2003/6/1〜6/30 |
過去の日記へ トップページへ戻る 6月29日(日) さて、ゴーヤと言えば、今や夏にはおなじみの野菜。 ビタミンCが豊富で、苦さにハマればやみつきになる食材。 我が家も大ファンで、 6月になり、近所のスーパーにゴーヤが並び出すと、もう、買わずにはいられない。 とはいえ、5年くらい前までは、こんなにポピュラーな野菜ではなかった。 デパートの野菜売り場で 一個498円 などという、あわびみたいな値段で売られていたのが、ゴーヤ。 そんな高価なゴーヤは、当然買うわけにはいかなかったので 我が家は10年ほど、ずっと、夏になると自家栽培をしていた。 もとになる種は、沖縄へ行った際、市場で買って帰ったゴーヤのもの。 これを取っておいて、初夏になると、ベランダのプランターに植える。 たいして大きくないプランターなので、実が成るといっても、小さなものばかりだったけれど 夏にゴーヤが食べられる幸せ♪♪ 最近は、高知や宮崎産の大きなゴーヤが、どこのスーパーでも安く手に入るようになったけれど それでも、我が家のゴーヤ栽培は、夏の行事として、続いている。今も。 というわけで、今年も5月の連休明けに 我が家は、いつものプランターを、ベランダに用意した。 そして、種を植えて待つこと、約3週間。 第一の芽が顔を出す。 高橋夫婦、小躍り♪♪♪ と、ここまでは毎度の光景だったのだけれど・・・。 次の芽が、いっこうに出ないのだ。 一週間待っても、出ない。 いらちな夫は、「追加で種を植える!」と言い出す。 ・・・芽が出るのに適した気温になったら、ちゃんと出るんじゃないの? まだ、ちょっと気温が低いのでは・・・・・・・・・・? などという、私の制止を聞くはずもなく 夫は、残っていた種を、プランターに植えた。 さらに2週間経過。 最初の種も、追加の種も、音信不通のまま、第一の芽だけが、スクスク伸びるプランター。 またも夫はいらだって、追加の種を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・イヤな予感はしていたけれど、 こうして、種だらけになったプランター、 梅雨入りして気温が上がった、ここ1週間ほどで、次から次へ、また次へ、と芽を出し始めてしまった・・・。 うちのプランターで育てられる苗は、せいぜい2本。 それが、5本も6本も7本も、芽を出してしまったのだ。どうしましょう????? 仕方がないので、里山へ持って行って植えた。 せっかく木を切り、枝を払い ツル性の植物を刈り取り、下草を刈って、綺麗にした場所に またツルの茂る植物を植えるなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なのだけれど、可愛いゴーヤのためなら・・・。 さて、山に植えて、やれやれ・・・と一息ついたところで、また、出た。 我々をあざ笑うかのように、 ポコポコポコポコ発芽した。 もうダメ。 もう、これ以上、山には連れていけません!! ということで、貰い手捜しを始めた我々。 実家はすでにゴーヤ栽培に着手しているので、夫が勤め先で、捜す。 こういう写真も用意して。 さて、デジカメで撮って、会社のパソコンで同僚に見せたところ とある20代のOLさんが 「いやぁ〜〜〜〜〜〜。可愛い。♪」 夫「そうや〜〜。可愛いやろう?」 「可愛いですねぇ〜〜。」 夫「可愛いやろ?どう?もらわん?」 「え?え・・・え〜〜〜〜〜・・・。はい!じゃあ、もらおうかな!?」 まるで、子犬の貰い手捜しのような会話だけれど、対象はあくまでもゴーヤ。 でも、写真まで用意したおかげか、無事この子はもらわれていくことになりました。 もらってくれたお宅は、庭付きの一戸建てだそう。 幸せにしてもらうんだよぅ。おまえ。 で、めでたし、めでたし。 ・・・・・と思っていたら、別の同僚の女性が、こんなことを言い出した。 「高橋さん。山をお持ちなんですってね???」 (借りてんですよ!) 「あの・・・、お願いです。この子をどうか、山で育ててやって!」 これは沖縄の<シークワーサー>という柑橘系の植物。 見た目は<すだち>。味は、すだちとレモンの中間くらいの物なのだけれど 以前沖縄土産で、その女性にシークワーサーをあげたら その人、面白がって、種を植木鉢へ植えたそう。 そうしたらば、発芽して、2年でこのように、15センチくらいまでスクスク成長した、らしい。 