時間以内のワクチンは有効。

麻疹(はしか)  潜伏期間11日前後。発疹出現前のカタル期(かぜ症状)から発疹出現後5日まで伝染する可能性あり。感染力が非常に強くしかもしばしば重症化する。解熱後3日間は登園停止。園内に一人でも発症した場合、各児のワクチンの接種暦を(できれば母子手帳にて)確認するとともに、接種していない場合は早急にワクチンを接種する。(接触して72時間以内なら効果ありといわれているが、実際は48時間以内が望ましい)。生後6か月から1才までの園児の場合は、園内に一人でも発症した場合、全員一度麻疹ワクチンを接種してから改めて1才すぎてから接種し直す。

風疹  潜伏期間2〜3週間。発疹が消失するまで登園停止。

流行性耳下腺炎(おたふく)  潜伏期間18〜21日。耳下腺の腫脹が消失するまで登園停止。しかし腫脹が10日すぎる場合はその時点で登園可。接触直後72時間以内のワクチンは有効。

百日咳  潜伏期間7日。第4週まで感染の可能性あり。特有の咳が消失するまで登園はひかえる。

インフルエンザ  潜伏期間1〜2日。解熱した後2日間は登園停止。ワクチンは重症化の予防には効果ありと言われているが、毎年接種する必要がある。発熱後48時間以内なら、抗インフルエンザ薬効果あり。

アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱、プール熱)   病原は主にアデノウイルス3型または7型。高熱、咽頭発赤、結膜炎を約1週間認める。潜伏期間3〜6日。主要症状が消退した後2日経過するまで登園停止。

流行性角結膜炎(はやり眼)  病原はアデノウイルス8型。潜伏期間5〜7日。ウイルスは眼分泌物に排泄される。治癒するまでまたは園医その他の医師において伝染の恐れがないと認めた時まで登園停止。

手足口病、ヘルパンギーナ  潜伏期間はそれぞれ3〜7日および2〜4日。全身状態がよければ登園可。回復後も3〜4週間は糞便中にウイルスが排泄される。感染力はそれほど強いものではない。

伝染性紅斑(りんご病)  潜伏期間は17日〜18日と長いが、発疹出現期にはウイルスの排泄はない。登園可。

伝染性膿痂疹(とびひ)  膿痂疹の治療は必要であり、直接の接触を避けるように指導を必要とするが、通常は出席停止の必要はない。乾燥するまでプールは禁止。ただし直接接触が避けられないような状況にある場合は、乾燥するまで登園禁止にする。

伝染性軟属腫(みずいぼ)  プールの水を介して感染すると証明されたことはない。ただしビート板や浮き輪、タオルの共有はしない。出席の停止やプールの禁止の必要はない。

ウイルス性腸炎  ロタ、アデノ、小型球形のウイルスによるものが多く、年間を通してみられるが、冬に集中する。潜伏期間は1〜3日で、症状のある間はウイルスを排泄する。治癒するまで出席停止。

                

時間外、休日、夜間診療について(小児科)

福井県の嶺北地方で、時間外、休日、夜間も診療する小児科の24時間体制ができました。

月曜日--- 福井赤十字病院 (0776) 36-3630  

火曜日--- 福井済生会病院 (0776) 23-1111

水曜日--- 福井県立病院 (0776)54-5151

木曜日--- 福井赤十字病院 (0776) 36-3630 

金曜日--- 福井愛育病院 (0776) 54-5757  

土曜日--- 福井医大 付属病院 (0776) 61-3111

日曜日--- 福井県立病院 (0776) 54-5151

それぞれ翌日の午前8時まで診療を受付けてくれます。

筆者のプロフィール

前田利樹 ---1953年生まれ。金沢大学大学院卒。医学博士。1978年、金沢大学小児科勤務(小児科一般、小児循環器)。1984年、市立敦賀病院小児科医長。1986年、富田町病院(高槻市)小児科医長。1988年、 Greenlane Hospital (Auckland, New Zealand) 勤務。1990年、うえだ下田部病院(高槻市)小児科医長。1993年、同内科兼務(糖尿病、肝臓、循環器を担当)。1995年開業。2007年、福井県小児科医会理事。

リンク集

こどもの救急 ----- 時間外の診療を受けるべきか迷った時に役にたちます。

福井県医師会 ----- 今流行している感染症などの情報がみれます。

鯖江市医師会 ----- 休日当番医などの情報がわかります。

中村小児科医院 ----- 石川県石川郡野々市町の小児科の先生のホームページです。治療の方針がよく似ているので、よく参考にさせてもらっています。勝手にだまってリンクさせてもらっています。

かわむらこどもクリニック ----- 宮城県仙台市の小児科の先生のホームページです。おそらく日本で最初で最大の情熱のある小児科のホームページ。日本各地からの質問メールに熱心に答えられており、本当に頭が下がります。Q&Aコーナーの充実ぶりもすばらしいです。

塚田こども医院 ----- 新潟県上越市の小児科の先生のホームページです。当院の考え方とは異なることもありますが、Q&A コーナーがわかりやすく、熱心に患者さんの質問メールにも答えられています。

平谷こども発達クリニック ----- 福井市の小児科の先生のホームページです。多動症、運動情緒障害児の専門家です。

寺本耳鼻咽喉科医院 ----- 急性中耳炎や滲出性中耳炎でお悩みの方は必見のホームページです。分かりやすく解説してくれています。

Greenlane Hospital ----- ずっと以前に筆者がお世話になった病院。今は Starship Hospital に名称が変わりました。

マイクリニック ----- 全国ネットでいろんな病院、医院の情報が得られます。

当院の住所

当院の場所 ----- google マップを利用させてもらっています。

当院の場所 ----- マイクリニックで作っていただいた地図です。