枯れる森 16

 涸沼は、水戸の近くで水に親しめるよい場所でした。しかし、最近は様子が大分変わりました。
2000年4月13日。久しぶりで湖岸を少し散歩しました。魚がたくさん死んでいます。大きい鯉や、鮒、ぼらなどです。少し歩くとすぐ見つかります。しばらく前までこのような光景は、ありませんでした。どこに行っても自然の傷む姿が目に入ります。左の魚は、鯉です。そばに1.5リットルのペットボトルを置きました。右の魚は、ぼらです。
                                          

   


追記 2000年12月13日 涸沼のそばに涸沼自然公園があります。2000年04月13日に出かけ、コブシの花を描きました。そばでヒノキが立ち枯れていました。2000年12月13日 同じ木を見たら、切り株になっていました。切り株番号14です。枯れたら切り倒す。これが現在のやり方です。切り倒したところで自然は戻りません。切り株のそばでは、苦しそうにしている木が何本かありました。半年、一年後にまた様子が少し変わるでしょう。

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