私の思い
つらさ忘れる音楽会
昨年暮れ、胸が熱くなるクリスマスプレゼントをいただいた。
第28回を迎えたメサイアコンサートに指揮者の工藤先生、ソプラノの菅英三子さんをはじめ多くの関係者の皆様の厚意により招待されました。人工呼吸器を装着しているALS患者の私にとっては苦しいこと、辛いこと等を忘れることができたプレゼントでした。
工藤先生は「雪が降らなくて良かったですね。」と挨拶に来てくださり、そして、開演直前には「間もなくはじまります。長時間です。呼吸器の電源は大丈夫ですか」と心配してくれました。
呼吸器を装着しているALS患者さんがおられます。呼吸器の音もコンサートの一部です。の挨拶に目頭が熱くなった。工藤先生の腕が振られた途端、体温が急上昇して顔が火照り躰が熱くなり震えた。菅さんの声とアルト テノール バリトン 100人を超すメサイアを歌う会の声がある時は一体となり、ある時はそれぞれの声がホールの隅々に響き私の胸をズシーンズシーンと揺さぶった。感動をありがとうございました。
平成22年12月20日(月) 〜平成23年1月4日(火) 記
ALS患者に歌の贈り物 メサイアを歌う会が来月コンサート
全身の筋肉が徐々に衰える「筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症」(ALS)の患者らに音楽でクリスマスを楽しんでもらおうと、仙台市の「メサイアを歌う会」(柿崎六郎会長)が12月18日、青葉区の市青年文化センターで開くコンサートに患者とその家族らを招待する。コンサートは今回が28年目で、メンバーは「新たな気持ちを歌に込めて、プレゼントにしたい」と練習に励んでいる。
メサイアはキリスト生誕を祝って歌われるヘンデルの名曲。歌う会は東北で唯一、メサイアを毎年歌い続け、100人を超える市民有志の合唱は仙台の暮れの風物詩となっている。
歌う会が招待するのは日本ALS協会宮城県支部の会員たち。会話の力を失う患者に対するコミュニケーション支援や行政への要望活動、在宅で孤立しがちな会員の交流に取り組んでいる。
会員を招いたクリスマス演奏会は2年前まで11年間、仙台市出身のソプラノ歌手菅英三子さんがチャリティーで催し、患者と家族の楽しみになっていた。
菅さんに共感してステージに参加した歌う会メンバーも多く、その志を受け継いで「自分たちの演奏会を贈り物にしよう」と招待を決めた。
長年指揮者を務める工藤欣三郎さん(69)が協会県支部長で患者の和川次男さん(60)方=泉区=を訪れ、「寒い季節ですが、心から温まる音楽をぜひ聴いてください」と招待状を贈った。
和川さんの妻はつみさん(57)は「人工呼吸器を着け、行楽もままならない患者と家族にとってコンサートは最高の楽しみ。仲間たちに参加を呼び掛けたい」と話した。
メサイアは3時間を要する大曲。歌う会は今月初めからメンバーが練習に取り組み、今回は演奏機会が少ない全曲版に挑戦する。菅さんもソリストとして参加し、クリスマスの聖歌も披露する。
コンサートは18日午後2時から。前売り券は一般3000円、中高生500円。
河北新報 2010年11月28日日曜日
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私は身動きひとつできません。また、話すことも食べることもできません。自力で呼吸すらできないALS患者です。発症当時、40代だった私もこの5月に還暦を迎えます。勤めていたら定年退職です。よくここまで生きてこられたな、と家内に感謝です。その一方で、この間に多くの仲間が、力尽き旅立って逝きました。時の流れの現実を思い知らされました。救いなのは発症当時、高専、中学だった息子が社会人となり、それぞれ家庭を持ち家族も増えました。親としての責任を果たし、ああ、歳を取るのも悪いもんじゃないな。と思ったやさき、大切な人が遠いところへ逝ってしまいました。そして、恩義ある人も。やはり歳を取る共に嬉しいことも、楽しいことも、悲しいことも、辛いことも影のように一緒に付いてくるようだ。
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父ちゃん、俺来年還暦なんだよ。勤めていたら定年退職だよ。と今年も墓参りができた。あと何回でき 平成20年8月19日(火) 記 |
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私は身動きひとつできません。また、話すことも食べることも自力で呼吸すらできない重度障害者です。 |
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「ほら」、と安男は背中を向けた。 これは私のお気に入りの本の一場面です。 平成19年6月1日 記
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