「でもっ!うちは社宅で、庭はないし。 これ以上大きくなられても・・・・・・・・・・・。 この子、もう、うちでは育てられません! どうか山で幸せに育ててやって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 つくづく、世の中は持ちつ持たれつだと思った。梅雨の晴れ間の日曜日。 昼: 綾上町のうどん屋<やまげん>にて かけ小300円、おでん(厚揚げ、こんにゃく、卵)240円 ←おでんは、夫と半分わけ 6月26日(木) この2ヶ月ほど、ほとんどビデオ屋さんへ行っていない高橋。 ビデオを観る時間がなくなっちゃった・・・というのもあるけれど 一番の原因は、犬である。 ビデオ屋のそばに、半年ほど前から、一匹の野良犬が住みついている。 怖い犬ではない。 むしろ、吠えまくる隣の大バカに比べれば 実におとなしく、そして人なつっこいワンコ。 しかし、これが、私には問題なのだった。 その茶色い短毛の、中型のMix犬は、半年くらい前・・・、いや、もう少し前かな? 去年の年末くらから、気がつくとそこにいた。 まだ若い、元気で、人慣れしたワンコ。 人間を信じて疑わないようなところがあり ビデオ屋のそばの居酒屋で、残り物をわけてもらいながら 日中、通りすがりの人を見上げては 目が合えば、 「ついて行ってもいい??」 と言う表情をして追いかける。 追いかけては、しっし!と追い払われ、また別の人と目が合えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ってなことを繰り返していた。 多分、捨てられてから間がなくて 人間にひどいことをされたこともなくて・・・というワンコだったのだろう。 でも、落ち着きなく人を見上げている姿は、やはり可哀想だったし チョコマカ走っていて、車にはねられないか・・・と、心配だった。 今年の3月頃だった。 買い物がてらに歩いていて、 そのワンコと、いつものビデオ屋とは違う場所で、出会ったのは。 それは、私の背(160センチ)くらいの柵に囲まれた、とある土地。 その中へ、どうしたものか入り込んで、ワンコはウロウロしていた。 しながらも、 相変わらず、道行く人を見上げては、目が合えばついて行こうとし でも、柵があるから出られず困惑し 再びウロウロウロウロウロウロ・・・・・・・・・・・・・。 人間の頭で考えれば、実はその場所 どうやったら出られるのか、すぐにわかるのだった。 が、ワンコのそいつはわからないらしい。 でも、そこにいるってことは、どっかから入ったってことでしょうが!? ええい、覚えておけよ!出入り口!ニワトリじゃないんだからさ!!! とののしりたかったけれど、 ののしったことろでどうしようもない。ワンコには通じない。 仕方がないので、近くのスーパーへ行って竹輪を買った。 その竹輪でおびき寄せ、 出入り口へ誘導。 そして、食い意地のおかげか、ワンコは無事、柵の外へ脱出成功!したのであった。 めでたし、めでたし〜〜〜♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・のはずだったのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そうならなかったのは、 この行為の結果、ワンコは私のことを <竹輪をくれるおばちゃん> と認識してしまったらしいからだった。 以来、ビデオ屋の前を通りかかると、ワンコは察知して飛び起きる。そしてついて来る。 そう 竹輪をあげるくらいなら、いつだってあげていい。 5本入って100円の、安い奴だって、ワンコなら文句なんぞ言わないだろうし。 でも、ついて来られるのは OH MY GOD!!だ。 うちはペット不可のマンションなんだから! でもワンコはついて来る。 以前の日記に書いた、もう一匹の、近所の野良犬バァチャン(2002年11月12日の日記参照)ならば 足腰も弱く、じっと立って、私の後ろ姿を見送るだけだろうけれど こちらのワンコは、なにせまだまだ若い。 元気。 だからついて来る。 隠密のように、ひたひたひたひたと、どこまでもどこまでもついて来る。 こうなっては、もう、振り切る手段はひとつしかない。 竹輪(いや、食パンでも、鶏のささみでも、イワシでもなんでもいいんだけど)を買って、やる。 