◆出血性脳梗塞とは?
出血性脳梗塞とは、脳梗塞内への出血です。
脳梗塞の中でも、塞栓症に多く見られると言われています。虚血範囲の大きいものほど出血しやすい傾向にあります。
出血は、@脳血管の近位部で閉塞が起こり血流が停止した後に、周囲血管系から側副血行により血液供給がおこなわれる時や、A一度、閉塞した血管から塞子の融解により再開通したときなど、再開通した虚血部に起こります。
再開通後に高血圧が続いたり、心原性脳塞栓症で抗凝固薬を投与していたりしているような場合には、大出血を起こすおそれがあります。
これは、高血圧による穿通枝の破綻や、抗凝固薬による止血機構の低下によって大出血となるもので、多くは症状が増悪し危険です。
急性期の血圧管理は「上げすぎず・下げすぎない」ことが大切です。また、神経症状をこまめに観察し、患者さんの変化を早期に発見できるようにすることが大事です。

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