6 現実ではなかった記憶(2003/6/15)


 かなり長い間現実だと思っていたのに、実は夢だったという記憶があります。未だにどちらとも決定できない記憶もあります。まだ自我形成途中の幼少年期にはわりとあることなんだろうと思いますが。ただ、やはり確信のない記憶は人に言いにくいのか、他人から聞かされたことはないんですが。
 ぼくの記憶は単純なものです。たぶん小学校の低学年の時だと思いますが、夜空の一部が溶岩のように燃えていて、どうも宇宙的な特異現象らしいのですが、それを家の前で家族と見上げているのです。ぼくは、不安と祭りの時のようなときめきを感じていました。
 高校生になって、たまたま友人たちと少年時の記憶の話をしていた時何気なくそのことを話すと、「それ、夢だよ。そんなことあるわけないじゃない」と皆の失笑を買いました(汗)
 どうもあやしい記憶が他にもいくつかあるんですが、なかなか言い出せないのはその時のトラウマかもしれません。いや、それよりも宇宙的現象でもなければ確証できないことの方が大きいかな(笑)