トップページ柏レイソル観戦記>2005.6.4 FC東京×柏レイソル

■2005Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選リーグCグループ 第6節
2005.6.11(土)16:01〜 大分スポーツ公園総合競技場
大分トリニータ 0−0 柏レイソル
【得点者】

■もりやすの感想

 大分はいいところです。

 海あり、山ありの大自然もさることながら、そこから生まれるゴハンや水も旨い。

 今となってはの反省ですが、非常にまったり旅を楽しんでしまいました。柏の選手も大分のいいところっぷりにやられたか?まったりした試合になってしまったと思います。

 いろいろ思うところあるサポカンが終わり初の試合。その場にいなかった選手にどんな変化があるのかしらと思ってみてましたが、変化を感じることはできませんでした。選手の意識に問題があるのではなく、いかんせん出場停止とけが人が多く、まともな状態ではなかったからです。

 そんな中でも、ピッチにたった選手は頑張っていたと思います。波戸さんはなれない中でも必死に体はってたし、中澤もそうです。明神様にいたっては裂傷を負う悪質なファールを受けても質の落ちないプレーに終始してくれました。

 俺のこの日のわくわくは、貴章でした。交代当初こそ「しっかりしろよ、おい。」と不安でしたが、あたり負けしない体と気迫が徐々にチャンスを生んでいました。特にフィジカルが成長したのかな。見ていて頼もしい感じすら覚えました。

 ただ、それでもやはり決定力が今の柏の最大の課題のようです。山下これでいいのかよ・・・と言わずにはいられませんでした。

 最近思うのですが、柏の選手はアップの時、サイドからクロス上げて中央の選手がゴールへという練習していますが、試合の時にそんなシチュエーションになった試しがないんですよね。だから練習に意味があるのかなとふと寂しくなるときがこれまでありました。

 ゴールまでの攻撃の動きが偶然の産物にしかなっていないように感じます。それでは厳しい。何らかの「カタ」を新潟でのおしおき合宿でつけてほしいと思います。

 それと、自信をつけてほしい。自信は「自分を信じること」です。最悪の結果を恐れるあまり、ちっちゃいサッカーをやっているのは悪循環ですし、見ていてつまらないです。結果は重要ですが、その前に重厚な自信あるパフォーマンスが全ての試合で出せるよう再確認してほしいと感じます。

 でも、こういうのってメンタルな部分もあるからな・・・・合宿で座禅とか・・・・とにかくいいおしおき合宿をやってきてください。

 試合の方は(って観戦記じゃねえなこれ)、終盤、大分のGKの江角さんから放たれるボールのほとんどが柏のチャンスボールになるという「柏のみんなとのJoyfullっぷり」で、よこしまなタイヨウフウフはすっかり楽しめました。が、結果はスコアレスドロー。ビッグアイの引き分け記録更新となってしまいました。

 今年もナビは終わった・・・寂しい。中断期間に入るし、欧州クラブとの親善試合の「し」の字もないし・・・

 おしおき合宿から帰ってきた逞しい柏を期待して、中断帰還は家の団地の草刈と父の日イベントと楽しい飲み会をしようと思います。


■しなこの感想

 本日のスタメンは、中澤クン、波戸さん、小林クン、平山クンの4バック、ボランチ明神様、2列目に谷澤クンと増田さん、トップ下崔、そして宇野沢クンと山下さんの2トップと言う布陣。
 センターバックに波戸さんが入っているのを見て、いよいよDF陣が苦しくなってきたなぁ、と感じました。
 おととし、サツさんが骨折した時と同じくらい、永田クンに早くケガ直して帰ってきてもらわねばと思わずにはいられませんでした。


 心配された雨もなく、屋根の開いたビッグアイは爽やかでした。(試合が始まっちゃうと跳ねるので暑かったけど)


 が、試合はお互い消極的なまま。
 こういう時だけ相手に合わせなくてもいいんじゃないの、と思わずにはいられないくらい、お互い探り合い、探り合ったまま試合終了となりました。


 なんか、これじゃあ観戦記にならないような気もしますが、本当にそんな試合だったのです。


 後半に貴章クンを入れてチャンスは作ったものの、それは大分も同じこと、むしろ、大分の方が早めにマグノ・アウベスを入れて、攻撃の形を作ろうとしていた分だけ、チャンスは多かったように見えました。


 不安なDF陣でしたが明神様の奮闘と雄太さんのミラクルセーブに支えられ何とか0点に抑えられましたが、不安なのは攻撃陣。
 サイドを使って、と言うのは何となく分かるようになってきましたが、いかんせん、ゴール前でのシュートが少なすぎました。
 ゴール前で混戦で、他の選手にシュートを打たせようと横パスする場面が多かったですが、もう相手の選手が目の前にいるのにそれではその選手にボールを当てろ、と言っているようなもの。
 もっと遠めから打ってもいいじゃないのかな、と思ってしまいました。


 これでしばらく中断期間に入りますが、少し形が見えてきた(ような気がする)攻撃をもっとくっきり鮮明にして、再開に臨んでもらいたいです。


 以下、雑感です。

・トップ下は崔でも大丈夫だ。
・大分のGK・江角クン(と言っても若いのどうか・・・)、彼は良い。雄太さんを師匠と思っているか、蹴るボール蹴るボールが全て右に曲がってた。思わずゴールキックの時、「チャンスタイム!(を作ってくれ)」と叫んだら、サイドラインを割って本当にチャンスタイムにしてくれた。味方の選手はものすごい怒ってたから、きっと彼はどMに違いない。ぜひ次は日立台に来てゴール裏にいじられてほしい。(まぁ、引き分けだったから、こんなコト書けるのですが。)



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