トップページ柏レイソル観戦記2004年>2004.5.5 柏レイソル×ガンバ大阪

■2004Jリーグディビジョン1 1stステージ第8節
2004.5.5(Wed)15:00〜 日立柏サッカー場
柏レイソル 0−2 ガンバ大阪
【得点者】大阪−吉原宏太(55分)、マグロン(70分)

■もりやすの感想

 風邪をひいている私に、お天道様はつらくあたり、寒い1日となりました。

 日立台に出発前、カレンダーを睨む。そう、今日の相手は5月の彼です。彼に「感謝と尊敬のブーイング」を腹の奥からあびせました。

 しかし、その彼は、前半途中で負傷退場。様子を見ると長くかかりそうな、ちょっぴりの残念と少しの心配が心に残りました。ちなみに彼は短い髪の方がいけてるぞ。次はギャフンと言わしてやるから早くケガ直せ。



 さて、余談はここまでにして、柏はこの試合も敗れてしまいました。口ではうまく説明できませんが、すごく悔しいです。

 前半はお互いにDFがよく頑張って拮抗した展開でした。中澤の集中力が高く、「ぜってえマグロ夫には負けねえ。」という気持ちが伝わってきそうでした。

 一方のガンバも・・・シジクレイが効いてる・・・いいところをシジクレイに潰されまくった感じがしました。

 前半終了0−0。ガマン比べの様相を呈してきました。後半に起こるであろう「きっかけ」によって、切れた方が負けます。そのきっかけを柏が先に作ってくれることを願いました。



 後半、きっかけは唐突に訪れました。何てことはない流れから、マグ夫→吉原へと渡り、あっさり失点。俺はこの時、防ぐと思い込み楽観していて気付いたらボールがゴールに入っていたのに気付き、呆然としました。

 しかし、このきっかけは、試合を決定づけるきっかけではありませんでした。後半序盤でまだまだ時間があったからです。まだいけると感じていました。



 最終的に「切れた方」は柏でした。ドゥドゥのシュートが入らなかったこと、雄太の退場、シミケンのもうちょっとだったPK。これで切れてしまったと思いました。結果0−2で敗戦です。

 もし、ドゥドゥのシュートが入っていれば、流れは完全に柏にあったと信じています。それだけに惜しかった。点差とは裏腹に「あとちょっと」と感じた試合でした。

 でも、大きな課題も感じました。俺個人の意見ですし書くととめどなく長くなるのでやめますが、はしょって書くと、ポストの位置、谷澤のスタイル、リカのクセなどです。・・・・なんのことかわからんすね・・すいません。



 それにしても、ほんと勝てよ・・・。もう「どうしたら勝てるのか?」というテーマで家族会議したくないよ・・・。試合開始の笛が鳴った瞬間から点を取りに行け、死ぬ気で泥臭く行け、とにかくシュートを打て、ゴールが見えたら打ってくれ。

   今日は自分の体調不良もあって、声も満足に出せなかったし、本当に悔しいです。悔しいのひとことです。以上、もうフテ寝だ。


■しなこの感想

 本日のスタメンは、永田クン、ナベタケさん、中澤クンの3バック、DF登録だけど右サイド波戸さん、左谷澤クン、シモさん・明神様のボランチ、登録上はFWのリカさん・ドゥドゥをトップ下に置き、宇野沢クンの1トップと言う布陣。


 ・・・なんだこの布陣は、と試合開始前から不安いっぱいの状態でした。


 前半こそよく守っていたのですが、後半に入り、一瞬DF陣の寄せの甘さを突かれて失点しまいました。
 1点ならまだ追いつけるし、うまくいけば逆転もできる・・・かも、と思ってました。


 が、カウンターから1対1の状況になった時に雄太さんがガンバ吉原を倒して一発退場。
 宇野沢クン→シミケンでPK、ボールに触ったのですが弾かれて2点目。
 でも、今日のシミケンはいつもより良かったと思うよ、PKも惜しかったし、ちょっと見直しました。(ちょっと、って失礼な言い方だな〜)


 前半から2点目が入る時点までの攻撃を見て、「3点は厳しいな」と正直思いました。
 攻撃に関して言えば、みんな、味方がどこにいるのか分かってんの?と疑問に思わずにはいられない感じでした。
 ボールを持てばパスの出し所を探してウロウロするばかりだし、クロスが入ってくればただクリアするしかしないからセカンドボールがいつまで経っても取れないし、ゴール前で待っている選手がいるのにクロスを上げずにドリブルで切れ込んで行くばかりだし・・・、非常に見ててはがゆい思いでした。


 終盤に明神様→菅沼クン投入、でも、あと10分でどうしろと、それならスタメンで使えば・・・せめて2点目取られた直後に交代させればいいのにとガッカリしました。


 結局、1点も取れないまま試合終了。


 個人的に言いたいのはリカさん・・・と言うかリカさんの周りの人。
 私の中でリカさんは、裏に抜ける選手へのパスが上手い、と言うイメージがあります。
 山下さんがいた時はゴール前へのスルーパスを幾度となく見ていたのですが、最近、そういう場面を見る機会がないような気がします。
 リカさんはFKやドリブルも武器になりますが、それはゴール前にいる選手、ゴール前に走りこむ選手がいてこそ効くじゃないのかな。


 最近、試合を見ていても、「どうやって攻撃するのか」が全く感じられないです。
 選手たちはちゃんと「攻撃のイメージ」をみんなで理解できているのかな?



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