2002/10/1〜10/31

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10月29日(火)

我が国の風呂の入り方って、世界の中で、かなり特異なほうなのだろうか?
それとも、よくある形式なのだろうか?????
なんてことを、あらためて考えてしまった。
原因は、このところの寒波の襲来である。

香川県も、一気に冷え込んできたここ数日。
我が家もついに、入浴剤を浴槽に入れた。
これからしばらくは、カラスの行水ともお別れ。
あったかいお風呂にじっくりゆっくり入りましょう〜〜〜、ということで入浴剤の登場だ。
昨年に引き続き、ドイツはミュンヘン在住の友人が帰省の際に買ってきてくれた
<WELEDA>という、天然成分ものの入浴剤。

この入浴剤に関しては、昨年の日記にもチラリと書いたのだけれど
友人に手渡された瞬間、私は
「で、これ入れた残り湯、洗濯に使えるん???」
と聞き
友人に「・・・・・・・・・・・・・・・・え?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さぁ〜・・・・・・・・??????」
と、何でそんなことを聞くのだろう???という表情で答えられ
家に帰ってから
かのヨーロッパの国と、我が日本の風呂のシステムと入り方の違いをやっと思い出し、
そんな質問をした自分のアホさに、一人赤面してしまった・・・
という代物。
そう、きっとヨーロッパの多くの国の人々は
浴槽の湯を翌朝まで溜めておいて、洗濯に使うなんてことはするまい。
一人一人が入った後は湯を抜くか、シャワーだけで終わり。
<風呂の残り湯を吸い上げるポンプとホースが付いた洗濯機>
というのは、我が国ではもはや普通の商品だけれど
こんなの、さぁ・・・・・・、この地球上のいったい何カ国くらいにあるのやら???????

ともあれ、昨年、結局その入浴剤入りの残り湯で私は洗濯をした。
我が国の浴槽は、かなりでっかいので
洗濯をしても大丈夫なくらい入浴剤も薄まっているでしょうよ・・・と、勝手に判断をして。
そして、洗濯物も別に傷まなかったから、今年もそのまま洗濯をするつもりだ。

・・・この入浴剤と一緒に、友人が「おまけ」と言ってくれた物は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・どうなんだろう???


友人が、おまけでくれたのは<死海の塩>のバスソルトだった。
そう、今、美容関係の雑誌やHPでとっても評判の<死海グッズ>のひとつである。
ドイツでも人気らしい。
自分ではなかなか買わないものなので、とても嬉しくいただいた。
いただいたのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

寒波襲来の中、これを初めて使おうとして、私は「ウッ」とつまってしまったのである。
いくらなんでも、これの残り湯は洗濯に使えまい・・・・・・・・・・・・
と、ネット上で、このバスソルトの使い方をあれこれを調べてみると
そう、まさしく<使ってはいけませんよ!>と書かれている。
それだけではない。
風呂から上がる時には、髪や身体に軽くシャワーをしてから出るように、とある。
「うううううううううう。」
瞬間、頭に浮かんだのは、この言葉だった。
「水道代が・・・・・・・・」

これを風呂に入れた翌日は、洗濯に残り湯を使えない。
加えて、風呂からそのまま上がることはならず、日頃使わないシャワーをあびねばならない。
こ、これを一ヶ月も続けたら・・・・・・・・・・・?????????????

