1979年の「広島・近鉄」の日本シリーズ第7戦。9回裏無死満塁の大ピンチを切り抜けた「江夏の21球」にしびれて以来の広島ファンだ。同時にその対戦相手の近鉄のファンにもなり、パリーグでは一番贔屓にしてきた。
しかし1999年に巨人を追われ不遇に苦しんできた王監督のダイエーが優勝してからはダイエー贔屓になった。根っからの巨人嫌いなので（笑）その反動なのかもしれない。当時プライベートで大きな変化があったこともたぶん影響している。生活が変化した時の世相は強い印象を残すから。それに水島漫画の「あぶさん」を昔から愛読しているのも大きな理由だ。
阪神は特に好きでも嫌いでもない球団なので、敵として燃える対象ではないが、第1戦のサヨナラには興奮した。追いつ追われつの展開も緊張感があって結果だけではなく面白い試合だった。ヤンキースのワールドシリーズも始まるし、野球好きにはたまらない日々が続く。ヤンキースは金にモノをいわせる球団で巨人とイメージが重なり本当はあまり好きではない。松井がいるから応援するが、もしもソーサのカブスがシリーズに出てきたら選択に迷うところだった。
ダイエーとヤンキースの勝利を願い、あと1週間応援の日々だ。