4 無限の可能性(2002/11/6)




 無限の可能性とは後ろ向きの表象です。誰も明日を知らないのだから。
 いまここに、強いられて、自ら望み、在ること。過去の黄金期とその消失のイマージュによって表象される未来に背を向けて、いやそれが表象であることを見つめながらあるいていくこと。逆説的ですが、そこにこそ生の可能性があるような気がします。