その他・家主のひとり言

      いつもお仕事ご苦労様です。 (^-^)/ お元気〜

      季節の変わり目の体調はいかがですか? 私は、例年のごとく「あれ」が出て来ました!そうです「あれ」です。

      私こと(tel-tel)は「家主」であると同時に実は、(大地主)いや、「大主」だったのだ!   ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

      そこで今回は、ぐっと下の方に目を向けて 「痔の病気ってど〜よ!」

      あまり大きな声で話をしずらいのがこの病気デス。 でも、この辛さを誰かに知って欲しい、健康な人からすれば

      「あぁ そうなの ヘェ〜」で済まされてしまうけど、当人にとってはとても深刻な問題なのです。

      毎年、冬になると[切れ痔]発生! 日々便器を赤く染めつつ暖かくなる頃出てくるのが「あれ」です立派に成長した

      「いぼ痔]君です。これは辛い、だって出るんですよ 「ポコッ」って、大豆位の大きさですけど「ポコッ」って

      しかも、激痛と共に顔を出しやがるんだ、こいつは・・・・「ポコッ」ってネ・・・・・  (#゚Д゚)凸


 

 【Part.1】

      最初に「やつ」と遭遇したのは、もう10年くらい前になる。

      ビジネスホンの内線を向かいのビルの一室に設置すると言うことで、はしごを一人でかついで行き、登ろうとした時に

    「うん?」 何か変、あそこのあたりが何か変・・・・・・

   「痛て〜ッ」 何か刺さった? いや、この痛さは今までに経験した事の無い痛さだ、一体どうなってんだ?

      下に降りて、そっとお尻を触って見る、 「痛い!」 しかも何んか出っ張っている感じがする。

      雨がそぼ降る夕方のオフィス街の片隅で、ヘルメットをかぶり、雨合羽を着た一人の電話工事屋がお尻に手をやり

      一人、たたずんで居る。

      この姿を他の人が見たら、どう思うんだろうか・・・ 「あの人、うんこでもしたいのかしら?」

      「下痢かなんかで漏らしちゃったんじゃない?」・・・・・「はずかしい」

      これは、やばい、この格好はどう見てもまずいぞ、 ふと見ると、駐車場の隅に ジュースの空き缶を発見した

    「おおっ、これだ」 

      私は、ブロックの上にまたがるように座ると、その空き缶をさりげなくお尻の下に挟み込みぐっと体重をかけた。

   「う〜ん」 これはいい、痛みが和らいで来る。

      しばらくそうやってたら、何事も無かったかのように痛みが無くなって来たので、急いで作業に戻った。

      ・・・・その時は・・・・しかし 後日あの忌まわしい体験をするとは、誰が想像出来ただろうか。

 


 

 【Part.2】

   「痛い」 

      午前中の作業も終わりかけた頃、突然激痛が走った、そう言えば、昨日あたりからお尻がむずむずするような

      不快な感じはしてたけど夜、風呂に入ったらすっきりしたのでそのままほっといたのだ。

      手で押さえてもダメ、ヘルメットの上にしゃがみ込んで押し戻そうとしてもダメだった (空き缶も無かったし・・・

      そう! 「やつ」が顔をだしたのだ、 「俺を無視するんじゃねーよ」 と言わんばかりに強烈な自己主張!

      作業車に戻って横になって見たけどダメ、全然痛みが引かないのだ。

    「もう我慢出来ない」

      結局、仕事にならず、病院に行く事を決意、でも・・・・

    「どこへ行けばいいの」?

      内科? 外科? 産婦人科? どこなの? おせえて〜

      同僚に尋ねると、「バカ、そういう時は肛門科だろうが」  (肛門科)? あそうか確かどこかの病院の看板に

      (肛門科)って書いてあるのを見たような気がするけど、まさか自分が行く事になるとは夢にも思っていなかったのだ

      さっそく作業車に載せてあった電話帳で(肛門科)を探す・・・・・・・・・・・・・(こう言う時に電話屋さんは、都合がいい)

      その場でタクシーを拾って乗り込むと、後部座席で横になりながら運転手さんに、行き先を伝えた

   「 こ ・肛門科に行って下さい」   

      (運転手さん)・・・・・「えっ?」

      (私)・・・・・・・・・・・・「あっ、いえ ○△医院に行って下さい」

      あまりの痛さにかなり混乱している、それほど痛いのだ。 途中、バックミラーごしに運転手さんが話しかけて来た

      (運転手さん)・・・・・「お客さん、痔が悪いんですか」?

