アトリエ SPHERE

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アトリエSPHERは、油絵・C.G・写真などで
構成した柳澤武雄の個人ギャラリーです。
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 新作展示室





 作品名  「生きよ、と。ハマユウ」  
                            
                          サイズ S3号
                         ジャンル 油絵
                制作年月日 2021年8月24日

 ハマユウを描きました。ハマユウのモデルは、40数年前に知人からいただいた株で、毎年開花
の時期になると毎日見てまいりました。咲く時の様子は、5月になると葉の間から伸びてくる太くて
長い花柄の先に10数個の花のつぼみが姿を現わします。充実したつぼみ4〜5個が夕方の頃から
花弁を開き始め、ユリの香に似た香りを放ちつつ夜中ごろまでに動きが見える感じに花弁を反り
返えらさせ続けて満開となります。それ以降はどんどんしおれていく咲きかたをします。
 開花は数個づつがバトンタッチするように進み、全てのつぼみが揃い咲きすることはありません。
 ハマユウを描くにあたっては、描きあがった時はどのような絵になるのかが想像できていない内
は筆を執りませんでした。小生は、40数年間、ハマユウの咲き始めから終わりまでを時系列的に
見てきた中で、その美は私の人格によるふるいにかかったと言いましょうか、見たいと思うハマユウ
像が見えたと思ったので筆を執りました。
 この絵は瞬間の美を描き止めようとしてかかっていたら、決して描けなかったであろう難しさがあ
りました。
 このS3号の絵は、大きい作品の制作過程で描いたエスキースです。以下の文は大きい作品で描
こうと思ったイメージを書き出したものです。
 ぽっかりと広がる砂浜。いつ頃の何処とも覚束ない、イメージに浮かんだままにキャンバスに映し
出した、うたかたの幻燈です。
 夏の夕暮れ、オレンジの陽は地平へと帰り、あたりは何事も無げな、ふだんの砂浜が広がってい
ます。凪が解かれたのでしょう、彼方からよい香りが漂ってきて、顔をあげれば月の光が満ちて青
白く、草むらの頂では何やら白い花のようなものが見えてきたので、もっと見たいと思い歩先を向
けた時、なんと、モカモカと舞い踊ったように見えました。一時息をひそめましたが、気を取り直して
近づいてよく見ている内に、この花」独特の咲きかたが分かってきて、ワクワク感が薄れ始めたの
でしたが、久々に不思議なことに見えた事との遭遇に、今迄に聞き貯めていた民話、民間伝承話し、
人びとが困っているときに八百万神が様々な姿で立ち現れて、助けてくれたといった話、などなどが、
一気に、だが、結構ごちゃ混ぜではあるが、蘇ってくることを楽しんでいました。ここで描く絵は、そ
れやら、いろいろ森羅万象の中で遭遇したことを練り込んで、想像を掻き立ててくれたハマユウを
軸にして、おもしろく描こうと思い立ちました。



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galerie1
シクラメンを描いた小さい作品を掲載しています。
あじさいを<写実>と<抽象>で表現した展示室です。
最新作2点を追加して展示中です。


ギャラリー2アイコン・虹のボタンGalerie2
2014年初の大きい作品を掲載しました。この作品と、前年の作品にはコメントを添付しました。

近作2点を追加して展示中です。
前人未踏の構図となった作品が含まれています。
今という時代の住人として感じたことを元に、提言、警鐘などのメッセージを
強力に発信しましようと思って構図を模索していたら、
このような作品となりました。


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