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■2004Jリーグディビジョン1 2ndステージ第8節 |
2004.10.3(日)15:00〜 横浜国際総合競技場 |
横浜F・マリノス 0−1 柏レイソル |
【得点者】 | 柏−玉田圭司(81分) |
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■もりやすの感想 |
キモチイイッ!!超キモチイイッ!!!
ようやく、ようやく勝利の美酒に酔いしれることができました。ありがとう柏レイソル!!
雨の中試合開始。応援は序盤からフルスロットルです。今日の柏は序盤から積極的にシュートを打っていきます。
しかし敵はやはりつわもの。激しいボールの奪い合いから速いボール回しで柏のゴールを幾度と襲います。
そんなピンチを、「10月の顔」雄太がスーパーセーブで防ぎます。今日の試合は本当に、雄太に何度も何度も救われました。
スコアレスで前半終了。後半になると劣勢が続きます。波戸やサツや永田が体をはって懸命に守る姿に、完全にノドが潰れた俺も懸命に声を出します。
そして待望の得点。オーバーラップした波戸のクロスから最後は玉田がゲット。入った瞬間頭が真っ白になった先制点でした。
玉田は本当に凄い。角度のない所から、ここしかないというところにズドンです。決めなきゃいけない男が、期待に応えてキッチリ決める。さすが玉田です。
その後も横浜の猛攻を懸命に凌ぎ、試合終了の笛が。ロスタイムの時点でたまらずスタンド前方に飛び出してしまった我がタイヨウフウフ。空からの雨が歓喜のシャワーとなり、歓喜の涙と混ざり合いました。
本当に長かった、本当に辛かった、全ては勝利のため。皆本当によくがんばったよ。
この試合のMVP雄太。体を張って意地を見せたサツ。福の神チャカ。積極性あるオーバーラップが光った永田。
気迫の職人波戸。安定感すら感じる大谷。信じられない運動量の柏の心臓は明神。常にコンスタントな仕事が光る俺のライバル増田。
試合をこなすごとに輝きが増し、今日も虹色の軌道のパスを送った大野。もはや説明不要、世界の玉田。
谷澤・シゲも良く走った。近藤、なれないサイドかも知れんが頑張れ。羽地、もっともっともっと頑張れ。
ピッチの選手に託し自分の仕事をし続けたコーチ、フロント、そして早野監督。
そしてなにより、柏の勝利を願い、信じ続けた俺ら柏サポ。みんな本当によくがんばったよ。本当にありがとうございます。
さあ、ここからだ。気持ちを切り替えて「次」に向かって進みましょう。長居での大勝も、この日の勝利も通過点です。
そしてなによりも、日立台での勝利がなければ意味がありません。次の日立台で勝って、さらに「先」に進まなければならないのです。
この日の試合で、俺は柏レイソルから元気をもらいました。「明日からも頑張ろう。」と元気をもらいました。玉田、体に気をつけて頑張って。みんな「次」のために全力で頑張りましょう!!
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■しなこの感想 |
本日のスタメンは、サツさん、永田クン、近藤クン、波戸さんの4バック、ボランチに明神様と大谷クン、2列目に増田さんと大野クン、そして羽地さんと玉田クンの2トップと言う布陣。
試合前、正直言って不安でたまらなかったです。
ここ最近のレイソルはものすごくがんばっている、技術うんぬんよりも「何としても勝つんだ」と言う意識を持って試合に臨んでいるのが伝わるような試合を見せてくれている。
だからこそ、よくありがちな「いい試合をした後の試合に負ける」のでないかと言う不安があったし、相手はマリノス、試合内容がよくても負けてしまったら、今までのみんなの努力が水の泡になってしまうんじゃないか、ただただ不安でした。
でも、私のそんな不安を吹き飛ばすかのように応援はしょっぱなからフルスロットル、選手も前節までに見せていたものと同じように気迫あふれるプレーで優勢に試合を展開していきます。
サイドに波戸さんが復帰したのがよかったのか、サイドから崩していく動きがよく見られ、それに合わせ中盤の4人がスペースに走りこんだり、前線へスルーパスをする場面が見られました。
何度か惜しい場面もあったのですが、得点できぬまま試合は後半へ入ります。
後半に入ると疲れが出始めたのか徐々にマリノスに押し込まれるようになりますが、しなこさんが「神様」と崇めてやまない雄太さんを中心に守備陣が体を張って守ります。
特にサツさんのディフェンスはすばらしかったです、マリノスの2トップを抑えるシーンを何度も見て、「サツさんはまだまだまだまだレイソルに必要な人だ」と痛感させてくれます。
そして中盤でボールを奪うと前線の谷澤クンへ。
谷澤クンからサイドを上がってきた波戸さんへボールが渡るとゴール前にクロス。
いったん弾かれますがこぼれ球を拾い、またゴール前にクロスを放つとゴール前でジャンプしていたのは明神様。
しかし、ゴール前の混戦でボールは左サイドに流れますが、そこに走りこんでいた玉田クンが角度のない所からシュート!
ボールはGKの手を弾いてゴールへ。
涙で目の前が滲んでしまいガッツポーズする玉田クンや飛び上がって喜ぶベンチも何もかもが二重三重になって見えました、勝つまで泣かないなんてムリだ、と観念しました、ふと横を見るともりやすは前の方に走り出していていないし。
その後の10分間が長く、とても長く感じましたが、手にした勝利を絶対離すもんかと言わんばかりの懸命のディフェンス。
そして、雄太さんのゴールキックで試合終了。
挨拶に来た選手たちの笑顔が本当に嬉しかったです。
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2年前、最後までもつれた降格争いの中での最終節G大阪戦。
「残留」の2文字を引き寄せる先制点をあげた宇野沢クンがヒーローインタビューで言っていた言葉を思い出しました。
「点を取ったときは、みんなの気持ちが足に乗って、足がちょっと伸びました。」
もちろん今日のあのシュートは玉田クンと言うすばらしい技術を持った選手だからこそ決められたゴールなのは分かってますが、玉田クンが放ったシュートにはたくさんの人の気持ちが乗っていたように見えました。
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