<死海グッズ>はお肌にとても良いらしい。
実際、一度、バスソルトを入れて入浴してみたのだけれど
気のせいか、お湯が柔らかくなった感じだったし、お肌もツルツルホワホワした気がした。
自己暗示の可能性も大だけれど。女というものは、得てしてこういう錯覚をしやすいものだから。
いや、でも、アトピーの人には好評だというのだから、やはり効果はあるのだろう。
・・・・・けれど
私は、これを続けることはアッサリあきらめた。
やるなら月一回がせいぜい・・・・・・・・・・。
そう、美よりもを取ったわけである。

つくづくこれは、日本式入浴法とは別の生活圏で発想された商品なんだな、と思った。
でかい浴槽に湯をはり、そこから湯をくみ出して身体を洗い
同じ浴槽の同じ湯に家族が順繰りに入り・・・という入浴法とは。

ところで、一体、こういう入浴法を実践している国って、世の中にどれくらいあるんだろう?
東アジアの他の国は???
外国を旅行しても、ホームステイでもしない限り、その国のお風呂のシステムってわからない。
ホテルや民宿は、どこも似たような作りになってるし。
各国のトイレ事情にはものすごく興味があったけれど
なんだか、急にお風呂事情も知りたくなってきたワタクシ。
そうそう、それから
あの<風呂の湯くみ出しポンプ付き洗濯機>が
世界中のどのくらいの地域に分布しているものなのかも・・・。
ああ!気になる!!!

昼: 豚肉と野菜の炒め物(豚肉、厚揚げ、赤ピーマン、緑ピーマン、にんにく、しょうが)
   みそ汁(白菜、油揚げ)、ハイビスカスのお茶


10月14日(月)

戦いは終わった。
やっと、終わった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



先週から続いていた、我が家と<ゴーヤについた青虫>との戦いである。
しつこかった。
ほんっと〜〜〜〜〜〜〜に、奴らはしつこかった。
「今度こそ、これが最後の一匹!!」
と、泣くような思いで捨てに行ったのに、翌朝またもやベランダにフンが・・・・・・・・
ということを、いったい何度繰り返したかしれやしない。
無農薬で農業をやってらっしゃる方は、本当に本当に大変だ
と、つくづく思ってしまった、戦いの日々だった。

しかし、
その消耗戦も、ついに終わったのである!
この2日ばかし、ベランダは美しい。
ついにやった!
やりましたよ!神サマ!
・・・と、喜びにひたっていたいところなのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
実は虫との戦いは、まだ後半戦が残っているのだった。
ここでボヤボヤしているわけにはいかない!


昨年の、ちょうど今頃のことだ。
ベランダに置いたゴーヤのプランターの土から、大量の羽虫がわいて出たのは。

「・・・・・・? なんだか窓に、妙にたくさん、羽虫がへばりついてるわねぇ・・・・・」
などと呑気に思っていた私は、プランターを見て仰天した。
10匹や20匹などという生やさしいものではない。
とんでもない数の羽虫が
その土の上を、ワラワラワラワラ歩き回っていたのだから。
うっひゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

が、
それだけならまだ許そう。
羽化して、どこかへ飛んで行ってくれればOKだもの。達者でね〜〜〜、てなものである。
問題は、
ある日そいつらが、
我が家の網戸にビッシリとたかって
いっせいに交尾を始めた
ということ。
この瞬間、私は理解した。
ソドムの街を滅ぼした神サマの気持ちを。
「い〜〜〜ぃかげんにしなさいよ!!あんたらっ!!!」
だ。
人んちの網戸で、よりにもよって、何やってるのよ!?!!!!!んもぉ〜〜〜!!!

と、旧約聖書の神サマに変わって、網戸に殺虫剤をぶちまけてやりたかったワタクシ。
けど、なんとかこらえた。
これが蚊やノミなら容赦はしない。
が、
こいつらは、うっとうしいことこの上ないとはいえ、ただの羽虫。
噛んだり刺したりするわけじゃなし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

というわけで、それから1週間
実にうっとうしい思いをしつつ、羽虫を避けて暮らした我が家だったのだ。
(隙あらば、部屋の中へ入ってこようとする奴らだったから・・・)
今年も、ボヤボヤしていたら、またあのソドムの街が再現されてしまう。
なので、本日、大急ぎでゴーヤのつるを刈り取り
近くの河川敷へプランターの土を捨てに行った。
ここでなら、いくら乱交パーティしてもいいからね〜羽虫、などと言いつつ。


