トップページ柏レイソル観戦記>2005.4.28 FC東京×柏レイソル

■2005Jリーグ ディビジョン1 第8節
2005.4.28(木)19:00〜 味の素スタジアム
FC東京 0−2 柏レイソル
【得点者】柏−クレーベル(38分)、平山智規(64分)

■もりやすの感想


■しなこの感想

 本日のスタメンは、中澤クン、土屋さん、近藤クン、波戸さんの4バック、ボランチ明神様とリカさん、2列目に平山クン、クレーベル、そして玉田クン、安永さんの2トップと言う布陣。


 飛田給に向かうまでに思いました、「今日の試合は勝たなくてはダメだ。」と。


 何でそう考えたのか、本人もいまいち分からないのですが、今日、もし負けてしまったら、チームの勢いも落ちるだろうし、その前にゴール裏の人々の気持ちがもたないだろう、そうなったらいつものようにゴール裏全体が一体となって応援することができなくなってしまうんじゃないかと考えてしまいました。
 いつもは「結果」より「内容」を評価したいと思っていましたが、今日は、今日だけは「結果」を何としても残してほしいと願いました。


 そんな不安だらけの中、試合開始。


 前半は終始FC東京ペースでした。
 先制を許すのを怖れてか、動きも固かったし、前にあまり選手が出てこず、ゴール前で固まっているような印象でした。


 が、序盤はFC東京の早いパス回しで苦戦していましたが、そのスピードに慣れてくると、少しづつですが相手の自陣でプレーできるようになっていきます。


 そんな中、中央でボールを持ったクレーベルが波戸さんへパスを出すと猛ダッシュでゴール前へ。
 波戸さんがゴール前へクロスを上げると、クレーベルがヘディング。
 フワリと浮いたボールは反対側のスタンドにいる私たちの気持ちに押されるようにGKの頭上をすり抜けてゴールに吸い込まれました。


 防戦一方の状態だったため、ゴールできたことがちょっと信じられない気分でした。


 そのまま1点を守りきり、前半終了。


 1点取れたこと、前半を失点せずに防ぎきったことは嬉しかったけど、これで安心してはいけない、後半、できればもう1点取ってほしいと思いました。


 後半は、前半に相手の攻撃を抑えきり、しかも先制できたせいか、前半と比べると落ち着いてボールを回せるようになっていました。
 東京が何度か決定機を外してくれたせいもありますが、サイドを使った攻撃が少しづつですが機能し始めたように見えました。


 しかし、なかなかゴール前までボールが行かない状況にだんだん「失点したらどうしよう・・・」と言う不安が増してきました。


 そんな私の不安をレイソルは吹っ飛ばしてくれました。
 ゴール前の混戦から、波戸さんがDFともつれあいながら、左でチョンとパスを出すとゴール前に詰めていた平山クンが押し込んでゴール!
 最近、試合を見て泣いていないため、しなこさんの涙タンクはもう満水状態だったので、ダァーーーーーッと涙が溢れてしまいました。


 2点目を取れたことからプレーに落ち着きが出てきて、この2点を守りきり試合終了。


 内容は決して良いと言えるものではありませんでした、相手の調子もいまひとつだったと言うのに救われた面もあります。
 だけど、「勝利」と言う結果がこれほど嬉しく思った時はないぐらい、これからも柏レイソルと言うチームを応援し続けていきたいと思わせてくれる、そんな1勝になったのは間違いないと思います。



 それから、今日の試合でコールリーダーを務めてくれた方、太鼓を叩いてくれた方、本当にありがとう。



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