泉頭城
-izumigasirazyou-
(静岡県駿東郡清水町玉川)

柿田川公園■案内

バス停を西玉川でおりて、そのまま進むとすぐ国道1号にでる。そこを右に曲がり、沼津方面へ向かって少し行けば左手に緑地が広がっているのが見える。これが泉頭城、現在の柿田川公園である。

行くまでしらなかったのだが、湧水で有名らしい。湧水こちら〜の看板に沿って入ると、豆腐屋やお茶所がある湧水に出る。実際、飲んでみたが、「信玄」や三分一湧水には及ばずとも美味しかった。

どうもこの辺りが本丸のようである。このすぐ西隣には堀があるのだが、今はその上にお店が立ち並んでいる。

そのまた隣が公園である。ここの隅に泉頭城の看板がたつ。

公園の方も先と同じくよくわからない。何がわからないのかといえば、公園なのか城なのかよくわからないのである。城跡を壊そうとしているのか、残そうとしているのかよくわからないともいう。

西の丸址の貴船神社歩いてみるとわかるが所々、空堀のようなのがあったり、出っ張って郭のようになっているところがある。だが、湧水公園としても整備されているため、そっちの作りとごっちゃになって、素人目には全体としてどのような構造になっているのかつかみづらいのである。

まあ、湧水公園としては、雰囲気もよく、あちこちに水が湧き出していてマイナスイオン効果はばっちりである。

はっきりわかるのは、西の丸のあった貴船神社周辺(さすがに水の神様だ!)。柿田川へ突き出すような構造になっていて、周囲が切り立っている。

大正期までくらいは、かなり残っていたようだが、現在北の郭は国道1号が通り、他も製紙工場がなどで破壊されたようである。かすかでも残っているだけいいのかも・・・。

奥のほうへいくと、水源に橋がかかっていたり、水が集まって湖のようになっているところでは、ボートが浮かべてあったり、展望台が設けられていたり、いろいろ楽しい。ん?ここはデートスポットか??

北条氏の頃は、戸倉城などとの連絡には舟が使われていたというが、これだけ水が多いと頷けるものがある。

何がなんだかわからないが楽しい城である。結構オススメ(笑)

 

水源地■歴史

泉頭城(いずみがしら)は、弘治年間(1555〜8)、小田原城の出城として北条氏康により築城された平城である。

泉頭城は、伊豆の国境を守る城として、永禄12年(1569)、荒川清兵衛、多目周防守を城将とし、三枚橋城(沼津市)、戸倉城(清水町)、伊豆徳倉城(三島市)と連携しながら、甲斐の武田信玄に備えていた。

天正8年(1580)、武田勝頼が侵攻。このときは、荒川豊前守、大藤長門守、多目権兵衛を城将とし、足軽大将高橋、市南らが百騎ずつで守った。

ところが天正9年(1581)、北条方の戸倉城(清水町)が降伏。泉頭城は戸倉城と対抗し、泉頭城周辺の村々は、武田の安井治太夫によって焼き払われた。

武田滅亡後の天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原征伐が始まると、北条氏は泉頭城を破却、城兵は韮山城(韮山町)、山中城(三島市)へと移る。泉頭城は廃城となってしまった。

時は移って、大坂の陣で豊臣氏が滅びた後、徳川家康はこの地を大層気に入り、自らの老後の場所とし(もう老後だと思うが)、隠居所を建てようとした。だが元和2年(1615)4月、家康が没したため、工事は着手されずに終わった。

空堀かな■近郊スポット

千貫樋・・・北へ一キロほど行ったところにあります。氏康が作った樋です。

■交通

JR東海道線三島駅からバス 駅を出て正面のバス停とその右手のバス停から出てます(正面のバス停の方に柿田川湧水公園への行き方が書いてあるのでこれに従ってください)。柿田経由のバスで10分程度。西玉川もしくは、サントムーン下車 徒歩10分。190円。

三島駅から3キロくらい??

柿田川湧水公園を目指しましょう。ちなみに結構広いです。

駐車場あり