      (私)・・・・・・・・・・・・「ええ チョット」 ・・・・ (チョットどころではない、もう気が狂いそうなんだから

      (運転手さん)・・・・・「○△医院でしょ、あそこは有名ですから心配しなくても大丈夫ですよ」

      (私)・・・・・・・・・・・・「そ・そうなんですか」

      運転手さんの言葉に少し安心したけど、とにかく痛いのだ、病院に行けばこの激痛をなんとかしてくれるだろう

      早く・早く病院へ・・・・・「オネガイ」!!


 

 【Part.3】

   (ここはどこ)

      あまりの痛さ (ちょうど焼けた鉄の棒を肛門に突っ込まれた様な感じ) で途中の事はあまり記憶がないけれども

      今、私は硬い診察台の上に横たわっている。 男の人の声が・・・・ 「家主さん、ズボンを下げてください」

     「はっ」? あっそうか、この人が先生なんだ (ちょっとあのアニメの宮崎駿監督に似た風貌) ふと見ると診察台の

      反対側に二人の看護師さん(以降、看護婦さん)が立っている。

      一人は、40歳位の、見るからにベテラン風、もう一人はなんと、まだ20歳過ぎと思われる若い看護婦さんが・・・・・・

      痛みをこらえつつベルトを緩め、ファスナーを下げ・・(何んかはずかしい)・・・ズボンを脱ぐと

      (看護婦・40)・・・・・「はい、下着を脱いで横になって下さい」

     「えっ」 パンツも脱ぐの?全部? ここで?・・・だって [20・看護婦] さんも見てるんだよ  (ToT)

      でも冷静に考えれば、ここは肛門科、しかも痛い場所は ”肛門”そのもの・・・脱ぐしかないでしよツ

      観念してパンツを下げた。

      (看護婦・40)・・・・・「横を向いてひざを曲げてください

      ちょうど、体育館座りのままゴロンって横になった状態だ、 ちらっと先生を見ると、なんか指サックみたいのを装着

      しているのが見えた。

    「まさか」

    「うそでしょ」

      (先生)・・・・・・・・・・「はい、力を抜いてハーって息を吐いて下さい」 と言い終わる間もなく

   「グニュ」

    「イヤ〜ン」・・・ Y

  「痛で〜」!!

      今、入ってる、指が、男の指がおしりの穴に・・・・・・ ヒエ〜ッ

      なんだ!この激痛と共に沸き起こる複雑な感情は、もちろん気持ちがいい訳が無い、初めての体験で私の思考力は

      完全にぶっ飛んでしまった。

      すざましい激痛、なおかつ、恥ずかしいでしょう、この姿は、普段の生活の中では考えられない光景ですョ。

   「ぐにぐに

  「ウギヤ〜」!!

      うっ動かしてるよ、中で360度、かき回すように・・・・・腰から下が吹き飛んだと思った!、表現出来ないほどの超激痛

   「もう終わった」、俺の人生は、もう終わった、きっと死ぬんだ!ここで、ケツの穴に指を突っ込まれた

      まま、この肛門科で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ _| ̄|○、

 


 

 【Part.4】

    「痔核」 ですね、俗に言う いぼ時 です、と先生の声。

      死んでなかった、まだ生きてる  (死んでた方がよかったかも)

      腰から下がズキンズキンと心臓の鼓動と同期を取るようにうずいている

      (先生)・・・・内痔の方もかなり炎症を起こして腫れてますねえ、こっちは薬で抑えられますが、飛び出している方は

               うっ血がひどいですし、これはもう、押し戻しても戻らないですから、かなり痛たかったでしょう。

                               ・・・・・痛いから来たんだし、もっと痛くしたのは、あんただろうが!!  

      (先生)・・・・手術で切除してしまうのが普通ですけど、そうなると入院していただく事になりますが、どうします?

      (私)・・・・・・入院? いや、仕事の都合もありますし、今、急に会社も休めないし、入院はチョット・・・・・・

      (先生)・・・・う〜む、では、このうっ血して飛び出している部分、これはこのままにしているとまずいんで、とりあえず

              この部分だけ切開しましょう、血を出してやれば圧が抜けますから少しは痛みも和らぎますし、入院の

              必要もありませんから。

      (私)・・・・・・切開? 切り取ってしまうんですか?

