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■名古屋グランパスエイト戦 |
2004.4.11(Sun)15:00〜 豊田スタジアム |
名古屋グランパスエイト 1−0 柏レイソル |
【得点者】 | 名古屋−中村直志(18分) |
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■もりやすの感想 |
「その男」は10番で、ゲームキャプテンで、司令塔で、チームの中心でした。
しかし、チームの不振により、監督が変わり、戦術が変わり、いつしか彼の出場機会も減ってしまいました。
その時の彼の心のうちはわかりませんが、出場機会を求めた彼は、チームを離れる決断をしました。
そんな彼はまだ戻ってきません。チームを離れたときはショックでした。離れてからも彼を気にしていました。
そんな彼を久し振りに肉眼で見ることができました。俺は「感謝と尊敬のブーイング]で彼に接しました。
「その男」とは、大野です。
この試合、ひとことで言うと、大野にやられました。柏唯一の失点、大野のラストパスの瞬間、ものすごい静寂に包まれました。
正直言って、大野をなめてました。レンタ先でも出場機会にそれほど恵まれていなかったから、試合勘が鈍ってると思ってました。しかし彼は、この試合までに非常に高いモチベーションで、毎日真剣に練習に取り組んでいたのだろうということを俺は忘れていました。
大野のラストパス、ダイビングヘッド、そして、後半の名古屋のカウンターの時の信じられないほどの距離を激走したオーバーラップからのシュート。悔しいけど認めます。俺はこの試合大野に圧倒されました。
一方の柏はどうか。「魂込めて走った選手」は俺が感じる限り玉田とリカだけだったのでは。この日の大野のような気迫を感じることができたのは何人いたか。
とにかく、この試合は大野にやられました。マッチアップした期待のブラジル人ボランチよりも、今の柏の10番よりも、この日の大野は凄かったと感じました。
・・・柏の話をしましょう(遅)。内容的には決して満足できない試合でしたが、運もなかったかなと思いました。この試合の楢崎はあたっていたし、玉田のシュートはバーに嫌われるし。
それにしても、サイドからの崩しが少ない・・・。攻撃が中に偏って、個人技に偏っているように感じます。全てが悪いわけではないけれど、個人で打開できないときや、個人で打開するための下準備をどうするのかってことを考える必要があるのではと思います。
ロスタイムのサッカーを試合開始序盤からできるように・・・っていうかやれ。・・・切なる願いです。
次節は水曜日。久し振りのほんとの「ホーム」日立台です。敵は磐田。絶対に負けれらない試合です。
リカは出場停止か?リカが出られないのが本当にイタイ。でも勝つしかないんじゃい。やるしかないんじゃい。応援するしかないんじゃい!!
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■しなこの感想 |
「心中複雑」
本日のスタメンは、ナベタケさん、永田クン、近藤クンの3バック、シモさん・ドゥドゥのボランチ、右に明神様、左増田さん、トップ下リカさん、玉田クンと望さんの2トップと言う布陣。
スタジアムでもらったマッチデープログラムのスタメン予想を見てビビビビビックリ。
「大野クン、ボランチだよー、こここここれ、スススススタメンだよね」と、長距離運転でグッタリしているもりやすをバンバン叩いて聞いてしまいました。
入場してきた大野クンを見て、「やっぱりユニは黄色くないとな」などと思いながら、試合開始。
試合はお互い暑さにやられてしまったのか、ミスが目立ち、何となくダラーとした感じ。
そんな中、大野クンからボールがゴール前に上がると、その先にDF陣の裏に飛び出していた名古屋の選手が一人待っていました。
雄太さんを振り切るようなシュートで名古屋が先制。
早い時間に失点したので、まだ追いつける、と思っていました。
後半に入り、増田さん→谷澤クン投入で攻撃の時間も増えました。
が、
攻めても攻めてもシュートが決まらない、枠に入らない、とイライラがつのるばかりで時間が過ぎていきます。
結局、得点どころか得点の気配もあまりなく試合終了。
玉田クンのおしいシュートとかリカさんがGKと1対1になる場面とかありましたが、チーム全体のシュート数を考えると1点も入らないのは正直どうかと思います。
大野クンは・・・がんばっているんだな、と思いました。
アシストを決められたのにはさすがにガッカリしましたが、少ないチャンスをモノにできた、それは素直に嬉しかったです。
一生懸命走る姿やダイビングヘッドでゴールに飛び込んでくる姿・・・あのままレイソルにいたら、ひょっとしたら見られなかた姿かもしれないです。
それを思えば、初めて(レンタル)移籍のニュースを聞いた時のショックもムダじゃなかったのかな。
早く帰ってきておくれよー。
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