やって、ワンコが食べている隙に、脱兎のごとく逃げるのだ! ・・・ということで、私は結局、ワンコに4〜5回竹輪をやっただろうか・・・。 結果、 <竹輪をくれるおばちゃん> は、ますます強烈に、ワンコの頭にインプットされてしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みたい。 あああ、こんなことなら、ニワトリの方が良かった! 3秒で忘れてくれる動物の方が・・・・・・・・・・・・・。 以来、私はビデオ屋には近づけない。 どーーーしても行きたい時は、 このワンコが眠っている時に、風下から行く。 そう、この犬、 犬のくせに、眠っている時は、ものすご〜〜〜〜〜く至近距離に近づかない限り 知った人間に気づかないようなのだ。 なので、風下から(←もちろん、匂いがワンコに届かないように、です) そ〜〜〜っと私はビデオ屋へ走り込む。 ・・・・・・・・・・・なんでこんな、忍者のようなことをしなければ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ と思いつつも、 でも、ワンコが、いつものように寝ていてくれるとホッするのも、また事実。 今日もワンコは、いつものように、ドタッと地面に寝転んでいた。 その無防備な様子からして、 まだ人間に、ひどい目にあわされたことはないんだな、と思う。 それだけは救いだ。 可愛がってあげることは出来ないけれど (↑これで、我が家にまでついて来て、マンションの玄関前に居座られたら 他の居住者から文句が出て、保健所に通報されるかもしれない。) どうか車にひかれないように。 ケガをしないように。 どうか、どうか。どうか。 ※ ※ ※ それにしても、バァチャンと、このワンコの寝起きしている場所って、ホンの目と鼻の先。 なのに、この2匹が、のんびりつるんでいるところを見たことがないのは、何故?? <元飼い犬>は、関心が人間の方に向いて、犬同志は眼中にないのかな? それとも、歳が離れすぎていて、話が合わないのか????? これは、バァチャン。 もう歯もほとんど無いし、足腰も弱いけれど 毛並みは、ごはんをくれる中華料理屋さん(2軒!)のおかげか、とても良いです。相変わらず。 昼: ゴーヤのンブシー(ゴーヤ、赤ピーマン、厚揚げ、豚肉) ニンニクの芽と干しエビの炒め物、紅茶 6月20日(金) 大好きなミック・ジャガーが、本当はミック・ジャガーじゃなくて <ミック・ジャギュア>なのだよ ということを知ったのは、いくつの時だっただろうか。 中3だったか、高1だったか。 ストーンズの<ラブ・ユー・ライブ>というライブ・アルバムの中で、メンバー紹介をするシーンがあり そこで、最初はミックが「ドラムスはチャーリ・ワッツ」とか 「ロン・ウッド」とか一人一人を紹介していたのだけれど、 最後にキース・リチャーズが、ミックの名を 「ミック・ジャギュア」と呼んだ。 それで「ああ」と、気がついたのだったと思う。 じゃあ、あの車のジャガーも、ジャギュアなの?? と、当然私は思った。 ほどなく、故伊丹十三さんのエッセイ<ヨーロッパ退屈日記>だったか<女たちよ!>だったか どちらかを読んだ際 中に、伊丹さんがジャガーを買うエピソードがあって 「これは、是非とも<ジャギュア>と発音していただきたい」 てなことが書いてあり 本当にジャギュアなのだな、と納得したのだった。 しかし・・・・・・・・・・・、 伊丹十三氏の願い空しく、 いまだジャガーは<ジャガー>のまま。 先日、ジャガーの日本支社 <ジャガー・ジャパン>の社長さんが、TVのインタビューに答えているのを見たけれど 社長さん 何国人かは知らないけれど、顔は完全なアングロサクソン系の殿方。 けれど、日本語ペラペラの社長さんは、きっぱりと、こう発音していたっけ。 「ジャガー」 と。 えらい人だと思った。 これが明治時代の政府のお雇い外国人なら、「ジャギュア」と言っていたかもしれない。 でも、21世紀のビジネスパーソンは、日本では日本式に発音するのである。 そして、それくらい、 一度定着した発音を、ひっくり返すのは難しい・・・・・・・・・・ということ・・・・・・かな?? ベッカム様が、レアル・マドリードに移籍した。 スペインの国営放送も、イギリスのBBCも、我が日本の新聞・TVも、そのニュースで昨日は大騒ぎ。 <この世で一番難しい職業は、サッカーのブラジル代表チームの監督だ> とは、よく言われることだけれども 今度の騒動で、私はレアル・マドリードの監督も、ドッコイドッコイじゃないかと思えてきた。 インタビューに答えているレアルの監督は 無表情を装ってはいたけれど ・・・なんかこの人、もう思いっきり毛が抜けそう・・・ な感じ。 気の毒に。 いや、それはともかく 今回の報道で、気になったことが、ひとつあったのだった。 それは、ベッカム様の名前が、<デービッド>と表記されていたこと。 <デビッド>ではなくて。 ・・・・・・・・・・・・・昔からこうだったっけ? と、思い、 去年のW杯の公式ガイドブックを見直してみると、ここでは<デイビッド・ベッカム>となっていた。 それがどうした? と言われそうだけれど Davidという名前 例えば昔々、 私は、あの美しい英国のロック・ミュージシャンの名前を <デビッド・ボウイ>と覚えたのだ。 最近では<デヴィッド・ボウイ>と書かれることも多いけれど 間違っても、我が国では<デイビッド・ボウイ>と呼ばれることはないし、<デービッド>とも呼ばれない。 Davidは、大体<デビッド>と呼ぶのが、我が国では一般的だったはずなのだ。 それが<デービッド・ベッカム>様である。 私が見たのは朝日新聞の記事でだけれど、他でもそうなのだろうか? と、ネットで調べてみたら 読売新聞・報知新聞・時事通信の表記は<デービッド> ロイターは<デビッド>。 NHKはどうなんだろう?これまで意識して聞いたことはなかったけれど もしかしたら<デービッド>と発音しているのかもしれない。そんな気がする。 しかし、何故?デービッド? 確かに、ネイティブの発音には、それが近いだろうけれど・・・・・。 推測するに これは、ベッカムの代理人が <デービッド>という、英語的に正しい発音をするように、また書くようにと、要請したのではなかろうか? 私だって、自分の名前をアルファベットで書いた時 Chiho(チャイホ)などと発音されたら、や〜め〜て〜〜〜〜〜〜!!!と思うもの。 ベッカム様も、「デビッドじゃない!デービッドだよぉ!!」と思ったのかもしれないではないですか。 で、この推測が当たってたとしたら、 なかなかややこしいことを、でも、思い切ってやったものだなと、思うのだ。 先に書いた、<ジャガー>のことを思い出すにつけ。 どうでもいいようなことだけれど 名称をどう表記するか?というのは、結構大事なことのように思える。 例えば、昔、<毛沢東>が<もうたくとう>ではなくて 実は<マオ・ツートン>なのだよ しかも<もうたくとう>なんて呼び方、日本から一歩出たら、誰にも通じないのよ〜〜〜ん♪ という事実を知った時、 私はものすごくショックを受けた。 じゃあ、<しょうかいせき>も<ろじん>もダメ? じゃあ、社会科の教科書で、一生懸命暗記してるこれって一体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 という あの、どっと力が抜けるような疲労感は、今も忘れられない。 あれから月日が過ぎて 韓国・北朝鮮系の名前は、日本の漢字の音読みではなく 元の発音に近いカタカナで表記されるようになったけれど 中国名は、いまだ昔のまま。 韓国・北朝鮮系のように、カタカナで発音通り表記してもらえないのかしらと、ホントに思う。 もちろん、漢字で書いてルビを振る方式で、だ。 (じゃあないと、いきなり 張藝謀 なんて名前書かれても、誰だかわかりゃしない。) (↑映画監督の チャン・イーモウです。) というわけで、あれ以来 外国の人名や物の名前を日本の文字で表す時は、細やかな神経が必要なんじゃないかなと思うワタクシ。 適当に、乱暴に、自分ち式でやってはいかんのでは・・・・・・・・と。 じゃないと、<もうたくとう>のように、後で困るんだから・・・。 いや、それ以前に、 ご本人が日本式の呼び方を不愉快だと思ってたら、メッチャ失礼だし。 名前って、<千と千尋の神隠し>でも言ってたように やはり、とても大切なものなんだろうから。 ともあれベッカム様の名前は、(多分→)ベッカム様サイドの要請により この先<デービッド>で定着することでしょう。 では 他のDavidは?????????? これにつられて あのロック・スターを、私達が<デービッド・ボウイ>と呼ぶ日が、やがて来るのだろうか? 