      (先生)・・・・いえ、チョット表面に傷を入れて、血を出してやるだけですよ。

      (私)・・・・・・そうですか、じゃあそちらの方でお願いします。

      痛みも和らぐと言っているし、過去に入院なんてした事も無い私としては、迷わず後者を選択した。 (お金もないし)

    だが、しかし この数分後、更なる過酷な、そしてチョー恥ずかしい体験をする事になろうとは・・・トホホ

                                                              


 

  【Part.5】

      今、私はドキドキしながら足を大きく開いた状態で、、仰向けに寝かされている

      腹のあたりに、 (カーテンかタオルケットだったか忘れたが) 掛けてあって、そこから下の方は何も見えないので

      聞こえて来る音だけがたよりだ。 何か器具を用意しているらしく、時々、カチャカチャと音が聞こえて来るぞ。

 

      急に心臓の鼓動が早くなった、太鼓のような大きな音が鼓膜のすぐ後ろで鳴り始め、やがてベースが加わり、低く

      うねるような振動となり、キーボードと、ドラムがリズムを刻み、不安と混乱した頭の中でなんと *1「デオダート」の 

      *2「ツァラトゥストラはかく語りき」 が鳴り響き出した。

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      (*1) 1970年代中頃に活躍したブラジル出身のイケメン天才音楽家として活躍。 (Eumir Deodat) (エウミール・デオダート)

      (*2) 元々はクラッシックの曲ですが、デオダートのアレンジによりメジャーデビュー、鬼才(スタンリー・キューブリック)の映画(2001年宇宙の旅)の

           中で流された事でも有名。 (題名を知らなくても、ああ、あの曲か) と思い出す人も多いでしょう。

           +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

    「テイモウはもう済んだ?」・・・・・・先生が看護婦さんに話かけている声が聞こえた。

      (看護婦・20過ぎ)・・・・・・・・・・・・「あっ、これからです。」

      テイモウ? テイモウってあの (剃毛) の事? どこ? どこに毛があるって言うの 

      一体どこの毛を 剃るつもりなの? エーッ    おせえてョ〜!!

 


 

  【Part.6】      

    冷た〜い  ゾワゾワッ 、・・・・くすぐった〜い    シェービングクリームかな? 

      目隠しカーテンの向こうで、それ は始まった、何も見えないので想像だけど、二人の看護婦さんが覗き込むような

      態勢で、「テイモウ」 の儀式を行おうとしているノダ!

      下半身丸出しで、大股開き状態、そこに二人の看護婦さん・・・・・看護婦さん? 看護婦さん = 女性 !??!

   エー !!

      私は今、とんでもない事になっているのだ、何と恥ずかしいこの体勢! 冷静に考えれば、解りきった事ではあるが

      今、直面しているこの現実、・・・落ち着け・落ち着け・冷静になれ!・・・・と心の中で必死に叫ぶ・・・でも・・・・・

      やっぱり  「チョー恥ずかしい」ヨ〜ッ!!!

      世界の中心だろうが何処だろうが叫んじゃうぞ、 って。

      しかし、そんな「セカチュー」状態でパニクッている私をほっといて、作業は着々と進められて行くのであった。

      ジジジッ ・ ジジジッ 毛を剃る音が・・・・・、 生暖かい指の感触が二つの ふ・く・ろ を持ち上げてるぞ!

   キャーッ やめて〜!  ジジジッ ・ ジジジッ その指が私の可愛いジュニアをつまんで横にどかしている!

     ヒエ〜  、普通ならこんなうれしい? 事は無いのかも知れないけど、何と言ってもここは病院、

   しかも、手術台の上である、到底そんな気分になれる訳が無いのである。  (なれる人が居たら尊敬する・・・きっと)

   そこら辺の所は、Myジュニアもちゃんと心得ていると見て、おとなしいもんだ? この時ばかりは、出来ることなら

   この場所から逃げ出したいと思う気持ちが頭の中で渦巻いていた。

   でも、それを思いとどめさせてくれたのは 「これを耐えれば、あの痛みから解放される」 と言う気持ちと、腰から下を

   仕切っているこのカーテンのおかげだったのかも? 

  あったか〜  たぶん、おしぼりみたいので、きれいきれいしてるんだな

   そして、いよいよ先生のご登場!

