子宮卵管造影(HSG)は造影剤(レントゲンにうつる液体)を子宮口から注入し、子宮の形の異常や卵管の通過性の有無をみる検査です。

 通常基礎体温の低温相に行います。高温相で行うと卵管が閉塞していると誤診される場合があり、注意が必要です。

子宮卵管造影で診断できるものは、

子宮筋腫

子宮内膜ポリープ

子宮奇形

卵管閉塞・狭窄(詰まっているとか、狭いということ)

など、多岐にわたっており、ここから発見される異常は手術や体外受精などの治療が必要となるケースが多いのが特徴です。