トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.7.24 FC東京×柏レイソル

■2004Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第6節
2004.7.24(Sat)18:00〜 味の素スタジアム
FC東京 1−1 柏レイソル
【得点者】東京−ルーカス(88分)
柏−大谷秀和(38分)

■もりやすの感想

 ・・・一体どれだけの同士が、「ムキーッ!!ジョージ許さんっ!!」とお感じになったのでしょう・・・我がタイヨウフウフもその内の2人でございます。

 さて、結果から申すとわが愛しの柏レイソルは予選敗退となってしまいました。残念・・・最後は勝って終わりたかった・・・無念。

 この試合、試合を決めることとなった選手に注目しました。それは、明神です。彼が良くも悪くも試合のキーマンでした。



 試合開始から、柏は攻めあぐねていたように感じました。この日も「東京B」な相手にも関わらず序盤はピンチもありました。しかし前節同様、雄太の体を張ったファインプレーで凌ぎます。堪える守備に応えない攻撃、悪い意味でのおなじみの展開でした。

 「サイドに早めに振って勝負かければいいのでは。」と妻しなこが話していました。実際茂原の周辺はスペースがあり、そこにはたいて勝負かけてクロスで宇野沢勝負しろと俺も何度も思いました。とにかくサイドチェンジが少なくすぐ後ろに下げてイライラさせます。

 そんなイライラしたときに明神がやってくれました。絶妙かつ正確なサイドチェンジです。そこから茂原→大谷へと渡り、先制。大谷は初ゴール、結果を出してくれました。俺の望んでいた展開による先制、俺は叫びながら飛び跳ねていました。明神の絶妙なプレイが呼んだ先制点です。



 しかし明神は、結果として、あくまでも結果として、やってしまいました。後半終盤、カウンター狙えるところを時間かけてボール回してた挙句、ボールを持った明神が痛恨のパスミス。裏に放られた末、雄太の退場劇となりました。相手を背負いながらのプレーだったと思いますが、痛恨の一撃です。俺が「あっ明神!!おいっ!!」って言ってる間に雄太が退場してしまいました。

 この一撃が流れが完全に東京にいってしまい、結果ドローです。俺は良くも悪くも明神がこの試合の鍵であったと思いました。もちろん明神だけを責めるとか糾弾するとかの意味ではありません。この試合はそんな試合だったと思うのです。

 後に公式の試合結果を見たら明神のコメントが出ていました。彼の反省と前向きな言葉に「よし」と思いました。彼と玉田が柏をひっぱらなければならないのです。この試合は最高のプレーあり、痛恨の一撃ありでした。今後最高のプレーだらけにしてくれることを信じています。



 最後に超前向き(なぐさめ)に・・・これでリーグに集中できます。ファーストの記憶はございません!!狙うはマジで優勝!!

 ではではセカンドで・・・


■しなこの感想

 本日のスタメンは永田クン、近藤クン、中澤クンの3バック、明神様・大谷クンのボランチ、右に波戸さん、左に平山クン、トップ下に永井クン、2トップにはホベルトと宇野沢クンと言う布陣。
 平山クンはDF登録、ホベルトはMF登録でしたが、見た目は3−5−2、もしくはホベルトが下がり気味の位置にいるような感じでした。


 前節、鹿島戦では「相手は主力のいないチームなんだから、もしかしたら・・・」などと思っていまいましたが、今節もちょっと思ってしまいました、それがまずかった。


 東京の守備が堅いのかなかなか前線にボールが渡らず、底でゆっくりとボールを回す場面が多かったです。
 そして、相変わらずホベルトはボールを持ったら離さないし、ロングパスの精度もイマイチだからサイドの攻撃に繋がらない状況。


 茂原クンがポツンと右サイドにいるのにボールは出ない・・・「今だっ」て時になんでホベルトにパスなんだよ、って思った回数が多かったです、そして、たまに茂原クンにボールが渡っても、クロスの精度が悪く、ボールはゴールやゴール前にいる宇野沢クンを飛び越して誰もいない逆サイドへ飛んでいってしまい、ガッカリする場面も多かったです。


 そんな中、ボールを持った茂原クンが相手に囲まれそうになると、その間を通すようにパスを出して、そこに走りこんでいた大谷クンがシュート。


 ボールはスススッとゴールの左隅に吸い込まれていきました。
 どちらかと言えば、押されていた状況なだけに嬉しかったです。


 1点を守りきって前半終了、この調子で後半もがんばってほしいなぁ〜と思っていましたが、そんな気持ちに冷や水をぶっかけるヤツがいました、あまりにも腹立たしくて名前を出すのもイヤなので言いませんが。


 雄太さんのレッドは仕方ない(踏み出したのはペナルティエリアの中でしたが、どう見てもボールに触った時は外に出てた)にしても、あのPKは何なんだ、あれがイエローになるプレーなのか、もうそれしか言えないです
 試合開始前、彼の名前がオーロラビジョンに出た時にスタジアム内がどよめきました、本人はそのことを恥じてほしいです。


 その後、あわや逆転と言う場面もありましたが、結局、引き分けで試合終了。


 個人的・・・本当に超個人的な感想ですが、こう言う時こそ、シモさんとか望さんとか薩さんのような人がいてほしいな、って思います。
 シモさんや薩さんはプレーを落ち着かせてくれるだろうし、望さんだったら、さらに士気も上がるんじゃないか、今のレイソルってそういう選手が必要な気がしてならないです。



▲トップ