現在10組に1組の夫婦が不妊に悩んでいると言われています。
そのうちの一部の方が医療機関を受診されるわけですが、実際にはどんな優秀な医療を施しても全ての夫婦が赤ちゃんを得られるわけではありません。
とりわけ通常の外来診療では施設により多少の差はありますが、受診後2年以内に妊娠するケースが多く、その後は次第に妊娠例は少なくなっていきます。
原因不明の不妊症や、原因を治療しているにも関わらず妊娠できない患者さんは大勢います。
そう言った以前はあきらめていた長期不妊の御夫婦も最近は体外受精・胚移植などの高度生殖医療が開発されたため、希望が持てるようになってきました。
しかし、それでもやはり妊娠できない御夫婦はいらっしゃいます。
一組でも多くの御夫婦にと日夜研究が進められているのです。