かくして、今年もゴーヤの栽培は終了。
衣類の衣替えも終わったし、夏のスニーカーも洗った。
掃除と片づけものに明け暮れたこの3が日・・・じゃなかった3連休。
天気が良くって、実に幸せでした。
さぁ、これで心おきなく秋モード!
・・・と思っていたら
・・・・・・・・・・・・・・扇風機が、まだリビングに鎮座している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

昼: セルフのうどん屋<春日町市場>にて
   かけ小150円  おでん(豆腐)80円

10月10日(木)

昨夜の、<田中耕一さんノーベル賞受賞>の記者会見を見て
一瞬、明和電機の新手のパフォーマンスだと思われた方
いらっしゃいませんかー???(^フ^)



それはともかく、気の重いニュースの多い中
2人目の受賞は、良いニュースでした。っと〜〜〜〜〜に♪
博士号を持ってない、民間の研究者がゲットしたというのも、また楽しい♪嬉しい♪
記者会見は、笑えたし。
日本の株価は下がる一方で、気分は暗いけれど、
この受賞で文字通り島津製作所の<株が上がる>はず。
どれくらい上がるものなのか?
ちょっと興味津々で、本日の株式市場の動きを見る私。

10月7日(月)

お昼ご飯を食べ終えて、ちょっと休憩を・・・と、図書館から借りてきた本に手を伸ばした。
鈴木光司著 <仄暗い水の底から>
とうぜん、ホラー小説である。


実はワタクシは、ものすっごい怖がり。
肝っ玉が、人の5分の1くらいしかないのではなかろうか?
と常々思うほどの怖がりだ。
当然、ホラー小説も、ホラー映画も、怖い漫画も大嫌い!
映画の<シャイニング>なんて、全体の3分の1くらいは目をつぶっていたんじゃないかなと思う。
それでも、そう、
<シャイニング>を観た・・・ということでもおわかりのように
世の評判に負けて、こわごわとホラーものに手を出す・・・・・ということもたまにはあるのだった。

これまでで、読んだことを心底後悔したホラー小説は2つ。
絶対数が少ない中での2本だけれど
もちろん、<つまらなかったので後悔した>わけじゃあない。
読んだが最後、夜中に怖くて寝付けなくなったり
深夜、トイレに行けなくなって膀胱炎になりそうだったり、という後悔。

そのひとつは、鈴木光司著<リング>。
誰だってこれは怖いと思うけれど、他の人が怖いものは、私には5倍怖い。
読みながら
「読むんじゃなかった〜。読むんじゃなかった〜。」と心で泣き
でも面白いので止められなかった、つらい本だった。
怖いので当然ながら、映画の方はパス!

もうひとつは
スティーブン・キング著<呪われた町>。
御大がお書きあそばされた、オーソドックスな吸血鬼ものである。
これも、ほんっーーーーーーーとーーに怖かった。
夜中、窓の外を見ることが出来なくなるくらい、私には怖かった。
今では小説の内容はすっかり忘れてしまったけれど
ものすごく怖かった!!という記憶だけはしっかりと残っている。
そして、細かい内容を忘れてしまった今となって不思議なのは
この本に出てくる吸血鬼、大変に古典的なのにもかかわらず、怖いのだ。
つまり朝日が昇れば棺桶に退散し、十字架は嫌い。
ニンニクも苦手・・・・・だったと記憶しているのだけれど
これだけきっちりとルールを守ってくれるのなら、人間としてもなんとか避けようがあるのでは??
などと思ってしまう。
なのに、
何故か避けられない!
どんどん町の人がやられていって、も〜〜〜怖いのなんの。
いったいどうしてやられてしまったのか?なんであんなに怖かったのか?
もう一度確認してみたいのだけれど、怖くって、とてもじゃないけど読み直せやしない。


