ネオスチームの物語
大陸が分けられる遥か昔、古代の世界は人間が支配し、魔法と機械を融合させた、卓越した科学技術を用いて豊かな生活を営んでいた。 ポム族の中でも技術に優れた職人たち「マエストロ」が、未知のエネルギー「ネオスチーム」を貯えることができるリザーバーを発明してからは、古代科学はさらに速く、さらに高みへと発展していった。
しかし、強力な科学技術の力を恐ろしいものと考えた人間の王は、小さな島にマエストロを集め、ゆるやかなスピードで研究を進めさせていった。
そんなある日、大規模な地殻変動が起こり、人類はほぼ滅亡に近い状態になり、マエストロは小さな島に閉じ込められたまま巻き込まれ、永遠に姿を現すことはなかった。そして地殻変動により、もともと一つだった大陸は3つに分割され、その島の間には強大な台風が発生し、往来することができなくなったのだ。
地核変動により3つに分けられた大陸は、それぞれが独自の国家を築くこととなった。
エルフ族による魔法の力を中心に築かれたエリアッド王国。ポム族による技術力を中心に築かれたログウェル共和国。そして獣人族による自然崇拝を中心に築かれたタクシャン。この3つの国家は、各自の文化と宗教を持って築かれ、発展していった。
その頃、失われたマエストロの子孫、ポム族が失われた科学文明を再び蘇らせようとする際に、古代の遺産、ネオスチームリザーバーを発見した。
そして3つの国家はエネルギーストーンの存在や、その必要性を知った。ロフアイルに眠っているエネルギーストーンを自国のものとするために、今、3国をまたにかけた国家戦が始まる。
各国の冒険者達はロフアイルに赴き、溢れかえるほどのモンスターの脅威のなかで、なんとかネオスチームを自国に持ち帰った。
千年前に失われた強力な科学の力を取り戻した3つの国は、ふたたびまた、ありえないぐらいの速度で技術を発展させ始めた。
急速な発展のせいで、それぞれの国がより莫大なエネルギーを求めるようになるのは当然なことだった。国家間の緊張は、次第に強まっていった。 ついには、ロフアイルをおいた国家間の戦争が始まった。他の国家を圧倒するだけではなく、ロフアイルに生息する強力なモンスターから自国を守るためにも不可欠な戦争になってしまったのだ。
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