◆脳血栓症と脳塞栓症の違い
「脳血栓症」は、脳の血管の狭窄部位に徐々に血栓が形成されて起こります。 原因として、動脈硬化を起こした血管の内膜にコレステロールや中性脂肪などが沈着して内膜が肥厚し、さらにそこに潰瘍や血栓が形成されて粥状(アテローム)硬化が形成され血管が閉塞することで梗塞を起こします。アテローム硬化が原因で起こる梗塞を、アテローム血栓性閉塞と言います。

「脳塞栓症」は、心臓内の血栓や、大動脈、頚動脈に生じたアテロームなどが剥がれ末梢の脳血管に詰まって閉塞をきたしたものを言います。心房細動などの不整脈、弁膜症、糖尿病、高血圧などが危険因子となります。

脳塞栓症の方が、脳血栓症よりも、早く症状が表れることが多く、重篤になりやすいです。

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