クロシーノ(CroXino)の物語
それは・・・遥か昔の話。天界を追放された堕天使デルトガッツが、恐ろしい魔物を引き連れて人間界に侵略してきた。人々は必死に抵抗したが、魔物たちの強力な力の前に次々と倒れ、人間界は徐々にデルトガッツの魔の手に落ちていった。
そんな時、仲間たちと共にデルトガッツに立ち向かう一人の英雄が現れた。彼の名はユークリッド。絶望的だった戦いは、英雄の出現により徐々に希望が見え始める。そして、長い戦いの末、ついにユークリッドはデルトガッツを魔法剣の中に封印した。
だが、慎重なユークリッドはデルトガッツがこのままおとなしく封印されるとは考えなかった。神殿の一番奥に剣を挿して入り口に厳重な鍵をかけた。
さらにその鍵を四つにわかち、伝説の竜達がそれぞれの住処で守り続けることとなった。こうしてデルトガッツの封印は完全なものとなるはずであった。
しかし、この時誰も気がついていなかった。封印される前にデルトガッツが分身を作っていた事を。そして、デルトガッツの封印を解こうと虎視眈々と機会を狙っていることを・・・。そして、一万年の時が流れた。物語はここから始まる・・・。
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