不妊原因の1/4〜1/2は男性側に問題があると言われており、女性側の検査と同時に男性側の検査も進めていきます。4〜5日禁欲ののち、用手的に精液を採取していただきます。

 

 得られた精子を顕微鏡下で観察し、数や運動率、奇形の有無等を検査します。

 検査に非協力的なご主人も時折いらっしゃいますが、女性側の検査や治療はたいへんであり、痛みを伴うことも多いものです。男性側の精液検査は簡便ですので進んで検査を受けていただきたいものです。

 

 

この図は日本シェーリング(近畿大学 星合先生監修)のものを引用させていただきました。