初恋のきた道
2000年 中国映画 チャン・イーモウ監督作品
<あらすじ>
文化大革命期の中国の山間部。僻地の村の小学校に若い男の先生が赴任してくる。
村の少女(チャン・ツイィー)は先生に一目惚れし、なんとか恋心を伝えようと
けなげに、かつとってもつつましくアタックを始め・・・・・・・・・
という、たったこれだけの話なのに、なんとも美しくて幸せな気分に満ちた映画。
もちろん、映画を支えるのは主演女優チャン・ツイィーの言うに言われぬ可愛らしい存在感。
「グリーン・ディスティニー」のお姫様とは、もはや別人。
彼女の顔を映しているだけで映画が成り立ってしまうなんて
まるで全盛期の吉永小百合様のよう・・・・・・・・・・。
一目惚れした先生と目があって嬉しくて
嬉しくて嬉しくて
テケテケテケテケ走って帰る。
もう足が地に着かないって状態の走り方、
それがもうたまらなく可愛かった♪
しかし!
見終わってしばらくして気づいた。
・・・・・・これって
ストーカーの映画
じゃないの?!?
だって、チャン・ツイィーが
先生会いたさに通り道で
じっと待ち伏せるとか、
先生が村を去った後、
先生の声を幻聴で聞くとか、
帰ってくると約束した日に
街から続く道に
零下何十度って中で一日中
立ちんぼで待って倒れるとか・・・。
彼女がものすごく可愛いので
何をしてもけなげ〜と
思ってしまうけれど
彼女がもし不美人だったなら・・・
・・・・・・・相当色合いの違った
映画になったのではなかろうか・・・?
ん〜〜〜、美人って何しても
得なのねぇ。
ってなこと、最後に考えてしまったので
この映画の幸福度は
100点満点の
95点。
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