トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.10.17 柏レイソル×名古屋グランパスエイト

■2004Jリーグディビジョン1 2ndステージ第9節
2004.10.17(日)15:00〜 日立柏サッカー場
柏レイソル 2−2 名古屋グランパスエイト
【得点者】柏−明神智和(56分)、大谷秀和(57分)
名古屋−角田誠(33分)、ジョルジーニョ(89分)

■もりやすの感想

 試合が終了したことに気付いたとき、激しい疲労感と喪失感にとらわれました。その場にうずくまり、下を向き、流れそうになる悔しい涙を懸命に堪える自分がいました。その場に立ち尽くしたまま動けない。それほど悔しい結果でした。



 ホームで勝つってそんなに難しいことなのか?一体どうしてなんだと思いつづけて、はや数ヶ月。日立台での勝利を味わいたい俺には、この試合はつらすぎる結果でした。

 しかし、あえて思うことにします。この日は運がなかったのだと。

 おきまりの「たられば」は言い訳になるのかもしれないけど、それでもやはりこの日は運がなかったのだと思うことにします。

 前半と後半で全く違うサッカーになったというのは、修正ができたと前向きに捉えたいし、電光石火の逆転劇は少ないチャンスをモノにする決定力がついてきたのだと思いたい。選手たちの努力は感じるし、チームとしての成長も感じる。決して「負の引き分け」ではないと思います。

 だからこそ、選手たちにはこの日のロスタイムの失点をひきずってほしくないし、逆に次節へのモチベーションにしてもらいたいと願います。この試合の引き分けがそのような意味ある、次に繋がる引き分けであったことを信じて、次節、闘いたいと思います。



 今回は多くを語らず。次節へ向けて・・・


■しなこの感想

 本日のスタメンは、パラシオス、永田クン、波戸さん、小林クンの4バック、ボランチに明神様と大谷クン、2列目に増田さんと大野クン、そして羽地さんと玉田クンの2トップと言う布陣。


 結果はロスタイムに追いつかれて同点となりましたが、意外と自分ががっかりしてないコトに気付きました。
 まっ、さすがにロスタイムの失点直後はうなだれましたが、「負け」ではないのだから、むしろ、選手たちがこの事を引きずったまま次節に臨まないか心配しています。


 前半は前節勝ったことで隙ができてしまったのか連敗していた時のようにバックパスを連発。
 名古屋の攻めが早く、ボールを持つとあっという間にゴール近辺まで来てしまう状況だったので躊躇してしまうのは分かりますが、ボールを持った自分の、あるいは、バックパスを出した相手の「後ろ」にはもう雄太さんしかいないコトを肝に銘じてほしいよ。


 守備陣が混乱している中、サイドから上がったクロスをキレイに決められて失点。
 その後も名古屋に押し込まれるものの何とか守って前半終了。


 ハーフタイムに「誰だ、点決めた選手は。」と後ろを振り返るとどうやらボランチの選手・・・レイソルもさぁ、こう言うFWを追い越すような攻撃をしろよ、と思いました。
 そんな私の心の声が聞こえたのか、後半に入るとレイソルが少しづつ押し返します。
 ゴール前での混戦の中、明神様がゴールを決めたかと思うと、そのすぐ後、谷澤クンからのクロスに飛び込んできたのは大谷クン!


 タイミングばっちりでゴールに吸い込まれていきました。
 何だよ、やればできるじゃん、前半よくなかったけど後半にキッチリ修正できるじゃないの、とレイソルが確実に成長している姿を見た気がしました。


 結局、ロスタイムに失点して試合は終わりましたが、先制されても追いつく自力と流れが悪くなってもハーフタイムに修正して試合に臨める気持ちが備わってきたんじゃないかな、と感じました。(今ごろかよ、って気持ちもなくはないですが・・・)


 個人的に言いたいのは・・・選手の起用かな。
 超が付くほど「個人的」ですが、まだサツさんが勝ってるんじゃないかな、って思います。
 今日の試合を見る限りでは、高さでパラシオスには勝てないですが、「連携」ではまだサツさんの方が上だろうし、何よりも永田クンが落ち着かない様な気がしました。



 何度も言いますが、選手たちはこの事を引きずらないでほしいです。
 やればできるんだから、次こそ、ホームで勝利を見せてほしい。




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