トップページもりやすの小部屋>2003.8.9 ウノに元気をもらう

■2003.8.9 ウノに元気をもらう
 どーも。コラムではすっかりご無沙汰となってしまった感のあるもりやすでございます。

 決して忘れていたわけでも、サボっていたつもりでもないのですが、久しぶりなのでここはひとつ、自分の近況報告を・・・


 俺はしがないサラリーマンなのですが、7月に人事異動となり、全く新しい仕事をやることになりました。そして、勤務地も慣れ親しんだ千葉の田舎から高層ビルの立ち並ぶ横浜へと変わりました。

 ここでカミングアウト(というほどのことでもないですが・・・)しますが、俺は自他共に認めるほどの根性ナシで、また、人見知りをしてしまう人間です。なので、このような環境の変化に情けないほどについていけない自分がいるのです。

 すっかりオヤジになりつつある俺も、初めての仕事に戸惑い、知らない同僚や先輩にドキドキしてしまいます。また、そんなかっこ悪い状態の時に限って、つまらないミスなどを犯し、自信を喪失させていく悪循環な自分がいました。

 こんな弱い自分にすっかり嫌になってしまった俺、妻しなこにも迷惑をかけている俺・・・・とにもかくにも悪循環な日々が続いていたのです。


 そんな時に、一冊の雑誌を買いました。その本は「Footival」というサッカー雑誌で、サッカー雑誌のクセにボール蹴ってるヤツの写真がほとんどなく、サッカー選手がモデルばりのポーズを決めるという一風変わった雑誌です。

 その雑誌の9月号に、望とウノの対談という記事がありました。だから買ったのですが、望とウノが上半身裸体のセクシーショットというあまり・・・というかほとんどないシチュエーションの写真付きでした。

 まあ、それはおいといて、そこでの対談をを読んで、ハッとさせられることが書いてあったのです。望がウノを「常に前向きで、とにかくやるしかないって姿勢がいい。」と、評価していたのです。

 なにげない対談の一コマですが、俺はそれを読んでハッとさせれらました。今までの自分が過剰なほど後ろ向きな姿勢で、それがゆえに悪循環に陥っており、自分が前向きになっていかないと、何も変わらないし、良くもならないという当たり前のことに気づかされたのです。

 そのとき、自分に絡まっていた鎖がほどけたような気分になりました。そして、ウノのこれまでのプレーを思い出し、「俺も頑張んなきゃね」という気持ちになったのです。本当に自分勝手に、俺はウノから元気をもらいました。

 今でも、仕事に慣れず、緊張の日々は続いています。でも、以前ほど後ろ向きな自分はいなくなりました。そして、家に帰れば妻しなこがいてくれて、癒されます。週末には柏レイソルを観に行けます。相当幸せな自分を、自分自身で見失っていたんだなと思います。また、これをきっかけに、初心を取り戻す事ができたら、なおラッキーかなとも思います。



 俺は情けない人間で、かっこ悪いけど、これからも自分のために、妻のために、自分の弱さを克服して、できることを頑張ろうと思います。今回は自分の恥ずかしい話をしてしまいました。恥ずかしくなってきたのでこの辺で・・・・



 またガッツンガッツンコラムを更新するので、どうぞごひいきに。


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