小学校の低学年頃、ポータブルのレコードプレーヤーで「ドリフのズンドコ節」や「いい湯だな」を繰り返し聴いたことからはじまって、ドリフの「全員集合」や映画、近年の個人でのドラマや映画へ一気に記憶が駆け抜けた。
目の上のタンコブのようなうるさい存在だが、皆がぶつぶついいながら依存してしまうリーダー像というのが存在するが、真っ先に思い浮かぶのはドリフターズのリーダーとしてのいかりや氏だ。晩年の少し枯れた脇役としての存在感とそれは矛盾しないと思う。彼は他のメンバーのキャラクターを活かすリーダーだった。子供の頃「何だか孤独なひとだな」というイメージを持ったことを思い出す。
合掌。