トップページ柏レイソル観戦記>2005.11.20 柏レイソル×清水エスパルス

■2005Jリーグディビジョン1 第31節
2005.11.20(日)14:01〜 日立柏サッカー場
柏レイソル 1−2 清水エスパルス
【得点者】柏−レイナウド(0分)
清水−マルキーニョス(76分)、チェテウク(89分)

■もりやすの感想

 反省をしております。わたくし。

 わたくしは、この試合、静かに笑顔で観戦しようと心に決めていたから。

 何故かというと、最近指定席で観戦していて、あまりにも興奮してしまい、大声で喚き奇声を発するすっかり「ガラの悪いおじさん」になってしまっているからです。

 指定席で楽しみに見ているちびっこたちに悪い大人の見本を見せてしまっている反省から、勝利を信じて静かに笑顔で観戦しようと試合前に決めていたのでした。

 ・・・が、全くできませんでした。反省。

 開始15秒というK−1なみの秒殺劇に、わたくしの決意も開始15秒で散っていきました。飛び跳ねて喜び、叫び、そこからは勝利のために選手を鼓舞し、前半10分過ぎからは・・・・

 喚き、奇声、審判への不平の訴え・・・あげくの果てにPK決まったときなんか座席の床(っていうのかな?)をストンピングする始末。全く悪い大人の見本です。

 謝罪します。申し訳ありません。でも、せめて言い訳をさせてもらえるなら、安心して試合が見たいよ〜・・・ひ〜ん・・・

 試合時間の90分、その10分の9攻め込まれました。公式サイトを見て驚いたのですが、シュートが4本・・・・いかに劣勢だったかがわかります。

 2点目が取れなかった。2点目を取りにいけるほどの攻撃力が全くなかった。俺はこのことがショックで、試合後相当塞ぎこんでしまいました。

 攻撃という点において、こんなにも清水と柏に差があるとは・・・いや、攻撃のみならず、運動量、得点への執着、ボールへの執着・・・・こんなにも差が出てしまうとはということにショックでした。

 ショックはまだ感じています。でも、次節はすぐにやってきます。戦うしか、勝つしかないんです。

 俺には、柏の選手を信じ、勝利を願い応援することしかできません。ただそれだけしかできません。それは、残り3節も全く変わりません。

 広島戦、頑張れ。頑張れ。頑張れ。



 追伸

 玉田が怪我。ショックです。が、焦らずゆっくり直してほしい。共にこれからピッチに立つ柏の仲間を信じよう。

 追伸2

 ホーム最終戦こそは、悪い大人の見本とならないようにしたいと思います。


■しなこの感想

 本日のスタメンは、サツさん、波戸さん、土屋さんの3バック、ボランチに大谷クンと明神様、右小林クン、左祐三クン、トップ下クレーベル、そして玉田クンとレイナウドの2トップと言う布陣。
 増田さんが祐三クンに入れ替わったことを除けば前節と同じメンバー。


 開始早々、クレーベルからゴール前にいたレイナウドへのシュートのようなパスが決まり、何と先制。
 あまりにも早すぎ&あっけなく決まったゴールに今日の試合への期待が膨らみました。


 が、そこからはひどかった。


 先制直後はそのままの勢いで攻め続けますが、明神様が足を痛めて、増田さんと交代した頃からどんどん選手が引き始めてしまい、クロスやシュートをどんどん放られる状態に。


 増田さんがサイドに入り、明神様の所には祐三クンが入って、大谷クンとダブルボランチを組む形になったのですが、この2人のコンビネーションがいまいち合っていなかったような気がしました。
 おまけに祐三クンがサイドに流れすぎて、真ん中がポッカリ空いてしまうような状況になってしまい何度も大谷クンが声を出して修正しようとしている場面が多かったです。


 それでも何とか前半を守りきり、後半へ。


 ハーフタイムに少し修正したようでしたが、今度は攻撃陣がうまくいかない。
 ハーフライン辺りに来ると、相手のチェックを受けてボールを後ろへ下げてしまいなかなか前線にボールを運ぶことができなかったし、レイナウドやクレーベルはムリに突破を試みるのですが、あっさりとボールを奪われてしまいます。


 追加点を取らないとこのままでは・・・と不安になったのですが、それが本当に現実になってしまいました。


 セットプレーでPKを取られ、ロスタイムに失点。
 そして、そのまま試合終了。


 明神様が負傷退場してしまったのは本当に痛かったです。


 明神様の代わりにサイドにいた祐三クンが入りましたが、確かホーム神戸戦だったと思いますが、あの時と同じようにいまひとつだったような気がします。
 同じような状況と言うことは、あの時の反省が活かされていないと言うことです。
 何度も大谷クンが声を出して、修正しようとしている場面を見る度に選手たちだけでなく、それを繰り返させた監督にも腹が立ちます。


 それから審判。
 「清水寄り」だったとしか言えないです。
 あのPKは誰に対するファールだったのかも、クレーベルの退場の理由も見ていた私たちには分かりません。
 ただただ「ひどい」の一言、カードを乱発しない分、どこかの審判よりおとなしいな、と言う程度で今日の試合の重要さを考えればもっと慎重に笛を吹いてもらいたかった。


 そして、最大の敗因は全てにおいて消極的だったこと。
 追加点を取りにいかなければ、追い付かれるのは時間の問題なのは分かっていたはず。
 それなのに、ちっともラインは上がらない、前線に走らない、シュートは打たない、おまけに逆転を許して、もう前に出るしかないのに出てきたのはバウルと貴章クンだけではどうやって点を取るんだか・・・。


 ・・・・・


 今日の試合は負けてしまいました。
 でも、私たちはチームを信じて応援することしかできません。


 残り3試合(次節は行けませんが)、何としてでも勝ってほしいし、がむしゃらに戦ってほしい。
 もちろん残留を決める意味もあるけど、信じて応援している人たちに来年も再来年もずっとずっと「レイソルを応援してきてよかった」と思ってもらえるようなプレーを見せてほしい。



▲トップ