亡き英国の名優を<デービッド・ニーブン>と呼ぶ日が? そう言う日が来たら、やがてはミックもジャギュアになるのかしらん? さらには、プリンがプディングに ミシンがマシーンに変わったりして・・・・・・・・ と考えると、ちょっと可笑しかった昨日。 あ、もちろん、これは、英語を英語らしく発音するのがえらい!などという話ではありません。 念のため。 昼: ゴーヤのンブシー(ゴーヤ、厚揚げ、豚肉) ゴーヤチャンプルー(ゴーヤ、エリンギ、卵) 豆乳のヨーグルト、紅茶 6月15日(日) 私、高橋はるのは、猫よりも、どちらかというと犬が好き。 実家で代々飼っていたのは猫だけれど 根が体育会系の私は、やはり犬の方が気が合いそうな気がする。 猫は、「頑張れ!」とか「根性」とかいう言葉、絶対に嫌いだろうし 山登りなどは、土下座して頼んでも、つきあってくれないと思うし。 なので、 ああ、サッカーくじ(←まだやったことないんだけど)で、6億円当たったら ダルメシアンを飼って、一緒にハイキングに行きたいものだなぁ〜・・・などと夢見る、今日この頃。 (↑長距離歩行が好きな犬種ですね。) というような私だけれど 当然、すべての犬が好きなわけではない。 我が儘なワンコや、贅沢なワンコ、 そしてとりわけ嫌いなのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ええい、もう書いてやる とりわけ今、嫌いなのは 隣の犬。おまえだー!!!!! お隣の一戸建てのおうちが、ワンコを飼いだしたのは、1年ほど前のこと。 広い庭の、門のすぐそばに犬小屋を置いて、 柴の子犬を飼いだしたのだった。 子犬は当然、ヒャンヒャンキャンキャンよく鳴いた。 でも、まぁ、子犬だものね と、私はその声を聞き流していたのだ。 子犬のうちは、どんな犬だって、神さまからの贈り物のように可愛らしいし。 が、 1年弱たった今、 あいかわらず犬はうるさく鳴き続けている。 でかく、こ憎たらしい面構えになった今も。 朝夕が特にひどい。 ギャンギャンギャンギャン吠えまくる、吠え犬と化しているのだった。 あまりにもヒステリックにうるさいので いったい、何が気に入らなくてそんなに吠えるのさ? と、そっと観察してみたところ 門の前を通りかかる人間やら犬やら、すべてがお気に召さないらしく、吠えかかっている。 門前に立って、家に入って来ようという宅配の人とか、 水道のメーターを見る人とかに吠えるのなら、まだならわかるけれど 通りかかっただけの人間に、ギャンギャンギャンギャンギャンギャンと。 見ていたら、一度などは 買い物用の手押し車を押して、ゆっくりゆっくり歩いているばあちゃんに、吠えまくっていた。 それも、 門のすぐそばを通っているのならまだしも 道の反対側を歩いているばあちゃんにですよ? スパイ映画なら、あのばあちゃんの手押し車に、実はライフルが仕込まれていて・・・・・・・・・・・・ てなことも有りだろうけれど これは我が屋島の日常。 なのに、 いったいあいつは、腰の曲がったばあちゃん相手に、何をそこまで吠えるのか????? おまけにギャンギャン犬は、根性が悪い。 ・・・多分、他のお宅の吠え犬も、吠えまくる奴というのは、大体そういうものだろうけれど 見ていてどつきたくなることがある。 例えば、ある夕方のこと。 またしても吠えまくる声に、夫がお隣の様子をうかがったところ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吠え犬の門のそばを、親子とおぼしき3人連れが通りかかった。 それぞれが、一匹ずつワンコのリードを引いて。 当然、ギャンギャン犬は怒り狂う。 「ウギャンッギャンッ!!」とふた声吠えた・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで気がついたらしい。 相手が3人と3匹だということに。 多勢に無勢。 瞬間、吠え犬はうつむいて、次に、あさっての方角を見だしたそうだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 情けない。 根性悪い! もうこいつの名前は<赤シャツ>(←坊ちゃんの登場人物ね)に決定!!! ・・・・・・・・もちろん、 赤シャツが赤シャツになったのは、やはり飼い主の責任だとは思う。 お隣さん、何故ちゃんとしつけをしなかったのか? いや、でも、番犬としては、これでいいのだ!