はじめに
私の母が老人福祉施設に入所するまでの体験談を話したいと思います。私の体験談が、ご家族であるお年寄りの老人福祉施設への入所をお考えの方の参考になればと思ってこのホームページをつくりました。
要支援から要介護レベルへ
お年寄りをかかえている家庭では、遅かれ早かれ必ず介護の問題が生じます。今は元気に生活できているから心配ないと思っていても、いつどんなことが起きるか先の事は分かりません。私の場合も81歳になる母親がいますが、昨年(’08年)の夏ごろまでは、背中が曲がってきたもののなんとか動けていました。ところが、その年の秋半ば、洗濯物を取り込みに行ったときに転倒し、股関節を骨折してしまいました。救急車で運ばれた先は救急病院で、翌日さっそく手術をすることになりました。
その病院は救急病院であったため、そんなに長くは置いてくれず1ヶ月と10日あまりの入院後、リハビリ専門の病院に転院することを強く勧められました。しかたなく、次の病院に移ることになったのですが、母はそのときすでに歩けなくなっていました。その時は、骨折したところがまだ完治していないためだろうと思っていました。リハビリ専門病院に行けば、訓練によって以前くらいに歩けるようになるのではないかと軽く考えていました。