  冷めて〜! 今度は冷たいぞ、そっか、患部を消毒してるんだな

   (先生)・・・・「麻酔を打ちますのでチョット痛いですョ」

  プスッ ・ ウグッ 思わず、腰を浮かして足を跳ね上げようとしたら、二人の看護婦さんがしっかりと

   押さえ付けているらしく、動かない、「もう、どうにでもなれ」! この時点で私は完全に観念してしまっていた。

   ・・・・・頭の中で 「まな板の上の鯉」 が私を見て、ウィンクをしている・・・・ニャッとしながら・・・・・

 


 

 【Part.7】  

  ゴリゴリ うまく表現出来ないけど、そんな音が聞こえたような気がした。

   局部麻酔なので、意識はしっかりしているのだけど、肛門のあたりだけがポッカリと宇宙の彼方へワープしちゃった

   ような、とても変な感覚の中、たぶん患部を切っているんだろうな、手術の前に先生は、「チョット傷を入れるだけ」って

   言ってたのに今、私の肛門ちゃんは一体どんな状態になっているんだろうか? ものすごく気になる。

  ゴリゴリッ 「ヘエー人間、痛みを感じないで体を切られると、こんな感覚なんだ」 と妙な事に感心しながら

   その時の私は、完全に 「まな板の上の鯉」 に変身していた。

   ・・・・・・どの位の時間が経ったのだろう、いつの間にか、うとうとしていたらしく、気が付いたら全てが終了していた。 

  「家主さ〜ん」

   待ち合室の長いすで横になり、精魂尽き果て、抜け殻の状態でぼーっとしてたら、受付の方から名前を呼ばれた

   起き上がろうとすると、ズキーン・ 痛て〜っ  ゆっくり上体を起こしていたら、係りの人が出て来てくれて、薬

   と術後の注意やらの説明をしてくれていたが、うわの空だった。

  「大丈夫ですか」 ・ 「歩けますか」? 少し、このままにしていた方がいいですね」

   その言葉に素直に従い、痛みの具合を確かめながら、しばらくじっとしていた。・・・・・

   さあ、ぼちぼち家に帰ってゆっくり寝ようかな、そっと立ち上がって歩こうとしたら て〜っ! 何かツーとした

   引っ張られるような痛み、それを我慢しながら出口の方へ向かうその姿、 うん? 何かに似ているぞ、お漏らしを

   した酔っ払い? そうだ、チンパンジーが立って歩く姿にそっくりだ!

   その時、私はなんと (鯉) から (チンパンジー) へと進化していたのだった!!

 


 

 【終章】

   とにかく、驚いた、「] の痛みもさることながら、すざましい体験をしてしまった。

   病院で外科的治療をするのだから、痛いのは当然である、それさえ我慢すれば何とかなるだろうから

   でも、今回は違った、だってあんな格好で、あんな事されたんだもん

   羞恥心? プライド? そんな物持ち出してたら、とっくに気が狂ってたネ・たぶん (-_- )凸 (ナイーブな私の場合は特に

   (体の傷は癒えても、心に深い傷を負ってしまった) ・・・・・・・・・・って感じ?

   (心の深い傷) の為だろうか、あれ以来一度も 「肛門科」の門はくぐっていない、完治した訳でも無いのに。

   その結果、毎年、決まった頃に強烈な痛みと共に顔を出す 「やつ」 と再会する事になろうとは・・・  _| ̄|○、

 

   ちなみに、あの時、薬と一緒に病院でもらったパンフレットに、(大便の後、トイレットペーパーでおしりを拭くのは

   痔主の人にはあまりお勧めできない)と書いたあった。

   じゃあ、(ウォシュレットでも使え)って事?  でも、家のトイレは、洋式じゃあ無いし・・・・・・・

   と、言う事で10年近く私は、自作の*3電動式簡易おしり洗浄器)なる物で快適なトイレ生活を送っておりますデス

 

   何はともあれ 「健康第一」! ですよネ。  そこで今回の格言を一発

   「肛門科に行く時には、きれいなパンツをはいて行こう」


   長々とお付き合いいただきまして ありがとうございました。  m(_ _)m

   これは、10年位前に私が実際に体験した出来事でありますが、現在の医療技術の進歩は、すばらしく

   症状にもよりますが、よほどひどくなければ日帰り入院でほとんどの場合、完治するそうです。・・・・うらやましいゾ


   *3(電動式簡易おしり洗浄器) ・・・・工作部屋にてご案内中

  


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