ダイアロス。そこは神秘に包まれた大地。様々な言い伝えだけがダイアロスを形作っていた。その中でもノア・ストーンの伝説は誰もが知っている。ノア・ストーンを手に入れた国は繁栄する・・・いや、それ以上の巨大な力を持つことができるという。多くの国々はノア・ストーンを狙い、幾度も兵士を派遣する。しかし、それらの派兵はことごとく失敗していた。
時は流れ、突如として世界中に出現する幻影。幻影はイルミナと名乗った。イルミナは言う。「近い未来に暗黒の時代が到来する・・・」イルミナに導かれた冒険者達は、ダイアロスへとやってくることになる。そこで彼らは、ダイアロスの未来(れきし)を知ることになる。
1億3000万年前。ダイアロスでは、高度な文明を持つモラ族がノア・ストーンの力によって栄えていた。しかしその後、ノア・ストーンを狙う人々がモラ族を迫害し始めることになる。この迫害によってモラ族はノア・ストーンを手放すことになってしまう。
そして、現在。現在のダイアロスにおける勢力は3つ。規律を重んじる竜騎士の国エルガディン。ラル・ファク教によって多種族を統制している自由の国ビスク。獣人を中心とする国サスール。これらの国々が、モラ族が手放した ノア・ストーンを巡りにらみ合っている。
しかし、10年後の未来。ある事件によって戦いの火蓋が切って落とされたのだった。まさしくそれはイルミナが予言した暗黒の時代。この戦争は、モラ族・イーゴの暗躍の結果である。イーゴはノア・ストーンの力を自らの手中に収めるために、様々な策略をめぐらせていた。それが実を結んでしまったのが10年後の未来――WarAgeなのである。
さらに、イーゴが支配する3000年後のFutureAge。全ての始まりである45億年前のChaosAge。全ての時代を行き来し、幾多の戦いを乗り越え、冒険者達は暗黒の未来を回避することができるのか。