<仄暗い水の底から>は、短編集だ。
随分昔に出た本だけれど、最近新聞で紹介されているのを見て、ふと読んでみようか?
という気になったのだった。
で、幸いなことに、これは怖くなかった。あんまり。
ホラーファンなら激怒するところだろうけれど、私は神に感謝したい気持ちだ。
やれ良かった良かった。怖くなくって良かった♪♪
と、思っていた・・・・・・
のだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


夕刻。
私は、夕食の準備に取りかかった。
今晩のメニューはサンマ。
先日新聞で見た<サンマのコチジャン煮>が大変に美味しそうだったので
トライしてみることにしたのだ。
青々としたイキの良さそうなサンマもゲットできたし〜〜〜〜〜〜〜
と、気分良くそれをかっさばき始めた私。
が。

・・・・・・・なんとなく
「ウェェ〜〜〜〜〜〜〜〜」なのである。
気色悪いのである。いつになく。さばくのが。

Why!??
相手はサンマである。鯛じゃあない。
鯛をさばいたことがある方ならおわかりでしょうが、鯛は手強い。
以前、我が家は、親戚の結婚式の引き出物に<生鯛一匹>をいただき
それが下処理のしていない、内臓の入ったままのやつだったために、大騒ぎになったことがあるのだけれど
まず、あれの骨はぶっとい。でかい。
とてもじゃないけれど、私にはたたっ切ることもできやしない。
出刃包丁を握った夫が、これを3枚におろしてくれた時には
身がかなり薄くなっていたとはいえ、本当に神サマに思えたほど。
  そう、出刃包丁。
  とても文化包丁や三徳包丁では太刀打ちできそうもない。それが鯛。

そして、無事にさばけて良かった良かった♪
とも言っていられないほどの・・・・・
・・・・・後に残ったハラワタのキョーレツさに、私はひっくり返りそうになってしまった!
量といい、大きさといい
「ホンマに魚類か?!?」と言いたくなるような・・・・・・・・・スプラッタな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

それに比べれば、スリムなサンマなんて<屁>である。
こいつのおなかの中身なんか、屁のカッパ♪
のはずだった・・・・・・のだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
頭を落とし、内臓を引きずり出す、その感触が
いつになく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ウェェェェェェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」



よ〜〜くわかった。
身に染みた。
私のように、人5倍怖がりな人間は
魚をさばく前にホラー小説なんか読んじゃいけないんだって。



  ◎◎ ついでに、文中に出てきた<サンマのコチジャン煮>のレシピを。美味しかったので。 ◎◎

   <4人前として>
   サンマ大2匹  
   カブ2個(我が家は大根で代用)・・・5分ほど下ゆでしておく
   甘長唐辛子4個(シシトウ8個くらいで代用)
   長ネギ1本  
   干しシイタケ2枚・・・水で戻し、石づきを取って半分に切る
   シイタケの戻し汁+水を1.5カップ
   味付けの薬念 : 醤油大さじ4  コチジャン大さじ1.3  
           韓国産の粉唐辛子大さじ1(普通の唐辛子1本で代用)
           おろしニンニク小さじ1  おろしショウガ小さじ1
           酒大さじ4  みりん大さじ4(みりんのない我が家はハチミツ大さじ1で代用)


   下処理したサンマを、横半分の筒切りにして、それぞれ両面に2〜3ヶ所に切れ目を入れる。
   
   鍋の底に、1センチ幅に切った長ネギを敷き、その上にサンマを並べる。
   
   シイタケとカブを、その横に並べる。
   
   シイタケの戻し汁+水と薬念をよく混ぜ、鍋に注ぐ。
   
   鍋を火にかけ、煮立ったら落としぶたをして、5〜7分煮込む。

   中火にして甘長唐辛子を入れ、時々煮汁を回しかけながら5〜7分煮る。

   最後は煮汁がトロリとなったら出来上がり。(火を付けて約20分が目安)。


作ってみた感想としては
このレシピままだと、我が家にはちょっと味が濃すぎる感じ。
次回は、醤油とコチジャンを減らしてやってみようと思っております。
もちろん、ホラー小説なんか読まないで作りますとも!