という考え方なのか・・・??????? 実は2年くらい前、お隣さんは火事になったことがある。 2階から出火していたので、不審火・・・とは考えにくいのだけれど もしかしたら、あの火事がきっかけで、番犬を飼おうと思ったのかもしれない。 だったら吠え犬でいいんだろうな。多分。 ・・・でも・・・・・ 本当に、番犬として機能しているのだろうか????????あの赤シャツ???????? だって、赤シャツが吠えるのは、もはや日常茶飯事。当たり前。 買い物車を押すばあちゃん相手にだって吠えるんだもの。 もう、あいつがどんなにわめきまくったって 近所の人も お隣のおうちの人も 「ああ、また吠えとるわ」 としか、思わなくなってるんじゃないの??????? ようするに、誤作動しまくる火災報知器みたいなもの。 いざ本番!という時に <オオカミが来た>状態で、・・・・・いいんだろうか?お隣さん。 近所には、もう一匹、番犬らしく吠えまくる犬がいるのだけれど こいつは、見ているところ、門の前に立った人間にだけ、きっちりと吠えている。 (↑検針の人とか、宅配の人とかは、さぞ迷惑でしょうけれど・・・。) そして、 このお宅の門には、 <猛犬に注意>というステッカーが貼られているのだけれど その犬、 その札にふさわしい<恐顔>の持ち主でもあるのだった。 いっぺん見たけど、真っ黒な顔で、そりゃ怖かった。 よく、<猛犬>と書いてあるのに、出てきたのはマルチーズだった・・・ などというのがあるけれど、 このお宅は看板に偽り無し!の、立派な(?)お宅。 そして恐顔犬も、無駄に吠えない(・・・かな?)し、番犬としては、赤シャツより上という気がする。 そういうわけで、お隣の方、 一度、赤シャツを、恐顔犬のところへ修行に出したほうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ などと、余計なことを思うワタクシ。 ホント、余計だけれど、我が高松も、決して治安の良い街だとは思えなくなっている。 このままじゃあ、何のための番犬なんだか・・・・・・・。 昼: 店の名前を見忘れた、市内の、とあるうどん屋にて かけ小250円、おでん(豆腐)80円 6月13日(金) 「恋愛には、相手を軽蔑しながらする恋愛と、尊敬しながらするのがあるわよね・・・。」 と、その人は言った。 私が大学生だった頃、バイト先で同僚だった、40代前半の女性が言った言葉だった。 今考えても、その人はちょっと変わった人だった・・・と思う。 なにせ、夫と中学生の息子有りの人妻ながら 大学生の男の子と浮気をしていた。 そして、それを、バイト先の仲間に、堂々としゃべって臆するところがなかった。 でも、浮気をする人ってそういうものなんだろうか? 考えてみれば、家族には絶対に内緒。 けど、恋愛特有の<ウキウキ感>は、浮気じゃない恋愛同様にあるわけで これは誰かにしゃべりたくって仕方がない。 あるいは、恋愛特有の<ユーウツ>。 これも、誰かにしゃべりたい。しゃべらなければ苦しい・・・。 というわけで、 「浮気・・・・・・・・・・・・・・」と、鼻白む我々を意に介することなく 聞かれもしないのに 彼とケンカしただの、彼がこ〜言っただの、しゃべりまくっていたのかもしれない。あの人は。 とはいえ、私は、職場でそういう話をするその人が、大変苦手だったので いっつも話は適当に聞いていた。 が、 ある時言った、あの一言 そう、 <軽蔑しながらする恋愛>という一言だけは、耳にこびりついて離れなかった。 けだし名言!! と、その時思ってしまったし、今でも思う。 そう、そういうものだ。恋愛って。 最近、私は、この名言が思い出されて仕方がない。 夫に文句があるというのではない。 家の中にある、ある物に対して、不満がつのってつのって、もう限界点!という状態なのだ。 それでも、とりあえずそれを使い続けているため、 使うたびに憎しみが湧き起こり ついつい、<腹が立つし、憎しみさえ覚えるのに別れられない恋愛相手> のように思えてきて、上の名言を思い出すというわけ。 ある物とは、掃除機。 バカバカしい! と思わずに、まぁ聞いて下さい。この掃除機はひどい。 これは、H◎TACHIの、ボールみたいに丸っこい形の掃除機なのだけれど、 買ったのは丸2年前。 先代のが、もうダメ・・・と相成って、買ったわけだけれど、はっきり言って問題児。