すとうさんに、聞きました。
酵素(エンザイム)農法とは?
うちの場合、玄米酵素を使用した米ぬか発酵肥料を作っています。だから、酵素(エンザイム)農法。
酵素(エンザイム)って、何ですか?
人間のからだをつくっているのは、細胞ひとつひとつです。いろんな種類の細胞がつながりあっているのが人間。骨も皮膚も細胞ですね。
この細胞をつくりあげる元、維持するちからが酵素です。
例えば、食べた豚肉がそのまま人間のからだになるわけではない。人間のからだに合うように、酵素が分解してくれるんです。
食事も、生命サイクル農業と同じです。健康な豚肉を人間の酵素が分解すると、健康なタンパク質となる。つながっているわけです。
酵素には様々な種類があります。その中で、うちが使うのは玄米の酵素。
なぜ、玄米酵素なんですか?
日本人はお米を主食とする人種なんで。豆でも動物でも、酵素ならいいと思うけど、お米が良いと思ったの。
玄米酵素って、どうやって作るの?
お米を発酵させるとアルコール(甘酒)になる。それに乳酸菌などを加えて二次発酵させます。(玄米酵素自体は、すとう農産で作っているのではなくて、玄米アミノ酸酵素粉体と液体を購入し、自社米ぬかに混ぜて肥料を作っています。)
玄米アミノ酸酵素はこちらで購入しています。
私たちは、必ずしも紹介されている通りの使い方をきっちと守って使っているわけでもありませんが、オリジナルの手法を加えてみたりしてやっております。
http://lmaibi.jp/index.html
人間のからだ、特に日本人のからだには乳酸発酵が良いと思っていたんです。日本には昔から漬物、味噌、醤油などの発酵食品の文化があります。
理論じゃなくて、前からかんじていたんです。マッシュルーム作ったり味噌を作ったりしてきて、肌でそれが良いと感じていた。
農家やっていると堆肥を畑に入れますが、すると良くなってくるんです。堆肥の中にもいろいろある。良い堆肥を入れれば、土は良くなんだよな。
それをなんとなく、肌で感じていたと思います。