10月6日(日)

タデ喰う虫も好きずき・・・とは言うけれども・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


毎年ベランダでゴーヤを栽培するのは、我が家の恒例の行事。
ソヨソヨとベランダで風に揺れるゴーヤの葉は、我が家の初夏から秋にかけての風物詩だ。
なにせゴーヤは強い。
水と日光さえあれば、放っておいてもドンドコ伸びる。
こんな苦い実や葉、虫たちも嫌いとみえて、これまで害虫で苦労した記憶もない。
なかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
のだが・・・・・・・・・・・・・・・・。

このゴーヤに、なんと今年、虫が付いた!
3日ほど前から、ベランダが妙に汚れているのが不思議だったのである。
プランターの土がこぼれたのかな??
と、思っていたのだけれど、よくよく見れば<虫のフン>!!
うっそぉ!?どこに!??と、思わず頭上のゴーヤをあおいだ。
そして、よ〜〜くよく目を凝らしてみれば、たしかにいたのである!
葉の中に、端っこの一部分がクルッと丸まっている葉がいくつもある。
「風に吹かれて、葉が丸まったのかな」などと思っていたのだけれど、
あにはからんや、このクルッとなった中に、虫がいるのである。青虫が!!
なんというか、葉っぱを<ちまきの葉>もしくは<柏餅の葉>みたいに身体の周りにかぶせて
ようするに、目隠しなのだろうけれど
その葉の陰で、モグモグ食事をし、プリプリプリッとフンをたれていたわけだ。
驚いて見つめている私の前で、プリッとやってくれた奴もいたわよ。コノヤロー!!!

ともかく!なんとかせねば!
こんなゴーヤなんかに付く虫がいようとは。いやはやいやはや。

時期的には、そろそろツルを刈り取って、もうゴーヤも終わりね・・・という時なのだった。
が、
・・・このまま刈り取って、虫ごと燃えるゴミに出すのって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・ち、ちょっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

もちろん!私が農家ならこんなこと考えない。
にっくき虫ごとやっつけてしまう!
けど、農家ではないのだった。我が家は・・・。

というわけで、気の弱い我々夫婦は、アホらしいとは思いつつも虫取りに励むことになってしまった。
っんとーーーーーーにアホらしい!!
しかし、必死で目を凝らしてみれば、いるわいるわ!取れるわ取れるわ!
保護色とは本当によく言ったものである。
気をつけてみなけりゃ、本当にわからなかった。ああ、ああ。
結局、20匹近くの青虫どもを捕獲して、私は近所の野原へコソッと捨てに行った。(あくまで、コソッと)。
そしてせいせいした気持ちで帰って来れば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・掃除したばかりのベランダに
テンテンテン・・・と、またフンが!!



以来、今朝まで、虫との戦いは続いているのである。
こんなに必死に捜して取ってるのに、いったいどこに隠れていやがるのか?あいつらは!
気分はほとんど、迷宮入りの事件を追う刑事のよう。
つくづく<虫が付く><虫がわく>って大変だ。
どうせならお年頃の時期に、私もこれくらい虫に付かれて欲しかったもんです。ったく。



ところで、本日は、我が屋島地区の秋祭りの日。
昨年同様、夫は肩こり解消のために御輿を担ぎに行こう!と、楽しみにしていたのだけれど
あいにく今年は、本日試験を受けに行かねばならなくなってしまい
願いは叶わず。
残念無念。
私はこれからお誘いを受けて
Penpenさんが参加され、出演されるというミュージカルの観劇にGO。
さあ!今日こそスカートをはくぞ!!(多分)

10月4日(金)


夕方、アイロンがけをしていたら、TVのニュースで釜山アジア大会の結果を放送し始めた。
フンフン・・・と、音だけ聞きながらアイロンがけを続けていたワタクシ。
「続いて、男子ビーチバレーボールの結果は・・・」
と、アナウンサーの声が聞こえた瞬間、私はアイロンを放りだしてTVの前へ走った。
ある期待に胸をふくらませて!
が、走ってTVの前に立って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
画面を見た瞬間
「なんじゃ!こりゃぁ!!」
と、思わずどなってしまったではありませんか!