いや、問題機だ。 まず、 先端のブラシの部分。 ここが、<パワーノズル>とかいう名前。 何がパワーかと言えば ブラシがクルクル回転しながらゴミを取り込むため、とっても良く取れる・・・というふれ込み。 が、ここがまず、半年もしないうちに壊れた。 回転しなくなった。 面倒くさいので、そのまま放っておいてやろうかと思ったけれど 回転しないと、全っ然ゴミを吸い込まない。 仕方がないから直しに出した・・・・・・・・・・・・・・のだけれど それから一年半たった今、また動かなくなりかけている。信じられない。 こんなに壊れやすい物なら、回転するブラシなんて、最初っからいらないぞ!H◎TACHI! 続いては、ホースの中。 このホース、中にカーテンレールみたいなレールが付いていて そのために、軽〜〜いタッチで、ホースを伸び縮みさせられる・・・というのが売り。 が、 そのレールに、吸い込まれたホコリがからみつき しょちゅう、巨大なホコリの塊が、ホースを詰まらせる、という事実を この掃除機の開発担当者は、知っておられるのか!?????否?????? しかも、レールにからみついているため、このホコリの塊 ちょっとやそっとでは取れやしない。 毎回30分くらい、私は、ホース相手に格闘している。 決して綺麗ではないホースをのぞき込み、割り箸片手に、ホコリをほじくり出そうとしている私・・・・・ 自分で想像しても情けないぞ!H◎TACHIの開発員さんよ!!キィィ〜〜〜〜〜!!!!! おまけに、この詰まったホコリのせいか 紙パックが満杯になった時に出る<ゴミ捨てお知らせサイン> これが、紙パックを取り替えた直後でも、平気で出る。 サインが出れば 掃除機は、吸引力が落ちる。そういう仕組みだ。 腹が立つ。 ほんっとーーーーーーーーに腹が立つ! つまり、この掃除機は、 <この点が、他社の製品とは違う付加価値ですよ〜> と、くっつけた性能が、 すべて、掃除をする人間の足を引っ張っている という、いよいよな奴なのである。っとにもう、いよいよだ!! というわけで、私は毎度掃除をしながら、ハラワタが煮えくりかえって、 もうモツ鍋になりそうな今日この頃。 それでも、完全に壊れてるわけじゃないから、捨てる・・・というわけにはいかないし・・・・・ でも、使えば使うたびに腹が立つし・・・・・ で、これはもう、完全に <腹が立つし、不満だらけだけれど別れられない相手>そのものじゃないでしょうか????? 先に書いたバイト先の女性も 口にすることと言えば、大学生の男の子への文句や愚痴ばっかり。 だったら別れりゃあいいじゃん(←そもそも浮気なんだし)と、思うけれども それが出来ないのが恋愛という物。不思議な物。 でも、私達は知っている。 別れないのは、ただただ面倒くさいからだということを。 別れて、 また一から別の相手を捜すというのは、ものすっごいエネルギーを必要とするということを。 悪口しか浮かばないようなパートナーでも、ダラダラとつきあい続けてしまう方が、まだ楽ちん。 けど、 その相手より、ずっとずっとすんばらしい相手が突然現れて その人が都合良く、自分を好きになってくれたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?? そりゃあ、一発で別れることでしょう! なので、我が家も どなたかが「ミーレの掃除機、うちには2台あるから、1台あげようか?」 などと言ってくださったら 即、H◎TACHI君とは別れるはず。 ・・・可哀想だとは思うけれども。 悪いのは掃除機ではなくって、あれを開発したH◎TACHIの開発担当者なんだから。 それは、わかってはいるけれども・・・・・・・・。 と、ここまでムチャクチャな言われようをして 我がH◎TACHI君、 明日からストライキを起こしたりしないだろうか・・・・・・・・・・・と、ちょっと不安な本日。 (頑張って掃除してくれてるのは、わかってるんだけどねぇ・・・・・。) 朝: 目玉焼き、サラダ(カイワレ、サニーレタスのスプラウト、トマト、キュウリ) 豆乳のヨーグルトとキーウィ フランスパン2切れ、オリーブオイル、紅茶 昼: 鶏肉と大豆の煮込み(鶏肉、大豆、人参、サヤインゲン、昆布、ちくわ、しょうが) ゴーヤと人参の酢の物、冷や奴、紅茶 6月10日(火) 本日、我が香川県も梅雨入り。 