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〜アイガモものがたり〜
【5月25日】 ????? ここ、どこ? たまごの殻から出てすぐのことでした。 知らないおじさん達がぼくらを箱に詰め込んで、 なんだろうと思っていたけど・・・ >>朝、山形の藤倉種鶏場にうまれて。、 夕方、会津のすとう農産に到着したんだよ。 |
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興味しんしん・・・ ?なにコレ、なにコレ?? おのぼりおのぼり・・・ >>小さな水かきで踏んづけたり、まだ柔らかい くちばしでつついてみます。 ほわほわの毛が気持ちいいね。 |
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むくむく、むくむく・・・ ここがあったかくって、いいなあ・・・ すーーすーー・・・(眠っている) あいてて、踏むなよ〜 おやすみ、おやすみ・・・・・・ >>畜産電球をつるして、一晩中冷えないようにね。 底冷えしないように土の上にナイロン広げ、その 上にワラを敷いておいたよ。 |
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【5月26日】 翌日 ぱくぱく、ぱくぱく!! お腹すいたーー >>ひな専用のごはん(エサ)だよ。 こらこら、そこに登らないのよ。 |
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【5月28日】 >>こーい、こい、こい・・・ なんだ、なんだ、ここはどこ?? >>ほーら、水遊びするぞー(水慣らし。) こーい、こい、こい・・・ と言葉をかけて愛情かけて慣らすのです。 |
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>>(外ではひな達がピヨピヨ水浴び中) 今の内に、フンで汚れた敷きワラを取り換えて あげるからね。 母さんよっこいしょ、よっこいしょ!! >>ひな達はとってもキレイ好き。 ワラを取り換えてあげると、大喜びで跳ねまわります。 |
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わー。 なんだろ、ここ。 なんだなんだ、気持ちいいぞ〜 パシャ、パシャ!! >>初めての水浴びで、ちょっと緊張してたけど、 やっぱり夢中になるんだね。 |
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お空が暗くなってきたけど・・・ >>だいじょうぶ。 側で見ているからね。 (カラス・ネコ・イタチ・ハクビシンなどが狙いに こないようにね。) |
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>>大変、大変!! さ・・・寒いよ、動けない・・・ >>アイガモはお尻から油を出し、それを羽に塗りつける ことで水をはじくようにしますが、生まれつきできる訳 ではなく、練習して覚えて行きます。。 中には上手く油が塗れず、溺れてしまう子もいます。 ドライヤーで乾かしてもらって、ふう〜、気持ちいい。 特に、首のところを念入りにお願いね。 >>よしよし。ちいーと暑いけんじょ、我慢すんだぞー。 |
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疲れちゃった・・・(チュ) |
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【6月10日】 >>生後二週間、田んぼへ放鳥の日です。 ひなが寒がらないように、晴天の暖かい日にします。 この頃になると、あかちゃんの顔から、幼稚園児くらい になっています。 背も伸びて、ちょっと大人になったでしょ。 キョロキョロ・・・ここは、また違うところ? |
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>>何を思っているのかな?? 小さないのちが見つめ合い・・・ |
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ツンツン、ぱくぱく・・・ >>カエル・オタマジャクシ・バッタ・イナゴ・チョウチョ・ウンカ(稲につく悪い虫)・・・ アイガモの目線で田んぼを泳ぐと、「おいしそう」な 生き物達がいっぱいなのでしょうね。 草はあとあと。 たんぱく質、たんぱく質・・・ |
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あっちへも行ってみようかな〜 ぴよぴよ。 ちょっと曇ってきたよね。 |
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畦(あぜ、くろ)でひと休み。 毛づくろい、毛づくろい。 >>放鳥初日は、放してからしばらく側についていてあげます。 新しい環境でひなが怖がってしまわないように、また溺れる 者が出た時のためです。ひなを放すと、奥に見える森(木) からカラスが飛んできます。この頃はちょうどカラスも子育て の時期で、我が子のためのたんぱく質を探しているのです。 毎年、同じ田んぼでおいしそうなひながいますから、カラスも 覚えて待っているのです。 なるべく皆で、一緒にいるんだよ〜 |
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>>田んぼでの、初めての夜だね。 心細いかもしれないけど、皆でいるんだよ。 |
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