M2-神甲綺譚-の物語
遥か昔、地球は大洪水に見舞われた。
多くの生物が滅亡し、大地は大量の水に覆われ、生物は残されたわずかな大地で生存することを強いられた。
水が引いた後、「中原大陸」と呼ばれる大陸が出現。
人類はその大陸で生活するようになったが、そこは野獣や凶暴な魔物が多く生息する危険な土地だった。
居場所を失い、滅亡寸前かと思われた人類の前に、「神人族」という民族が現われた。
彼らの使命は人類を危機から救うことだという。
「神人族」の「上古宝典」は人類の科学技術を驚異的に進歩させ、野獣や魔物たちを圧倒する。
さらに「神人族」は「周帝国」という強大な帝国を築き上げ、その後700年におよぶ平和をもたらしたのだった。
使命を終えて去っていった「神人族」に代わり、人類が「中原大陸」を統治し始めるが、長年に及ぶ平和は人間本来のもつ煩悩と欲望を増幅し、人類はお互い憎しみ、争いあうようになってしまう。
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