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アイガモ物語 A 梅雨に入る前の晴れの一日。



  若草色になった田んぼにアイガモのヒヨコを150羽はなしました。
  とまどうヒヨコもいます。
  広すぎてとまどうのか。
  親がわりの私達から離れるのが
  とまどわせるのか、チョッと聞いてみたい。
  7月20日ごろまで 昼も夜も 田んぼの中で過ごし 虫を食べたり 草を食べたりして
  大きくなる。
  星のきれいな夜は どんな夢を見るんだべか
  みんな よりそって寝る時は
  寝息が聞こえる事もあるから。
  イビキをかく子もいるんだな。
  朝と夕方の2回 えさを持って田んぼに行きます。
  人の姿を見つけると みんな小さな足で
  水の上を走るように かけよって来る
  こんな田舎の風景ですが
  強い風よ 吹かないでおくれ
  大きな雨粒よ 降らないで・・・・・・ヒヨコが
  ヒヨコがこわがるから。
  できれば毎日晴れれば いいんだけれど
  それが できなきゃ
  そよ そよ の風と 小さな少しの雨にしておくれ
  口に出さず 体の中で 声にする・・・・・・なんで!
  稲や野菜、ほとんどの植物には
  強い風も 強い雨も
  たまんにゃ 必要なんだよ


                               6月晴れの一日 日記