TRHテストはプロラクチンを正確に測定する負荷テストです。単純な採血でもプロラクチンのおおまかな高低は把握できますが、当院では隠れた高プロラクチン血症を発見するため、TRHテストを行っています。

 測定にはまず採血を行い、そこにTRH(甲状腺刺激ホルモン分泌ホルモン)を注射して、15分後と30分後に2度採血しています。

 これはプロラクチンのピークがこの頃に認められるからです。

 ストレスや痛み、薬物などで検査結果が左右されることがあり、注意が必要です。