5 またひとつの死 (2003/5/27)


 25日夜に隣の家のおじさんが亡くなりました。4月に亡くなったひとと同い年の69歳。
 脳の腫瘍で入院して1年弱での死ですが、直接の死因は消化管の出血によるものでまったく予期していませんでした。
 町内会の会計で雑務に追われ、悲しんでいるヒマもない状況でした。故人の息子である友人も雑務に追われているのを見て、葬儀というものの逆説的な効用を感じました。激しい心的衝撃が内向するのを防いでいる。葬儀には亡くなったひとを社会的に消していく残酷さも感じるのですが、そんな意味もあるのかと感じたこの2日間でした。合掌。