柏レイソル観戦記


2003年4月20日(日)14:00〜
日立柏サッカー場
柏レイソル セレッソ大阪
前 半
後 半
延 長
[得点者]
柏−矢野貴章(43分)、平山智規(44分)、玉田圭司(82分)
C大阪−ペラック(88分)、バロン(89分)
もりやすの感想
 今日のホームゲームも雨。これまでいい天気だったのに、何で今日に限ってと思いましたが、幸い小雨にとどまり、試合も勝って万歳です。

 最初に残念なところから。2失点は余計だったなー。しかも2点目は「入って終わり」だったので、何とも微妙な感じで、後味もあんま良くなかったけど・・・・・

 と、残念なところはここまで。今日はホームゲーム初勝利の余韻に思いっきり浸っています。


 今日の布陣も前節とほぼ変わらず。出場停止のマルのところに貴章が入りました。貴章にとっては大チャンス。ここで男を上げてほしいと期待も高まります。

 前半序盤は大阪のペース・・・・というより、柏の立ち上がりが悪かったと思います。この試合通じて大阪の攻めは「高さ」。バロンをターゲットにする単調なものに見えました。しかし、バロンはやはり競り合いに強く、たびたびやられる場面も見られました。

 そんな雰囲気を断ち切ったのが、雄太さんです。もみ合いになり、ループシュートを打たれ、「やばいっ!」と思った瞬間!!雄太さんはボールをハエのように「ペチッ!!」と叩きつけ、セーブ。俺のところからはものすごいセーブに見えました。

 それから、拮抗した時間が過ぎ、前半が終わろうとした時、左から下平が諦めずボールを中へ。大阪の選手がラインアウトしたと思い込み棒立ちになったところに貴章のヘッドがズドンです。試合後のインタビューでは、貴章もボールが出たと思っていたそうですが、J初ゴール。生涯忘れないであろう貴重な先制点でした。

 そして、1点リードのまま、後半へ・・・・と思っていたら、平山様です。平山のクロスが一旦はじかれ、ボールは再び平山へ。誰もが2度目のクロスと思っていた時に・・・・ズドンです。この時ばかりはさすがに狂喜乱舞してしまいました。


 今の柏は、まさに「日々精進」しているように見えます。キャンプでフィジカル鍛えたはずがけが人も多くなってしまい、大変な状況ではあるのですが、何か日々良くなっているような、そんな気がします。チームも比較的若いし、ホントに楽しみです。


 最高の形で向かえた後半。西澤が途中出場し、大阪の単調な「高さ」の攻撃にターゲットが増えました。それがゆえ、厳しい場面もありました。それでも、それでも、今日の柏は良かった。玉田のズドンです。綺麗すぎるダイビングヘッドは俺の場所から、「ぎょっ!!玉田が空中で止まってる!!」と思えるほど鮮やかに見えました。

 今日の試合で光っていたのは、個人的には下平です。非常に豊富な運動量で、献身的な動き・・・・職人です。献身的な動きといえば、リカルジーニョも本当に素晴らしかった。今の中盤は、俺は本当に楽しみで大好きです。

 そして、今日の試合で、何よりも嬉しい事は、流れの中から点を取れたこと。FWが点を取ってくれたこと。これに尽きます。これからもこんなゴールシーンをたくさん見せてほしい。そして、また狂喜乱舞させてほしいものです。

 「柏はやっぱり強いぜっ!!」と思っていたら、あれよあれよと2失点。強いと思わせつつも、やっぱり俺らが応援してやらないと、と思わせる柏。罪なチームだぜっ!(俺ってひょっとしてダマされてる?)

 とにもかくにも、勝利の味はたまりません。これからもガンガン応援して、勝利の味に酔いしれましょう。

 次回は、国立のナビスコ。平日なので仕事終了と同時にDASHで国立へ向う予定です。(間に合うかな・・・?)



追伸

 サツがピッチにいるだけで、俺のアドレナリンが溢れてきます。あのオーバーラップは最高だ。サツ、これからもがんばってくれ!!

しなこの感想

 勝った勝った、2連勝。

 矢野クン初得点おめでとう、ヘディングすばらしかったです。
 ・・・って言っても、ごめん、よく見えなかった。
 実は前に立っていた(と言うか柵にまたがっていた)女の子2人の間からしか状況がつかめず、

 コーナー間際までボールが行く
  ↓
 後ろから誰か(=下平さん)がボールを追いかける
  ↓
 「えっ、間に合うの?!」
  ↓
 ボールがゴール前まであがる(誰が蹴ったかは女の子がいたため見えず)
  ↓
 「あっ、ボールが飛んできた!!!」
  ↓
 誰か(=矢野クン、こちらも女の子がいたため見えず)がゴールに向ってボールを蹴った(かどうかは不明、実際はヘディングだし)
  ↓
 ボールがゴールに吸い込まれる

 と言うことで、ボールの動きは分かるが、誰が何をしてるのかさっぱり分からずじまいでした。

 2点目と3点目はしっかり見えました。
 特に平山クンのシュートはしびれましたよ、ゴールスミをついて、本当にゴールに吸い込まれるような、すんばらしいシュートでした。

 他にも攻守にわたってキレキレのリカさんや、リカさんと2人で超高速(「超」が重要)カウンターをかましたサツさん、献身的な働きをしてくれた増田さんなどなどなど、みんな勝利に貢献してくれましたが、しなこが選ぶ(選んでどうする)、本日の功労者はズバリ雄太さん。
 ハエたたきパンチや、体を張ったシュート阻止はしびれましたよ。
 ああいう気合いの入った守りを見せられると、応援も士気があがります、たぶん選手たちも気合いが入るんじゃないのかな?

 プレーで気合いを見せる雄太さん、ステキです。


 最後の2失点はセレッソの選手が集団で押せ押せ状態でDF陣や雄太さんを押しまくっていたような感じに見れました、「あれってアリなのか?ファールとってもいいんじゃないの?」とちと思ってしまいました、でも、誰もそんなコト言ってないから、私が間違ってるのかも・・・。

 でもでも、勝ちは勝ち、失点については「最後まで油断するな」と言う自戒をこめる意味で、次節につなげればいいのではないでしょうか。

 取りあえず、2連勝を喜ぼうよ〜。