トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.6.16 浦和レッズ×柏レイソル

■2004Jリーグディビジョン1 1stステージ第13節
2004.6.16(Wed)19:00〜 さいたま市浦和駒場スタジアム
浦和レッズ 1−1 柏レイソル
【得点者】浦和−田中達也(52分)
柏−平山智規(44分)

■もりやすの感想

 確かにさ。

 敵は順位の上ではワンランク上さ。

 しかもアウェーさ。圧倒的なアウェーさ。

 でもさ、俺はどうしても思ってしまう。「終盤闘うことをやめて逃げてしまったのではないか?」と。

 アウェーの戦い方はあるよ。大事な事だよ。でもさ、柏はそれでも攻め続けなければならないんじゃない?今はそんな状況なんじゃない?

 ホームで勝ち点を奪えなかった国立の鹿島戦。アウェーで勝ち点を取ったこの試合。どうしてサポの反応が180度違うのか考えてほしい。マジで。



 それと・・・気持ちが荒んでいるからかも知れないけど・・・もうガマンできなくなってきた。

 浦和戦の「ゼ・ロベルト」へ

 柏の攻撃はお前が中心になるんだろ?何だありゃ?特に後半ひどすぎだぞ。

 本当にお願いだから、お前のプレーとお前のゴールで、俺たちをワクワクさせてくれよ。熱くさせてくれよ。躍らせてくれよ。頼むよホント・・・



 次は横浜だ。昨年のように圧勝しようぜ。また岡ちゃんに「やっぱり柏にヤラレタ・・・」って言わせようぜ。

 ファーストステージ残り試合。めちゃめちゃ重要だぞ。頼むから諦めないでくれ。頼むから逃げないでくれ。


■しなこの感想

 本日のスタメンは永田クン、ナベタケさん、そして小林クンの3バック、久しぶりボランチ復活明神様とドゥドゥのボランチ、右に茂原クン、左に平山クン、トップ下ホベルト、そして宇野沢クン・菅沼クンの2トップと言う布陣。


 前節の観戦記で言いたいコトをビシッと言ったので、かなりスッキリしました。
 たぶんしなこさんの観戦記を読まれた方の中には、しなこさんの悪いオーラにとり憑かれた方がいるかと思います、誠に申し訳。


 そんな訳でもりやすを少しは見習って、「ドンマイ」とまでは行かなくても、イライラするのは止めてレイソルと言うチームのサッカーを見続けようと思いました。


 そんな中、試合開始。
 レイソルの攻撃が良かった・・・まではいきませんが、何となくレッズがパスミスしたりオフサイドに引っかかったりして、結果としてレイソルが攻撃している時間が長かったです。
 惜しいシーンも何回かあったのですが、結局得点できないまま前半のロスタイムへ。


 ホベルトが倒されてFK。
 平山クンと茂原クンがボールを前に同時に走り出し、平山クンが蹴ったボールはゴール右スミに吸い込まれていきました。
 「え?先制?本当?」と思っちゃいました、正直、得点できるのかすら心配だったのに先制できるなんて。


 そのまま前半終了。
 前半の調子をそのまま後半に持ち込めばもしかして・・・と心の中で思いました。(声に出して言うと叶わなさそうだったから黙ってました、あぁ、弱気なしなこさん)


 が、後半立ち上がりの追加点チャンスを逃すとその後、あっさり失点。
 守備陣のスキをついた攻撃だったし、何より田中(達)の飛び出しに誰も付いていけてなかったです。


 「追いつかれたけど、まだ後半始まったばかりなんだし」と思い直しましたが、その後は防戦一方。
 FWの選手が(最終的には)4人もいる(しかもよく走るヤツばかり)浦和相手に、守備陣はよく守っていたと思います。
 雄太さんは失点時のウカツな飛び出しに反省したらしく「あわや失点」と言う場面もいつもの神がかりセーブを見せてましたし、小林クンもストッパーとして十分頑張ってくれていたと思います。


 が、攻撃陣は・・・。
 ロングボールが出ると菅沼クンや宇野沢クンが懸命に走るのですが、そこに付いて行く選手がいないのでは攻撃のしようがない。
 平山クンがひとりで懸命に左サイドからクロスを上げても中に選手がいない、守備の裏を突く選手がいない状態で得点できる気配が感じられなかったです。


 それにボールをホベルトに渡しても、ホベルトはただただドリブルするだけ。
 試合序盤はそれでも良かったのですが、本人が疲れたのか、相手がスピードに慣れたのか、後半はただただボールを奪われるのみで、素人目ではトップ下として機能しているようには感じられませんでした。


 終盤、ガマンできなくなって右サイドまで走ってくる平山クンがかわいそうで仕方なかったです。


 結局、失点しなかったけど、得点もできず試合終了。
 今までの試合に比べれば悪くはなかったけど、かと言って「いい試合」だったとは正直思えませんでした。
 守備陣は失点こそしてしまったけど、それ以外ではよく守っていたし、平山クンが復帰して攻撃らしい攻撃も少し見えたし、良かった点はいくつかありました。


 が、監督の采配が「(悪くないけど)良くもない試合」にしてしまったような気がしてなりません。
 まず、ドリブル一辺倒のホベルトをなぜもっと早く下げないのか。(って言うかスタメンにするのも疑問ですが・・・)
 増田さんが出てきた時、スタンドでは「なんで(ホベルトじゃなくて)実を下げるんだよー」と言う声があがりました、私もそう思いました。


 それに試合終了間際、シモさんを入れたのはどうなんだろ。
 後から考えると単に平山クンを下げたいためなのかとも思いましたが、リアルタイムでは「時間稼ぎだ」と思ってガッカリしてしまいました。


 何もサポーターの顔色を伺う必要はないだろうけど、選手のがんばりがフイにされるような采配にはものすごくガッカリです。



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