トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.11.13 柏レイソル×群馬FCホリコシ

■第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
2004.11.13(土)13:00〜 日立柏サッカー場
柏レイソル 0−1 群馬FCホリコシ
【得点者】群馬−奈良安剛(67分)

■もりやすの感想

 前置き

 試合を振り返る感想を書くのはやめます。振り返るほどの事柄がないから。ただ、玉田の具合が心配ですが・・・



 試合中、戸惑いや失望や怒りや焦りが、心の中を支配していたのですが、試合終了後は、何故かそういう気持ちがありませんでした。

 それは、本当に「真っ白」になったからかもしれません。何の感情も湧きませんでした。

 柏レイソルというクラブの現状が、目に見えて表れたようなこの試合。

 観客数。試合内容。試合結果。

 これ以上悪いものはそうないだろうという今の状態の中で、今後柏レイソルというクラブは、僕らサポーターにどんなことをしてくれるのか、ここからどう這い上がっていくのか、というようなことを見ていきたいと思います。





 それとさ、

   これはギャグだけど、もう世界中の霊媒師だとか祈祷師だとか神主だとか呪術師だとか集めて、日立台を御祓いしない?

 それか、「日立台で勝たないと無条件で全選手の給料減棒だーっ!!」とかって強権発動しない?

 お願いだから日立台では勝ってくれよ・・・今年はあと1試合だぜ・・・

 ・・・・・うわ〜ん(涙)以上!!


■しなこの感想

 本日のスタメンは、永田クン、サツさん、ナベタケさん、近藤クンの4バック、ボランチにシモさんと大谷クン、2列目に平山クンと谷澤クン、そして玉田クンと宇野沢クンの2トップと言う布陣。




 試合終了の笛が鳴った瞬間、「『サッカーのない世界』があったら、どんなに楽だろう・・・」と、そう思いました。




 だってね、ここはホームスタジアムだよ。
 今日は2,000人程度のお客さんしかいなかったけど、大半は「今日こそは」レイソルが勝つことを、「ホームで」勝つことを見たくてお金と時間を使って足を運んでいるんだよ。


 それなのにだ。
 何なの?あの試合は。
 相手が格下だったから、主力選手がいなかったから、審判がひどいから、もうそんなことではないでしょ。


 ホームで今年、何勝できた?1勝だよ、1回しか勝ってないんだよ。(ちばぎんカップ入れれば2勝だけど)
 毎試合、足を運んで懸命に応援しても、1勝しかできない、しまいにはサポーターとスタジアムが勝てない理由だと言わんばかりの記事まで出る始末。


 悲しいよ。


 私たちはレイソルと日立台が好きで、あのスタジアムでレイソルが勝つ姿を見たい、ただその一心で応援しているのに、それが選手の、チームの力になっていないのかな、と疑ってしまう自分がいます。
 スタンドにいる人は必要ではないのか、と疑ってしまう自分がいます。


 そんなコトを考えてしまう自分もものすごくイヤで、だんだん落ち込んでいってしまい、もりやすが何とかして慰めようとして「今日は増田が出てなかったからぁ」と言ってくれているのに、「もう、そんな問題じゃないよ(涙)」と返してしまって、さらに自分がイヤになりました。




 「そうじゃない」と言ってもらいたいよ、「そうじゃないんだ」と言う試合を見せてほしいよ。




 以下、雑感です。

・試合は終始群馬ペース、1人退場者を出して数的優位になっても、先制されても状況が変わらないところを見るとやっぱり甘く見ていたと言われても仕方ない。
・あの4バックで4−4−2はムリがあると思う、特にナベタケさんはかわいそうなくらいムリがある。それなら平山クンを左に入れて、近藤クンを右に持ってくるか、でなければ3バックにした方がよかったのではないでしょうか。
・貴章クンと宇野沢クンの2トップはどうかと・・・。平山クン→望さんに交代した後、玉田クンが負傷退場したため仕方なかったのは分かりますが、2人がかぶる場面が多すぎ。そして貴章クンはもっと体を鍛えましょう。
・終盤、苦し紛れにロングボールを放るだけの攻撃はやめてほしい。精度も欠いているし、そもそもそんな攻撃が通用するなら、あんなスコアにならないでしょ。それなら走って自分からボールをもらいに行く姿勢を全員でやってほしかった。

・実名は出しませんが、群馬FCの選手で試合中、ゴール裏に対して中指を立てるポーズをした人がいました。スタンドの中にも同じようなポーズをする人間もいるのでおあいこだ、なんて思うかもしれませんが、あなたの姿はゴール裏のほとんどの観客に見えたと思います、もしかしたらメインやバックスタンドのお客さんにも見えたかもしれません。そのほとんどは一生懸命応援している人です、その人たちに対して失礼です。もし審判が見ていたら警告が出る可能性があるのに、あまりにも浅はかな態度です。お金を払って見に来ている人がいると言う自覚を持ちましょう。




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