| 【病態】
骨折線が関節包内にあるか外にあるかにより、内側(内転)骨折と外側(外転)骨折に分類される。
大部分は内側骨折である。
1)内側骨折
・高齢者に多い。
・骨粗鬆症による骨強度低下で、転倒や日常生活的な過重などの外力によって生じることが多い。
・骨癒合が最もしにくい骨折。
理由
@骨折部が関節包内にあるため、外骨膜がなく骨膜性仮骨が形成されないことや関節液が骨癒合を阻害 する。
A骨頭の血流は、主に大腿骨頭部から入ってくるために、骨折により骨頭側の血流が阻害されてしまう。
骨頭壊死・偽関節形成のおそれ。
B骨折線が斜めになる事が多く、骨折部に剪刀が働くために、骨癒合が難しい。
C加齢により細胞活性が低い。 |