子宮は裸電球様の形をしており、中空で、中で赤ちゃんを育てるようになっています。

 その内張りをしているのが子宮内膜です。受精卵はここに着床します。

 子宮の左右には一対の卵管・卵巣があります。

 卵巣から排卵した卵は、卵管采にとらえられ、卵管内を子宮に向かって移動します。途中で精子と出会い、受精すると考えられています。

 子宮頚管は頚管粘液を分泌し、膣から侵入した精子を子宮内に導きます。

 女性ホルモン(卵巣ホルモン;エストロゲン・プロゲステロン)を分泌するのは卵巣であり、子宮はホルモン分泌はしません。子宮は陣痛で赤ちゃんを押し出す必要があるため、壁が筋肉でできています。

この図は山之内製薬(東京大学 武谷先生監修)のものを引用させていただきました。