子宮奇形は生まれながらにして子宮の形状に異常がある病態です。

 現在では子宮奇形は不育症(妊娠しないのではなく流産を繰り返す)の原因として考えるのが主流ですが、筑波大グループでは不妊症の原因としても注目しており、重症の奇形は積極的に手術をお薦めしています。

正常子宮

 子宮奇形の例

不全中隔子宮

双頚双角子宮

重複子宮

単角子宮

などがあります。