生命サイクル農業 戻る

あゆみ



昭和41年 20歳で父の後継者として就農。
       微量要素(ミネラル)が作物に与える影響について引かれ、野菜類に使用する。
       特に開花時の雌花と土壌に使用する。

昭和46年 クロールピクリン・・・土壌殺虫、殺菌剤
       ネモマール・・・・・・・土壌殺虫剤
       ホリドール・・・・・・・最強の殺虫剤
       これらを就農と同時に使用していたが、長男の誕生とともに生命というものを深く考えるようになり、
       無農薬栽培を試みる。

昭和48年 無農薬野菜を市場に出荷するが、虫食い葉や見た目の悪さから商品価値を認められず、すて値に買いたたかれる。

昭和49年 市場出荷する作物には、県の防除基準以上の農薬散布をし、見た目の良い作物を出荷しはじめる。
       同時に、自家消費の野菜にはできるだけ農薬を控えて栽培する。
       特に米には農薬の使用をやめる。また、数人の消費者に対して直販をはじめる。
       『生命サイクル農業』の始まり。

昭和59年 稲ワラの有機堆肥を本格的に製造する。
       その堆肥を用いて一部無農薬栽培の米作りをはじめる。

昭和61年 10a(アール)あたり3t〜5tという大量の稲ワラ完熟堆肥(二次醗酵までしたもの)を
       投入してきた田んぼには、農薬を使用しなくても健康な稲が育つようになった。
       この頃から、土の中の微生物が気になりはじめる。

昭和62年 稲作を生態系サイクル農業にし、有機栽培米の生産・販売に取り組む。
       マッシュルーム生産を導入して堆肥の有効活用をはじめた米は、平成5年の冷害による米不足の年から
       通信販売が大きく伸びる。

平成 6年 減農薬米の需要拡大にともない、周辺農家と契約し米の生産を依頼・買い入れをはじめる。
       また雑草対策にアイガモ栽培をはじめる。餌にはEM菌を増殖させた小米を使用し田んぼ全体へEM菌の拡散を図った。

平成 9年 農産物をできるだけ多くの人に販売する事を目的に、経営を法人化して
       社名を「有限会社  すとう農産」とする。

平成11年 『生命サイクル農法』を日本構造医学学会にて発表する。

平成15年 玄米の酵素を使用したボカシ(発酵肥料)をつくる。
       玄米の酵素(エンザイム)栽培をはじめる。