トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.9.26 柏レイソル×ジェフユナイテッド市原

■2004Jリーグディビジョン1 2ndステージ第7節
2004.9.26(日)19:00〜 日立柏サッカー場
柏レイソル 0−0 ジェフユナイテッド市原
【得点者】

■もりやすの感想

 試合の感想ではないのですが、今書きたいことを徒然と書きたいと思います。



 記憶したくもない万博の大敗から3試合。気迫を感じる試合を見せてくれているのに、どうしても勝利の2文字がついてこない柏。非常につらいところです。

 しかし、いまだからこそ言いたい。「迷わず戦え」と。実は市原戦後、なぜか同じ夢を見るのです。ロッカールームで塞ぎこむ選手たち。どこからともなく「どうしてだろう・・・やっぱダメかも・・・」とポツリ・・・

 その瞬間、俺はガバッと起きます。そして首を左右に思い切り振り、「迷わず戦え」と、一人つぶやきます。そんなことが3日続いてしまいました。俺自身にも言えることです。俺=戦い=応援。これからも邪念を振り払い、迷わず応援する事を誓います。



 俺はどうしても早野監督を心から嫌いにはなれません。結果を残さないことに不満は非常にありますが、嫌いにはなれません。それは、監督からも「熱さ」を感じることができるからだと思いました。雄太が神のようなセーブでPKを止めた時、監督は吠えていました。

 我が家にはスカパーがあり、柏の試合の放送を見れます。スカパーの録画放送は、試合後監督のコメントが放送され、それを見るのですが、早野監督は俺から見て、「目は決して死んでない」と感じます。這い上がろうとする強い意志があるのだと信じています。

 先ほども書きましたが、結果が出ないことに対する不満はあります。でも、その表情から、苦悩と強い意志を感じることができるので、信じようと思います。「迷わず戦え」です。



 羽地選手に少しだけ失望を感じました。試合後に市原のベンチに挨拶したからです。まあ当然のことだし、それぐらいで怒る自分も非常にちっちゃい男なのは十分承知です。でも、もう少し俺らの気持ちも考えてほしいと思ってしまいました。

 柏の今のお恥ずかしい現状を理解して、たとえレンタルであろうと柏の一員として行動してほしい。決して自分が試合にさえ出れればいいとかって思ってほしくない、俺は羽地選手を単なる出稼ぎ選手とは思いたくないのです。ずっと昔からいる選手と同様に、現在の困難な状況を一緒に打開していく仲間となってほしいのです。

 図らずもここ2試合で、決定的なチャンスを逃してしまいました。でも、彼には1試合に必ず1回、決定的なチャンスがきています。是非とも俺の勝手な失望感を、「もりやす黙れ、よく見とけアホ」ってな感じでプレーで見返してほしいと願っております。



 次節横浜戦。行きます。迷わず戦い、必ずや勝利することを信じて疑いません。選手も監督もフロントもサポーターも、今の気迫を継続して共に戦いたいと願います。


■しなこの感想

 本日のスタメンは近藤クン、サツさん、永田クン、ナベタケさんの4バック、シモさん・大谷クンのボランチ、2列目に大野クン、増田さん、2トップには玉田クンと羽地さんと言う布陣。
 波戸さんが累積で出場停止、しなこさんは「近藤クンを右に入れて、平山クンが左に入るんじゃない?」と期待してましたが、ふたを開けてみればナベタケさん。
 アップでナベタケさんがクロスの練習していました、たぶん初めて見ました・・・。


 そんなに守りを固めて攻撃は大丈夫なの?と心配しつつ試合開始。


 予感はやっぱり的中。
 近藤クンや時には永田クンがたまに前にでるものの、やはりサイドからの攻撃がほとんど見られない状況では大野クンのパスも増田さんや玉田クンのドリブルもあまり活きないようでした。
 それでも前半は動き回って、優位に試合を進めているように感じました。


 が、後半に入り、市原がロングボールを多用し始めると市原に押し込まれるようになってきました。
 最終ラインが後ろに下がり、積極的に攻撃参加していた大谷クンやシモさんも後ろに下がらなくてはならない状況で前線にボールが回らない、回ってもフォローする人間がいないのでは攻撃のしようがない。


 そんな中、不可解なPK、セットプレーでPKになったの初めて見た気がしました。
 前半の様子では今日のレイソルでは1点取れるかどうかと言う感じだったので、「ここで1点取られたら・・・2点も返せるのか?」ともう胸の中いっぱいいっぱいで「雄太コール」も満足に出来ない状況でアウェイ側のゴールを見つめていると、なんと雄太さんが横っ飛びでシュートをすっ飛ばし!


 決まれば決まったでショックでしたが、セーブしてもちょっと心臓が痛くなったような気がしました、それぐらいすごい雄太さんのスーパーセーブ。
 やっぱり雄太さんは「神」だ、誰が何と言おうと、ゴールキックが曲がっちゃっても、キャッチできそうなボールをパンチングしても、今でもたまにあのオウンゴールがテレビで出ちゃっても、ふれあいフェスタで子供に「こわ〜い」と言われても、やっぱり「神」だと思いました。


 これで波に乗れるかも・・・と思いましたが、その思いが空回りするようにゴールが遠い・・・。
 終盤、惜しいシーンもありましたが、結局ゴールは奪えず試合終了。




 ここ3試合ほど気合いのこもったプレーを見続けていますが、それが結実しないのがものすごく辛いです。



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