梅雨・・・と書くからには、梅の実の収穫期なのでしょうけれど 我が家の<梅造>には、まだまだ実は無し。 なので、実の代わりに、にぎやか目のデコレーションを。 うっとうしい季節だけれども、雨の極端に少ない我が県には、大切な季節の到来です。 6月4日(水) おおお、これぞ平成の徳川綱吉! と、うなってしまったのは、昨夜、NHKのTVを見ていてのこと。 深夜、<ペット犬特集>なる番組があり そこで、<スター犬> つまり、ポスターとかTVのCMなどに引っ張りだこのワンコの 飼い主との生活が、放映されていたのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スター犬様、 神戸牛を召し上がっていらっしゃるじゃあありませんか! それから、無農薬の野菜(モヤシとアスパラガス)に無農薬の果物(リンゴとキーウィ)。 そして、当然、毎日お風呂にお入りになるのだけれど ただ毛を洗うだけじゃあありません。 入浴の後は、足の裏の肉球にも、乳液をしっかりと! いや、すごい。 すごい飼い主の情熱だった。 なんとかキャバリア・・・とかいう、可愛らしい、耳の長い、毛足のフサフサしたワンコで この可愛らしいお嬢様が、TVに出たり雑誌に載ったりするのが、も〜嬉しくって嬉しくって! というのは、よ〜くわかるけれど それにしても ワンコが稼いでくれるお金より ワンコの生活にかかるお金の方が、ずっと多いというのだから大変だ。 でも、飼い主としては、そういうものなんだろうなぁ・・・・・・・・・ と思ったのは、 そのトップに君臨するスター犬の下に 山のような、スター予備軍がいるのを見たから。 動物をTVや雑誌に紹介する事務所には、毎日、山のように、ペットの写真入りの手紙が届いているそうだ。 全国から。 「うちのタマを、ジョンを CMで使って〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!♪」 という、熱い思いを、 あんな、何十万人もの人が持ってるなんて・・・・・・・・・・・・・と、正直、ビックリした私だった。 そういう何十万犬の中の、一握りのスター様なのね。あのワンコは。 しかし、考えてみれば、人間だって TVに出てるアイドルや俳優さんは、 エステに通ってお肌に金をかけ、ヘア・メイクさんにしっかり顔を作っていただき スタイリストがバッチリついて、ああいう姿なのだった。 そうそう、以前、群ようこさんがエッセイの中で 女優さんと雑誌で対談するかなにかで、プロのヘア・メイクさんに化粧してもらい その作業の念入りさに、ビックリする一件が書いてあったっけ。 ・・・確か、顔のファンデーションを塗るだけで、1時間以上かかったとか。 あっちの色とこっちの色を混ぜて、塗り 顔のパーツによって、また色を変え、塗り、塗り、粉をはたき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ってなことで、大変な手間だったそう。 でも、出来上がりは「おおお!」と、自分でも思うほどだったらしいから やはり、プロの仕事は全然違うんでしょう。 そう、アイドルや俳優は、そうやってアイドルや俳優なのだ。 スター犬様が、足の裏に乳液を塗るくらい、当然と言えば当然なのかも。 ・・・などと考えながら、 でも、ちょっと複雑な思いで画面を見ていたら 食事のシーンで、つい笑ってしまった。 だって、ワンコは 当然、自分のことを、<スター>だとは思ってないらしく 出された物を、実にワンコらしく、ガガガガガッッ!!と、すんごい勢いで食べてしまっていたから。 もちろん、ひとかけらも残さずに。 ・・・・・・・これが猫ならそうはいくまい。 猫なら・・・、 実にかったるそうに食べ、 そして、必ず残す。 いや、我が実家で飼っていた歴代の猫は、すべてそうだったし 夫の実家の猫もそうだったと言うので 私は、猫ってそういうもんだと思っているのだけれど・・・。 ともかく、スター犬様の、犬らしい食いっぷりが実に良かったので 「ま、こういう飼い主さんなら、 この先何かあっても、ワンコを捨てるなんてことは、絶対にせぇへんやろうし〜。ま、ええか。」 と、楽しい気持ちで、番組を見終えることができたのだった。 犬でも人でも、一握りのスターが、そこら辺の一般大衆と同じような生活をしてるわけないですもんね〜。 過去の日記へ トップページへ戻る |