《太玄》の由来
《太》は大きく太いことで おほいなり 即ち尊称の意を表わすときに用い 《玄》は墨色で 天・神・道徳・静などに関連するものに用いられる 又、太玄ということは虚無恬淡の道ともいわれる 中国五山の一つ 泰山は太山と同じで李斯の逐客上書に 太山不譲土壌 故能成其大……とある 一片の土壌をも惜しみ、積み重ねたから大をなしたというように、 中道を通し、恬淡として前進するならば 必ずや前途は幽深な輝きをはなち、大を成すであろう まさに太玄の名にふさわしいものである。