トップページ柏レイソル観戦記>2003.11.23 鹿島アントラーズ×柏レイソル

■鹿島アントラーズ戦
2003.11.23(Sun)15:00〜 カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 2−1 柏レイソル
【得点者】鹿島−本山雅志(13分)、小笠原満男(89分)
柏−田ノ上信也(55分)

■もりやすの感想

 ・・・・・コエガ・・・・デナイ・・・


 神戸戦から帰宅後、ほどなくカゼをひいてしまった俺は、職場の人に「ウィルス」としてめちゃくちゃ迷惑をかけ、完治せぬまま鹿島戦に臨みました。職場のみなさんごめんなさい。

 さてさて鹿島戦でございますが・・・負けてしまいました(涙)。しかもロスタイムで(号泣)。

 悔しいっす。でも悔しいっすけど、選手はよく頑張ったと思います。細かいミスはあったけれど、攻める気持ちも垣間見えたし、この試合は色々あったし・・・


 若干抽象的にはなりますが、この試合の敗因というかポイントを挙げると、


 アクシデント・ポジションミス・誤審・采配不明


 こんな感じかと思われますです。

 まずはアクシデント。平山様のことです。試合観戦中はそんなには思わなかったのですが、家に帰って試合中継やスローなどを見ると、痛そうだ・・・・。具合のほどはわかりませんが、早くよくなってほしい。心配です。

 この試合序盤における平山の負傷は非常に痛かったと思います。まさにアクシデント。先制点もこの矢先でした。


 ポジションミス。この試合、鹿島と柏はともに4バックでしたが、試合全体を通して明暗がわかれたかなと思います。ピッチを広く使い厚みのある攻撃を見せた鹿島。中盤で細かく繋ぎ、守備も中盤から複数の選手がプレスをかけていく柏。結果として「広く速い」攻撃をした鹿島に対し、守備に「ズレ」がでてしまったかなと随所に思いました。

 痛恨だったのはシミケンの「ポジションミス」。試合全体を通してシミケンはよく頑張ったと思いますが、失点はいずれもシミケンのポジションミスだったかなと感じます。1失点目は飛び出してファーが空いて、2失点目は飛び出そうか一瞬躊躇してニアを空けてしまったのでは。俺は非常に厳しいこといってるかもしれませんが、ここで結果を出すことがシミケンへの期待です。シミケンには雄太を脅かして欲しいだけに、あえて2試合4失点という結果を厳しく評価すべきだと思います。


 次に誤審・・・・これは・・・非常に・・・許せん。明らかなCKがGKに変わったのを皮切りに、挙句の果てはタノのシュミレーションだあ?

 もう嫌っす。ウンザリっす。あのタノのシュミレは絶対におかしいよ。主審は、線審は何見てたんだよ。後の祭りっすけど・・・ほんとウンザリです。


 タノのシュートは凄かったなあ。これまでタノは今一つだった感がありましたが、それを全部チャラにするゴールでした。シュートだけではなく要所でみせたスピードある攻撃も良かったです。それだけに、ああそれだけに退場はねえだろ・・・(怨)


 結果10人になった柏はさらに厳しい戦いとなりました。そしてロスタイムで痛恨の勝ち越しを許すのですが・・・マルコしゃん?何故ホベルチを?中澤では?と、終盤に俺は采配不明を感じました。4バックでダブルボランチも俺はイマイチだなあと感じました。


 ・・・結局グチばっかになってしまいましたが、選手はよくやったと思います。玉田も元気でよかった。平山が心配だ、軽傷であれ。タノ・・・次出られないのつらい。増田、頼むから今年中にゴールを決めてくれ。


 とにもかくにも次節が最終戦となりました。キング見納めらしく、壮絶な試合が予想されます。ホーム最終戦だぜっ!!俺ぁ正直鬱憤が相当たまってんだっ!!今年最高の試合を見せて勝ってくれっ!!


 追伸1

 鹿島の駐車場はすごい。去年は駐車したらそのお礼にとお茶をくれた。嬉しかったので今年も駐車したら、なんとお茶と赤飯おにぎりとおかきをくれた。しかも3人分。来年は何もらえちゃうんだろう・・・駐車場のおじさん、ありがとうございました。

 追伸2

 最近「サンバデジャネイロ」歌ってないなあ・・・次の試合は気持ちよく歌いたいなあ・・・


■しなこの感想

 相変わらずカシマスタジアムはいいスタジアムですな。


 先週のウィングスタジアムが悪かっただけに芝はきれいに見えるし、スタンドの傾斜はいいし、きれいだし。
 帰りの道路が激混みしなければ言う事ないスタジアムです、なので、もう1車線くらい増やしてもらいたいものです。


 本日のスタメンは、先週に引き続き、シミケンがスタメン。
 平山クン、ナベタケさん、落合クン、タノさんの4バックに、明神様・ハギさんのダブルボランチ。
 2列目に増田さん、望さんで、2トップに玉田クンとなんと菅沼クンがスタメン起用。


 相手もまさか高校生がスタメンで出てくるとは思ってないだろーなー、などと思いながら試合開始。


 が、開始早々、平山クンが負傷退場。
 最初の失点は、交替選手のアップが間に合わなく、10人で戦っているところで、ガラ空きになった左をつかれました。
 シミケンがうっかり飛び出していてゴールが空いていたのが、反対側から見てて分かってしまっていただけに悔しかったです。


 先制されたまま前半終了、そして、後半に入るのですが、後半から永井クンとタノさんのポジションをチェンジ。
 これが結構機能したようで、ゴール前、玉田クンがドリブル突破で敵を4人ほど引きつけて、横にパス。
 望さんがこのパスをスルーし、走りこんできたタノさんがフリーでボールを受け取るとシュート、ンガハタクンの手を弾いて、ゴールのスミに吸い込まれていきました。


 久しぶりに思い切りのいいシュートを見たような気がしました、これだよ、こういうシュートを待っているのよ、と言いたくなるようなシュートでした。


 が、これで波に乗れると思ったころから、主審の判定がおかしくなります。


 CKで柏の選手は誰一人触っていないのにゴールキックの判定、線審がラインを出たと旗を上げてるのに見てないし、あげく試合を中断してまで線審に事情を聞く始末。


 そして、タノさんのシュミレーション。
 私たちは目の前で見てます、だから言えるんです、あれは押されて倒れたんです、100万歩譲ったとしてもイエローを出すようなプレイではありません。


 おまけにあの主審は誰にイエローを出したのか分かってなかったです。
 それまでに出ていたイエローはたったの2枚、なのに、記録を見てから気が付いてレッドを出してました。


 自分がこの試合でどういうジャッジをしてたかも覚えていない人が笛を吹いているのかと思うと怒りで身が震える思いでした。



 結局、10人になって、ロスタイムに失点をし、試合終了となります。
 最後の失点は運が悪かったです、こぼれ球が小笠原の目の前に落ちてしまい、しかもシュートコースが空いていて、「決められないわけがない」と言うくらいの状況でした。


 試合自体は悪くなかったです。
 カウンターがカウンターらしくない、とか気がかりな点もありますが、ベストメンバーでない状況なのにがんばったな、と言うのが正直な感想です。


 ただね、


 なんだか、がっかりしちゃったよ。


 もう降格争いも優勝争いも関係ないチームだけど、あれだけの人がお金と時間と体力を使ってスタジアムに足を運んでいるんです、ただ「勝つ」ことを信じて。


 それなのに、ひどいジャッジ、消化試合かのような選手起用・・・選手ががんばって走っても、私たちが声を枯らして応援しても、すべてムダにされているような気がして、むなしくなりました。



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