物知らずな私は知らなかったのだ。
男子ビーチバレーのウェアがどのようなものか?を。
女子ならよく知っている。
スポーツブラみたいなトップと、ハイレグのボトム。セパレーツの水着みたいなやつである。
よって男子は、当然
<ビキニの海パンいっちょう>
だと思っていたわけだ。ええ、ええ。
ところが!

画面に現れた男どもは
ブカブカのランニングシャツに、太股の真ん中あたりまである、これまたブカブカのパンツ。
バスケのウェアそっくりなのであった。
「なんじゃ!こりゃぁ!!!!!」である!
何故??????
女子があんなにあられもない格好で
足をおっぴろげたり、コートにつんのめったりしながらプレーをしているというのに
何故??男はこんな、恥ずかしくもなんともない格好をしているの??Why!??????
・・・要するに、これが<女性の性の商品化>ということであろうか?


この手の疑問は、以前からあった。
例えばフィギュアスケート。
女子選手は、まぁ色々規制はあるとは思うけれど、
最近は短いスカートの下は<ハイレグパンツ>。
先のソルトレークシティ・オリンピックでは
女子シングルで金メダルを取った10代のアメリカ人少女など
ちょっと・・・・・・・・まずいんじゃない・・・???
と言いたくなるようなハイレグさだった。目のやり場に困るほど。
選手としては、ハイレグの方が動きやすいのかもしれないけれど
あのパンツでアラベスクのポーズなどやられると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

なのに男子選手ときたらどうだろう!?
相変わらずの長ズボン。
そう、<ズボン>としか言いようのないシルエットの、あれである。
私は、フィギュアスケートにはあまり詳しい方ではないので、知識が限られるのだけれど
私が知る限り男の選手で
ギリシャ神話のアドニスみたいな格好をした奴や
フンドシ一本の兄ちゃん、
なんてぇのは見たことがない。
もしいたら、スケート協会から相当うるさい指導を受けてしまうのではなかろうか?
もしくは選手登録から削除されるとか。
でも、女子はキャバレーのショーガールみたいなハイレグパンツでもOKなわけである。

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


ここで<女性の性の商品化をヤメロ!>と言ったところで止まるはずがない。
でも、女ばっかしが一歩的に商品化されるのはイヤだ。
世の中、無意識のうちに女性を見下している男性が多いのって
きっと、こういうのが影響してるんじゃぁないの??


というわけで、
本日TV画面の前でスカをくらわされた私は、声を大にして言いたい。

<男子ビーチバレー選手のユニフォームを
海パン(ビキニ希望)いっちょうに!!
それがダメなら、せめて3分丈のスパッツに〜〜〜!!!>

もちろん、上半身は裸だ!
おばはんの目も楽しませてくれ〜〜〜!!

もちろん、我が国には<力士>という
世界でも他に類を見ないほど、度胸のある格好で勝負するスポーツ選手がいるけれども
私はデブ専ではないので、それじゃあち〜〜〜っとも嬉しくないのである!

スポーツ協会のお偉い皆様。
あられもない格好をさせるのなら、男女平等に!ではないでしょうか??

朝: 野菜のオムレツ(緑ピーマン、ブラウンマッシュルーム、卵)
   サラダ(トマト、きゅうり、ブロッコリーのスプラウト)
   フランスパン2切れ、オリーブオイル、リンゴ、紅茶
昼: 豚肉と野菜の炒め物(赤ピーマン、緑ピーマン、豚肉、厚揚げ、にんにく)
   ひじきのサラダ、ハイビスカスのお茶



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